【中禅寺湖の観光ガイド】四季折々の表情を見せる雄大な自然景観を満喫！

中禅寺湖南岸はハイキングコースが整備されており、中禅寺湖越しに男体山を望みながらゆったりと歩ける。
夏でも涼冷なため、明治から昭和初期には外国人の避暑地としても人気で、湖畔には各国大使館や外国人別荘が多く建てられた。
そのうちのひとつが、湖の景観を最大限に活かしたつくりのイタリア大使館別荘。
建築家で外交官でもあったアントニン・レーモンドの設計で、市松模様を描くように杉皮で組まれた内外の壁が美しい。

日光には数多くの滝が流れているが、その中でも最も有名とも言えるのが華厳ノ滝である。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝であり、自然の迫力と、造形美を楽しめる。
エレベーターで滝つぼの近くまで降りられる観爆台からは、滝の轟音と水しぶきを間近で感じることが可能だ。

日光二荒山神社は、日光連山の主峰・日光三山を神体山として祀る神社。
福の神・縁結びのご利益でも知られる。
日光山内の入り口を飾る木造朱塗りの美しい橋「神橋」は、二荒山神社の建造物。
他に、中禅寺湖畔に中宮祠、男体山山頂に奥宮がそれぞれある。
「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。

中禅寺湖とそこから流れ出る華厳の滝を同時に見られる展望台。
また東側には、切り立った断崖の連なる屏風岩や、はるかに続く山並みを一望できる。
ロープウェイに乗って約3分で標高1,373mの展望台まで行ける。

中禅寺湖に注ぐ湯川にある竜頭ノ滝。男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ち、幅10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる滝である。
滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることから「竜頭ノ滝」の名がついたと言われる。
紅葉は日光市内で最も早く木々が色づくと言われており、モミジやシナノキなどに彩られた美しい景観が楽しめる。

波穏やかな中禅寺湖と山々の緑が織り成す美しい景色が一望できる眺望自慢の公園。
冷涼で豊かな自然に恵まれた中禅寺湖畔は、明治中頃から昭和初期にかけて各国の大使館をはじめ外国人による別荘が多く建てられ、国際避暑地としてとしてにぎわった。

日光市街と中禅寺湖を結ぶ、全長15.8kmの観光道路。
下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」があり、合わせて48のカーブがあることから、48音の“いろは”「になぞらえて命名されたといわれている。

華厳の滝と中禅寺湖のすぐそばにある博物館。館内では、奥日光の豊かな自然や、奈良時代から始まる奥日光の歴史を、パネル展示や映像によって詳しく紹介している。
最新のデジタル技術を駆使した映像で、奥日光の自然をつくる水の流れや湿原の風景、生き物の様子を大画面で楽しめる。

日光国立公園内にある日本一標高の高い湖「中禅寺湖」。
豊かな自然に恵まれた中禅寺湖周辺の景色をクルージングで楽しめるのが「中禅寺湖遊覧船」だ。
中禅寺湖を一周するコースと、季節限定の千手ヶ浜コースがあり、湖周辺の名所を巡る。

「日光国立公園」のなかにある、400haもの広大な湿原。
かつては湖だったが、火山からの噴出土砂が堆積し、その上に水生植物が生え、冷涼な気候下で泥濘となり湿原が形成された。
どの季節に訪れても奥日光の豊かな自然が創り出す美しい景観が楽しめる。

中禅寺湖のほとりにある水産研究・教育機構の広報施設。
100年以上前は宮内庁のふ化場として利用されており、現在は研究所になっている施設の一部を一般開放している。中禅寺湖にしかいないレイクトラウトをはじめ、10種類のさけ・ますの仲間、チョウザメなどを観察したり、エサをあげたりできる。

奥日光エリアのフレンチレストラン。
かつては外国人の別荘地として栄えたという中禅寺湖畔の雰囲気にマッチした洋風のたたずまいが印象的。
こちらで味わえるのは、素朴な中にもシェフの新しいアイデアが込められた料理の数々。
メインはニジマスやヤシオマス、栃木県産銘柄豚といった地元産の食材を使ったものが人気。

栃木県日光市・中禅寺湖のほとりにある人気の手打ちそば店。
そばの味はもちろんのこと、店内の大きな窓やテラス席から中禅寺湖が一望できる絶好のロケーションも人気の理由だ。
中禅寺湖のダイナミックな景色を眺めながら、手打ちのそばを味わえる。

奥日光三名瀑の一つ「竜頭の滝」を店内から望める茶屋。江戸時代に著された「日光山志」にも地獄茶屋として記され、古くより旅人たちの休憩の場として愛されている。

日光国立公園の中に位置し、中禅寺湖畔に佇むログハウス風のホテル。
ミズナラの緑豊かな森林や、美しい華厳の滝など奥日光の豊かな自然に恵まれたロケーションは、都会の喧騒から離れ、究極の癒し時間を過ごす大人のためのリゾート施設だ。

巨大な岩によって二分された特徴的な姿と秋の見事な紅葉で人気の観光スポット「竜頭の滝」。
そこから歩いて3分ほどの場所にあるこちらは、湯川沿いの立地を生かした全室リバービュー・1日4組限定の温泉宿。
お風呂は毎時約1,000ℓの豊富な湯量を誇る奥日光湯元温泉から直引きしたアルカリ硫黄温泉を源泉かけ流しで堪能できる。

「日本百景」にも選ばれた中禅寺湖が目の前に広がる、絶好のロケーションが魅力の温泉宿。
すべての客室から中禅寺湖を眺めることができ、季節ごと、時間ごとに表情を変える湖とその周辺の豊かな自然を楽しめる。
大浴場の露天風呂では「奥日光 湯元温泉」の硫黄泉を源泉かけ流しで、内風呂では「日光 和の代温泉」のアルカリ性単純泉（加水あり）を楽しむことができる。