【定山渓の観光ガイド】四季折々の景観と体験を満喫!
豊かな自然に恵まれた「定山渓」は、風光明媚な景観が広がる北海道屈指の景勝地だ。
長い歴史を持つ温泉街だけでなく、グルメ・アクティビティ・絶景といった多様な魅力であふれている。
この記事では、「定山渓」の見どころや楽しみ方を中心に紹介していく。
訪れるべきお勧めの人気スポット・飲食店など、観光に役立つ情報をまとめているので、ぜひ最後まで読んでほしい。
目次
定山渓ってどんなところ?
「定山渓」は北海道札幌市、市内の中心部から車で1時間ほどの場所にある。
「支笏洞爺国立公園(しこつとうやこくりつこうえん)」内に位置するため、周囲は渓谷や森林など豊かな自然環境に恵まれ、”札幌の奥座敷”とも呼ばれている。
日本有数の温泉街としても名高く、国内外から年間240万人の旅行客が足を運ぶ風光明媚な観光地だ。
江戸時代末期の1886年に開湯した長い歴史を持ち、現在もたくさんの人から親しまれている。
温泉街の中心には足湯や手湯も点在し、優れた泉質を持つ湯に入れば身も心も癒やされる。
もちろん温泉以外にも見どころは多く、アクティビティ・ご当地グルメ・絶景など、自然と交差する多彩なスポットが目白押し。
「定山渓」だからこそできる体験が観光客を魅了し、特別な時間と想い出をもたらすだろう。
定山渓へのアクセス
北海道および札幌観光の玄関口となる「新千歳空港」を起点にした、「定山渓」へのアクセスを紹介する。
定山渓周辺には電車が通っていないが、バスが出ているため、公共交通手段だけでアクセス可能。
また、予約は必要だが新千歳空港から定額運賃タクシーを利用すれば、約1時間30分で到着する。
宿泊するホテルによっては、札幌駅などから無料の送迎バスが出ているので、対象の施設を選ぶのがお勧めだ。
- 経路
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1. 「新千歳空港」から「新千歳空港駅」まで徒歩(5~6分)で移動
2. 「新千歳空港駅」からJR快速エアポート号・札幌行などに乗車し、「JR札幌駅」で下車
3. 「JR札幌駅南口」から札幌駅前のバス乗降場〔26番・27番乗り場〕まで徒歩(5~6分)で移動
4. 「札幌駅前」から「じょうてつバスorかっぱライナー号」に乗車し、「定山渓」で降車
※かっぱライナー号は直行便、要予約 - 所要時間
- 約1時間〜1時間30分
四季折々の魅力を感じられる定山渓
「定山渓」は四季折々で異なる魅力を持っており、どの季節に訪れたとしても満喫できる。
これほどまでに様々な表情を見せる観光地も珍しく、知れば知るほど好きになっていくだろう。
観光するタイミングを迷っている方は内容を参考に、お気に入りの「定山渓」を見つけてほしい。
春紅葉と桜に包まれる「春の定山渓」
新緑の息吹とともに少し遅めの5月に春の訪れを迎える「定山渓」。
徐々に暖かな日差しが出始めると、周囲は白銀の世界から「春紅葉(はるもみじ)」の世界へと変わる。
秋のような紅葉を見られる「春紅葉」は北国ならではの現象で、桜と紅葉のコントラストを楽しめる貴重な体験ができる。
春に散策するなら、市内最大規模の11種約800本の桜が咲き誇る「小金湯さくらの森」は特にお勧めのエリアだ。
水上アクティビティを満喫できる「夏の定山渓」
夏の「定山渓」は、雄大な大自然を生かした様々なアクティビティを楽しめるのが魅力。
温泉街を流れる渓流で自然の音・空気を感じる、カヌーやラフティング、SUPといった水上アクティビティが人気だ。
そして夜は、「定山渓」を代表する夏のイベント「定山渓ネイチャールミナリエ」に注目してほしい。
2016年から始まった同イベントは、光の演出が自然の美しさを一層引き立てる夜のライブパフォーマンス。
「二見公園」から「二見吊橋」にかけて行われ、散策路には煌びやかなイルミネーションが施される。
美しい自然の新鮮な空気を吸い、清涼スポットで遊び倒し、温泉でリフレッシュした後、イルミネーションを満喫すれば、最高の一日になるだろう。
全国屈指の紅葉の絶景を見られる「秋の定山渓」
秋の「定山渓」の見どころと言えば、やはり真紅に燃える紅葉は外せない。
温泉街を流れる豊平川と渓谷の寒暖の差によって、美しく鮮やかな色彩を生み出す。
四方が紅葉に囲まれているため、一帯を歩き回るだけでも十分に満喫できる。
