
絶景と様々な体験を楽しめる福岡のシンボル・福岡タワーの観光ガイド
福岡のシンボルとして愛されている「福岡タワー」。
展望室では地上123mの高さから福岡の街や美しい海、夜には「夜景100選」に選ばれた絶景が楽しめる。
福岡の中心部からアクセスしやすい位置にあり、周辺には観光スポットも多く、福岡観光にお勧めのスポットだ。
この記事では「福岡タワー」の見どころはもちろん、周辺でお勧めの観光スポットも併せて紹介しよう。
福岡タワーってどんなところ?
福岡県福岡市に位置する「福岡タワー」。
1989年に開催された「アジア太平洋博覧会」のモニュメントとして建てられたランドマークタワーで、福岡を代表する観光スポットだ。
タワーの全長は234mあり、海浜タワーとして日本一の高さを誇る。
地上123mにある最上階の展望室からは、福岡の街並みや博多湾に沈む夕陽、「夜景100選」に選ばれた景色を、360度の大パノラマで望める絶景スポットだ。
そんな「福岡タワー」は2024年に開業35周年を記念し、リニューアル。
カップルや家族に人気のコーナー「恋人の聖地」がリニューアルされ、新しいビュースポットや様々なフォトスポットが加わり、さらに魅力的な施設となった。
福岡の絶景だけでなく、多彩なエンターテイメントやフォトスポットも充実。
様々な体験ができる福岡タワーへ足を運んでみよう。

福岡タワーへのアクセス
福岡の観光拠点である「博多駅」を起点に、福岡タワーへアクセスする方法を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
電車でもアクセスできるが、乗り換えが多いため、バスでのアクセスがお勧めだ。
- 経路
-
1. 「博多駅博多口」を出て、徒歩で「博多バスターミナル」へ移動
2. 「博多バスターミナル」で西鉄バスへ乗車し、バス停「福岡タワー」にて下車で到着 - 所要時間
- 約30分
福岡タワーの営業時間と料金
福岡タワーの営業時間と料金は、下記の表を参考にしてほしい。
混み具合によっては最終入館が早まるため、ギリギリでの入場は避けることをお勧めする。
- 営業時間
- 9:30〜22:00(最終入館は21:30)
- 料金
-
・大人:800円
・小中学生:500円
・幼児(4歳以上):200円
福岡タワーの各フロアの魅力と見どころ
「福岡タワー」は展望室から福岡を一望できるだけでなく、エンターテイメントやグルメも楽しめる。
これから紹介するフロア毎の魅力と見どころを参考に、「福岡タワー」を満喫してほしい。
展望3階・SKY View123の魅力と見どころ
最上階の展望室である「SKY View 123」。
地上123mにあるこのフロアは、福岡の街並みや博多湾、夜には「夜景100選」に選ばれた絶景を360度のパノラマで一望できる。
数ある海浜タワーの中で、日本一の高さを誇る福岡タワーからの眺望は必見だ。
また、記念撮影に使える「福岡の皆さんよろしくね」や「福岡よかとこやった」などが吹き出しが付いた「フォトプロップス」が用意されている。
フロアを回る際に参加してほしいのが「スタンプラリー」。
カードに紹介された6つの観光スポットを探し、スタンプを全て集めれば、展望2階にある「SKY Café & Dining Refuge」をお得に利用できる。


展望2階・SKY Café & Dining Refugeの魅力と見どころ
展望2階にある「SKY Cafe & Dining Refuge」では、一面ガラス張りになっており、絶景を眺めながらランチやディナーを楽しめる。
昼間のランチやカフェ利用はもちろんだが、夜景100選に選ばれた特別な景色を眺めながらのディナーもお勧め。
特にお勧めのメニューは、福岡タワー限定スイーツの「虹色ロールパフェ」。
タワーの形をしたカラフルな見た目は、背景の景色と相まって写真映えすること間違いなしだ。

