多様な魅力が詰まった人気リゾート地・伊豆高原の観光ガイド

「伊豆高原」では山や海、湖といった様々な自然景観に出会える。
それぞれのスポットで四季折々の美しい自然を堪能できるため、いつ何度訪れても飽きることはない。
桜の見頃を迎える春には、全長３kmにも及ぶ圧巻の桜並木を楽しめる。
日本ならではの景観に触れたい方にお勧めだ。
夏なら涼しく過ごしやすい気温の中、湖や海でアクティビティを楽しみながら、絶景を鑑賞してみよう。
秋は「一碧湖」（いっぺきこ）をはじめとする、紅葉スポット巡りで風光明媚な紅葉を楽しむのがお勧め。
雪化粧が施された「富士山」を望む絶景は、冬の「伊豆高原」ならではの見どころ。
最も日本らしさを感じられる風景と言えるだろう。
季節によって訪れるべき観光スポットや見られる景色が異なることが、「伊豆高原」の大きな魅力だ。
見たい景色に合わせて、観光する時期を調整してみよう。

「伊豆高原」にはレジャー施設だけでなく文化施設も多く、工房やショップを構えるアーティストが多いことから、芸術活動が盛んなエリアとしても知られる。
特にお勧めしたい有名な文化施設は、「川奈ステンドグラス美術館」だ。
1800年代を中心とする英国のアンティークステンドグラスを300点ほど展示しており、ステンドグラスから差し込む光は幻想的な空間を作り出す。
1800年代の時の流れに身を置くような感覚を味わいながら、ゆったりとした癒しの時間を堪能できるはずだ。
レジャー施設としては「伊豆ぐらんぱる公園」がお勧め。
ジップラインやウォーターバルーンなどをはじめとするアトラクションが豊富で、身体を使って全力で遊んでみよう。
「伊豆高原」は友達や恋人とはもちろん、家族で訪れても楽しめる。

「伊豆高原」には温泉地も存在する。「大室山」と「城ヶ崎海岸」の間に位置する東伊豆の「伊豆高原温泉」だ。
「伊豆高原温泉」では、地元の魚介類や野菜を活かした料理を味わえる。
海の幸や山の幸を、日本らしい和食でぜひ堪能してほしい。
味覚から「伊豆高原」を楽しむのも一興だ。
温泉施設の中には日帰りで利用できる場所もあるので、気軽かつリーズナブルに温泉を堪能できるのも嬉しいポイント。
「伊豆高原温泉」を拠点に、「伊豆高原」の観光スポットやレジャーを楽しむのがお勧めだ。

静岡県伊東市にある標高580mの独立峰、大室山。
お椀を伏せたような特徴的な形で、伊豆高原のシンボルとして親しまれている。
約4000年前の火山活動によってできた大室山は国指定の天然記念物で、伊豆東部火山群の中で最大級のスコリア丘だ。
山頂へはリフトに揺られて約6分で到着。噴火口跡をぐるりと一周する「お鉢めぐり」は約1キロの散策路で、富士山をはじめ、南アルプスや伊豆七島、房総半島まで360度の大パノラマを楽しめる。

東京ドーム約5個分の広大な敷地面積の伊豆ぐらんぱる公園。
空中を滑り降りるスリル満点の「ジップライン〜風KAZE〜」や、巨大な船型立体迷路「KAiZOKU」、また、風船内に入り、水の上を歩く「ウォーターバルーン」など、様々なタイプのアトラクションが用意されている。
無料遊具も充実しており、キッズ用アスレチックから、大人も夢中になるボルダリング、110mの滑り台などがある。

世界各地にある約1500種類のサボテンや多肉植物を植栽し、約140種類の動物たちが飼育されている動物公園。
温室内はメキシコ、マダガスカル、南アメリカ、アフリカの4エリアに生息するサボテン・多肉植物、森林性サボテンが植生。時期があえばサボテンの花を見られる。
園内の「シャボテン狩り工房」では、沢山のサボテンや多肉植物を販売。好きなサボテンや鉢を選び、自分だけのオリジナル作品を持ち帰れる。

東伊豆を代表するビュースポット。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。
約4,000年前の大室山噴火で流れ出た溶岩で形成され、海の侵食作用で削られてできた約9kmにわたる溶岩岩石海岸。
吊り橋から海を見下ろしたり、遊覧船に乗って海から絶壁を眺めるのもおすすめ。