客室・露天風呂・観光地・水上アクティビティなど、シーン別に景色を比べられるのも「定山渓」ならではの贅沢な体験だ。
10月からは、人気の5大紅葉エリアにシャトルバスで行ける「五大紅葉」も始まるので、参加するのも選択肢のひとつ。
また、秋の味覚に触れるフルーツ狩りやバーベキューもお勧め。
桃・ぶどう・りんごなどの様々な果物の品種を、フレッシュな状態で堪能できる上に、食べ比べも楽しめる。
雪の美しさ・楽しさを堪能できる「冬の定山渓」
雪国ならではの極寒によって創り出される自然美が冬の「定山渓」の魅力。
降り積もる雪と白く覆われた木々の静寂が織りなす様子は、天然のアートとも言える絶景だ。
北海道民には日常的なふかふかの新雪を歩く経験も、観光客にとっては非日常で珍しい体験になるだろう。
露天風呂に浸かりながら眺める雪景色もかけがえのないひと時だ。
そんな一面が白銀の世界に包まれた冬にしかできない、アクティビティ・イベントが盛りだくさん。
極上のパウダースノーを楽しめる「札幌国際スキー場」や、オールシーズン利用できる「八剣山ワイナリー焚き火キャンプ場」での雪見キャンプが特にお勧めだ。
「定山渓神社」で行われる「雪灯路(ゆきとうろ)」も注目のイベント。
スノーキャンドルが灯る様子や光・映像・雪が融合した特別な演出を中心に、同神社の魅力を最大限に引き出す。
多くの人の心を掴む何とも不思議な景色は一見の価値ありだ。
定山渓の魅力が詰まった人気観光スポット5選
「定山渓」の魅力が凝縮された、人気スポットを5つに厳選して紹介する。
いずれも一歩足を踏み入れれば、「定山渓」ならではの荘厳な雰囲気や美しい光景に出会えるだろう。
温泉・絶景・自然を最大限に感じられる場所もあり、訪れて後悔はしないはずだ。
「定山渓」を観光する際は、これらのスポットを巡るプランを立ててみよう。
1. 二見定山の道
「二見定山の道」は、定山渓温泉の象徴「かっぱ大王像」がある「二見公園」から始まり、豊平川に沿って上流へと続く道を指す。
紅葉の名所として有名な朱色の「二見吊橋」を渡り、「かっぱ淵公園」や「親水公園」を通り抜け、「赤岩の澗」が現れるおよそ往復2.5kmの小道である。
「癒しの回廊」とも称される散策路で、季節を問わず多種多様な森と自然の景観を堪能できる。
これらの景観から聞こえてくる、花木々の呼吸や動物の鳴き声、川のせせらぎといった生命の息吹に触れられるのが何よりの魅力だ。
時期・時間帯・見え方で大きく変化を見せる表情に驚き感じるとともに、新しい発見ができるだろう。
2. 豊平峡ダム
豊平峡は、札幌市全体の治水である豊平峡ダムを中心に湖と緑が織りなす雄大な自然の景観美あふれるスポット。
夏は深緑と巨大ダムのコントラストが美しく清々しい大自然に囲まれ、紅葉時期は、日本全国でも有数の紅葉スポットとして人気がある。
3. 定山渓神社
1911年に札幌市南区に建立された「定山渓神社」は、温泉街を望む高台にひっそりと佇む。
祭神には「大己貴神(おおなむちのかみ)」のほか五柱を祀り、「定山渓温泉」の礎を作った美泉定山も合祀(一緒に祀る)している。
商売繫盛や恋愛成就などのご利益が期待できる隠れたパワースポットだ。
参道脇に咲く春のエゾエンゴサクや新緑をはじめ、自然と静寂に包まれており、四季折々の豊かな花木が境内に彩りをもたらす。
奥には夕日岳の登山口があるため、登山者の憩いの場所としても人気を集める。
4. 心の里 埜のてらす
温泉街エリアにある「心の里 埜(の)のてらす」は、2022年11月にオープンした複合型の新スポット。
本格料理・ご当地グルメが食べられるレストラン、様々な体験ができるアクティビティ、自然と触れ合えるレジャーなど、「定山渓」の魅力を余さずに楽しめる。
その他にも、屋外テラスやドックラン、足湯ラウンジと心躍るような施設も多く、1日中遊んでも飽きない。
家族・友人らのグループで、一緒に想い出を作ることも、好みのエリアで思い思いに満喫しても良いという、柔軟性の高さもお勧めのポイントだ。
5. 定山源泉公園
定山渓温泉の基礎をつくったとされる修行僧・美泉定山の生誕200年を記念して2005年に開園した「定山源泉公園」。
園内は美泉定山が温泉と出会った風景が再現されており、美泉定山の像やさまざまな温泉設備が用意されている。
園内にある足湯には、定山渓温泉の源泉が利用されており、ナトリウム塩化物泉の定山渓の名湯を気軽に楽しむことができるとして人気が高い。