展望1階・SKY Play 116の魅力と見どころ
地上116mにある展望1階の「SKY Play 116」は、様々なエンターテイメントが詰まったフロア。
その中にある見どころを4つに絞って紹介しよう。
ひとつ目は、まるで天空からカプセルが落ちてくるかのような「天空ガチャ」。ユニークな福岡タワーのグッズが手に入る。
二つ目は、空に向けて発射したピンボールが落ちた場所のおみくじを引くことで、運試しができる「おみくじピンボール」。博多弁で書かれたおみくじは、思い出として持ち帰りたい。
三つ目は「恋人の聖地」と呼ばれる、巨大なハート型のオブジェ。二人で手を繋ぎ、スイッチに触れると、ハートが光る仕掛けだ。点灯する色は、ハートのすぐそばにあるボタンで、8色の中から好きな色を選べる。カップルで訪れる場合は記念撮影してみてほしい。
四つ目は、タワーの外の映像にUFOなどのCGを重ねた映像が映し出される「ハプニングウィンドウ」。巨大なフータくんとのジャンケンチャレンジも楽しめる。ARを使った体験が楽しめる、子供に人気のスポットだ。


地上1階・SKY Portの魅力と見どころ
地上1階の「SKY Port」と呼ばれる場所には、エントランスとエレベーターホールがある。
海中をイメージしたホールは、天井から海をイメージしたブルーの光が降り注ぎ、幻想的な演出を楽しめる。

四季折々の福岡タワーのイルミネーションも堪能しよう
日没後は福岡市街地の夜景だけでなく、その季節に合わせたイルミネーションをまとった福岡タワーも楽しもう。
冬には「クリスマス」や「バレンタイン」、春なら桜、夏なら天の川、秋には「月見」や「ハロウィン」などをイメージした、アートイルミネーションが点灯する。
福岡タワーのイルミネーションを楽しむなら、福岡タワーを出て市街地側に真っ直ぐ進んだ先にある、最初の信号機周辺がお勧めだ。

なお、海側からはイルミネーションが見られないので注意してほしい。
福岡タワー周辺の観光スポット3選
福岡タワー周辺にも、潮風を浴びて自然を満喫できるビーチや福岡の歴史を学べる観光スポットなど、魅力的な観光スポットは多い。
その中でも特にお勧めの観光スポットを3つ厳選して紹介しよう。
1. シーサイドももち海浜公園
福岡タワーやPayPayドームといった福岡のランドマークが建ち並び、近代的な雰囲気ただよう博多湾のウォーターフロント。
百道浜の海辺に広がる、人工的に整備された約1.5kmのビーチがこの「シーサイドももち海浜公園」だ。
都心とは思えないほど広く清潔感あふれるビーチでは、遊泳のほかビーチバレーやビーチサッカーといったビーチスポーツを楽しむことができ、サマーシーズンともなると多くの人出で賑わいを見せる。

2. 福岡市博物館
シーサイドももち地区の中心に位置する博物館。北側に福岡タワー、川を挟んだ東側に福岡PayPayドームなどもあり、観光スポットとなっている。
その誕生は平成2(1990)年。地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として開館した。
常設展示では「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、福岡の歴史と民俗を紹介。
また、アジア各地のおもちゃや楽器、衣服、生活道具などを見て楽しめる「体験学習室(みたいけんラボ)」や、ショップ、カフェなどもある。

3. BOSS E・ZO FUKUOKA
2020年7月、PayPayドーム横にオープンした「BOSS E・ZO FUKUOKA」。1階から屋上まで、ビル全体で多種多様なエンターテインメントを満喫できる。
注目はビルの屋上にある「絶景3兄弟 SMBC日興証券」。
ビルの壁面に沿って地上40mの高さから一気に滑り降りる全長100mのチューブ型スライダー「すべZO」、地上60mで体験できる1人乗りのぶら下がり式レールコースター「つりZO」、そしてクライミング&ボルダリング施設「のぼZO」と、いずれもスリル満点のアトラクションだ。

福岡タワーに関するよくある質問
Q
福岡タワーの高さは何mですか?
高さは234mです。展望室は地上123mにあります。
Q
福岡タワーはいつ何のために建てられたの?
1989年にアジア太平洋博覧会のモニュメントとして建設されました。
Q
福岡タワーでは何ができるの?
展望室から景色を楽しめるだけでなく、様々なエンターテイメントも楽しめます。
まとめ
福岡のランドマークである「福岡タワー」。
展望室から絶景を眺めるだけでなく、様々なエンターテイメントも楽しめる、見どころ満載のスポットだ。
福岡県には、他にも数多くの観光スポットやご当地グルメを楽しめるスポットがたくさんある。
福岡観光を楽しみたい方は、福岡の魅力とお勧めの観光スポットを紹介している、こちらの記事も併せて読んでほしい。