定山渓温泉を構成する4つの温泉
定山渓温泉とは、「定山渓温泉」・「小金湯温泉」・「豊平峡温泉」・「薄別温泉」の4箇所の温泉から成る温泉郷である。
岡山県出身の修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)が、アイヌ人の案内で泉源を発見した1866年から歴史は始まった。
その後、開発に尽力した美泉定山は多くの困難を乗り越え、温泉の礎を築きこの地を「定山渓」と命名。
大正時代(1912年~1926年)に定山渓鉄道が開通、さらに昭和時代(1926年~1989年)初期には、周辺に多くの旅館・ホテルが建設されたことで「札幌の奥座敷」と呼ばれ、北海道を代表する温泉地となった。
豊かな自然に恵まれた「定山渓温泉」は、今日も先人たちの想いを受け継ぎ、訪れる人々を温かく迎え入れ、心身に癒しを与え続ける。
1. 定山渓温泉街
定山渓温泉を代表する歴史ある温泉街。
泉質はナトリウム・塩化物泉となっている。定山渓温泉の泉源は56ヵ所あり、温泉街を流れる豊平川の月見橋付近と高山橋付近に集中している。
川岸や川底にある岩盤の割れ目から自然湧出しており、湧出量は毎分8,600ℓ、湧出温度は60度〜80度と比較的高温になっているのが特徴。
2. 豊平峡温泉
札幌市内で唯一、源泉を直接浴槽に注ぐかけ流し温泉「豊平峡温泉」。
温度調節や加水などまったくしない100%かけ流し温泉は、温泉大国・日本でも希少な存在。温泉の泉質そのままの効能が期待できる温泉として人気がある。
こちらの温泉では、日本最大級の露天風呂を有していることでも有名。無意根の湯、ふくろうの湯、遊湯の湯の3つの温泉があり、最大入浴人数は200人にも及ぶ。
3. 小金湯温泉
明治時代(1868年~1912年)に開湯し、1世紀以上の歴史を持つ「小金湯温泉」。
シンボル・推定樹齢700年の桂の大木に見守られながら、風光明媚な湯治場として古くから親しまれてきた。
「単純硫黄泉(弱アルカリ性)」源泉100%の泉質は、筋肉痛・関節痛・疲労回復といった効能を持ち、リラックス効果が期待できる。
小金湯温泉には2つの施設があり、ひとつは「湯元 小金湯」。
露天風呂・内湯・つぼ湯・ミスト/ロウリュウ付きサウナと施設も充実しており、季節ごとに変わる美しい景色は格別だ。
もうひとつの施設は、「小金湯温泉 湯元 旬の御宿まつの湯」。
豊平川と山々を眺められる露天風呂に浸かれば、非日常の時間を過ごせるだろう。
温泉旅館であるため、日帰り入浴だけでなく宿泊も可能。
4. 薄別温泉
定山渓温泉から南西に5km、薄別川沿いにある「薄別温泉」。
泉質は三大美人の湯のひとつである「炭酸水素塩泉」で、肌の汚れや古い角質をやさしく落とす、クレンジングのような作用が期待できる。
「薄別温泉」にある施設は「佳松御苑」のみ。
全客室スイートルームで、豊かな森林を見渡せる展望風呂付き。
北海道の素材・家具を使用した客室は、洗練されつつも温かみがある、極上のプライベート空間となっている。
入浴後にビューティープログラムやタイ古式マッサージを受ければ、心も身体も癒やされる至福の時間を過ごせるだろう。
定山渓で訪れるべき人気飲食店3選
定山渓に来たら行くべき、人気の飲食店とグルメスポットを3つ紹介しよう。
いずれも「定山渓」でなければ味わえない良さがある。
美味しいのはもちろん、絶好の立地が最高のスパイスとなって旅行に深みを与える。
心もお腹も満たしてくれるので、ぜひ立ち寄ってほしい。
1. 山ノ風マチ
定山渓温泉の一角に、新たにできたグルメエリア「山ノ風マチ」。
エリア内には、宿で楽しむおつまみにぴったりの自家製の拘りの燻製も購入できるお洒落な雑貨屋「カゼマチマートと燻製デザイン研究所」や、北海道のジャージャー牛乳を使ったジェラートを味わえる「雨ノ日と雪ノ日」、足湯に浸かりながら自家製パンを食べられる「エクスクラメーションベーカリー」など、魅力的な飲食店が集結。
少し離れには、パティシエが手作りする和洋折衷のスイーツが人気の「坂ノ上の最中」などもある。
定山渓の豊かな自然に溶け込んだ空間を散策しながら、様々なグルメを味わおう。
3つの宿泊施設もあり、いずれも温泉に浸かれるだけでなく、個性豊かでその施設ならではの時間を過ごせる。
2. ONSEN食堂
「豊平峡温泉」のレストラン内に併設されている”ONSEN食堂”。
同食堂はネパール人スタッフが作る本格的なインドカレーを味わえるお店として有名だ。※食堂だけの利用も可能
数十種類のスパイスが入ったカレーは風味が豊かかつ、野菜の甘みも感じられて美味しい。
たっぷりのルーに、一つひとつ大きい具材がゴロゴロ入っているため、ボリュームがすごく満足感が得られる。
ポーク・ラム・ベジタブルとカレーの種類も多く、辛さが5段階から選べるところも嬉しい。
また、江丹別産のそばの実を毎朝石臼で挽いて作る”十割そば”もカレーと並ぶ代表メニュー。
3. 大黒屋商店
“大黒屋商店”は1931年創業の老舗まんじゅう屋で、「定山源泉公園」の向かいに店を構える。
90年以上同じ場所、同じレシピで伝統の味を守り続けている。
名物メニューは毎朝手作りされる蒸したての「定山渓温泉まんじゅう」。
柔らかく薄めの皮に黒糖あんをたっぷりと包み込んだ無添加のまんじゅうで、自然な甘さと昔ながらの優しい味わいが特徴だ。
賞味期限はわずか3日というところからも、原料へのこだわりが伺えるだろう。
バラと9個入りからの箱売りで販売しており、1個75円とお手頃価格な点も嬉しい。
3~4個買って温泉街の情緒を楽しみながら、食べ歩きができるのも魅力のひとつ。
ただし、人気のため午前中には売り切れることが多いので、早い時間に訪れるのがベスト。
宿泊するならココ!定山渓の人気宿泊施設3選
最後に「定山渓」に位置する人気ホテルを3つに厳選して紹介する。
いずれも札幌市周辺からのアクセスが良好で、「定山渓」の自然景観が楽しめる魅力的な施設だ。
客室・食事・温泉にもこだわりを持っており、日本らしいおもてなしを受けられる。
3ホテルとも無料の送迎シャトルバス(完全予約制)があるのも嬉しいポイント。
1. 定山渓万世閣ホテルミリオーネ
“定山渓万世閣ホテルミリオーネ”は、定山渓観光の起点となるバス停「定山渓」から徒歩1分の好立地にあるリゾートホテル。
和室・洋室、展望風呂付きの部屋など全297室からなる客室は、非日常感を味わえる癒やしの空間だ。
注目はナトリウム塩化物泉が自然湧出する定山渓温泉。
肌に優しいと評判で全身を湯に包むと体の芯から温まるため、冷え性に悩む人に特にお勧め。
また、地産地消にこだわったビュッフェスタイルの料理も評判が良い。
約80種類のメニューが用意されており、北海道の味覚を存分に食べられるだろう。
2. 定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌
定山渓温泉内の森林に囲まれた静寂な場所にある“定山渓 鶴雅(つるがり)リゾートスパ 森の謌(うた)”。
芝生のカーペット・森の中をイメージしたビュッフェ・水のカーテンなどの施設を通じてホテル全体が外と繋がり、森のオアシスにいるような気分を味わえる。
暖炉でマシュマロを焼けたり、ラウンジバーで贅沢な大人の時間を過ごせたりといった、同ホテルならではの遊び心にあふれた楽しみも提供しているため、滞在中は素敵な思い出が作れるだろう。
3. ぬくもりの宿 ふる川
“ぬくもりの宿 ふる川”は、バス停「湯の町」からすぐの場所に位置する古き良き宿泊施設。
自然に囲まれた環境のもと、ふるさとに帰ったような温かみのあるおもてなしを提供する。
100年前の古木・石、裸電球を使う「ゆ瞑み」は、美泉定山が開湯した湯守を再現した趣深い湯処。
水の一滴も加えない100%源泉の天然温泉で、湯温が下がると底から源泉が湧き出る。
何ともノスタルジックな裸電球の灯りに歴史の想いを馳せれば、「定山渓」の原風景が感じられるだろう。
温泉でリラックスしたら、”手づくり”と "出来たて”にこだわった夕食も楽しんでほしい。
定山渓に関するよくある質問
Q
定山渓の紅葉の見頃は?
10月上旬から10月中旬にかけて例年見頃を迎えています。
Q
小樽から定山渓まではどれくらい時間がかかる?
2時間~2時間30分(JR線・じょうてつバス利用時のルート)を目安に考えると良いでしょう。
まとめ
この記事では、四季の移ろいが美しい「定山渓」の見どころや周辺の人気スポットを中心に紹介してきた。
新千歳空港や札幌中心部からのアクセスも良好で、様々な形で癒やしの体験ができる「定山渓」。
他では味わえない自然環境を活用したアクティビティにも、ぜひ挑戦してみてほしい。