絶景・パワースポットが盛りだくさん!琵琶湖の人気観光スポット11選

絶景・パワースポットが盛りだくさん!琵琶湖の人気観光スポット11選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

日本で最も有名な湖と言っても過言ではない「琵琶湖」。
日本一の大きさを誇るだけでなく、琵琶湖の周辺には観光スポットが点在しており、さまざまな体験ができる魅力的な場所でもある。
この記事で紹介する琵琶湖畔の人気観光スポットを巡れば、その魅力を満喫できるだろう。
その他にもお勧めの観光シーズンやアクセスなど、観光に必要な情報をお伝えしていく。琵琶湖観光へ出かける前に、ぜひ一読してほしい。

目次

琵琶湖ってどんなところ?

滋賀県に位置する琵琶湖は、面積は約670㎢と日本で最も大きく、貯水量も日本最大でおよそ275億t。
滋賀県の面積の約6分の1を、琵琶湖が占めている。
世界有数の長い歴史を持つ湖としても知られており、その歴史は約400万年。
一般的な湖は土砂の堆積などによって1万年ほどで消失するため、琵琶湖のような長い歴史を持つ湖は、世界的に見ても非常に稀だ。
10万年以上の歴史を持ち、固有種の生物が生息している湖は「古代湖」と呼ばれ、世界に約20しかない。琵琶湖は貴重な古代湖のひとつでもある。

歴史の長さだけでなく、さまざまな楽しみ方ができるのも琵琶湖の魅力。
湖畔には絶景スポットが点在し、遊覧船に乗れば湖上からの景色も満喫できる。
夏には湖水浴ができ、海とは異なり淡水であるため、泳いだ後もベタつかないのは嬉しいポイントだ。
その他にもカヌーやSUP、バナナボート、パラグライダーなど楽しめるアクティビティも多い。
湖畔には観光スポットも多く、湖畔を巡るだけでも、さまざまな体験ができるだろう。

「琵琶湖」が育んだ魚を使ったグルメも人気があり、特に味わってほしいのは固有種でもあるビワマス料理。
ビワマスの味わいや身の見た目はサーモンに似ており、癖のない風味と溶けるような脂が絶品。
お刺身や塩焼き、ムニエルなど様々な調理法で食べられる、滋賀や琵琶湖を代表するグルメのひとつだ。

滋賀県の面積の約6分の1を占める琵琶湖
滋賀県の面積の約6分の1を占める琵琶湖

琵琶湖のおすすめシーズンは?

四季折々で異なる表情を見せる「琵琶湖」だが、特にお勧めの観光シーズンは春と秋だ。
琵琶湖畔には桜の名所も紅葉の名所が多く、春と秋なら琵琶湖観光と併せて、お花見や紅葉狩りも楽しめる。

琵琶湖への移動方法は?

一口に琵琶湖と言っても範囲が広く、琵琶湖のどこに訪れるかによってアクセスは異なる。
ただ、琵琶湖のアクセスによく利用される駅は「大津駅」と「米原駅」の2つだ。
どちらもアクセスしやすいうえに、駅周辺や駅からアクセスしやすい場所に観光スポットが多い。
東京からアクセスしやすい駅は米原駅で、新幹線なら2時間15分ほど。
大阪・京都からは大津駅がアクセスしやすく、大阪からは電車で約40分。京都駅からは電車で約10分だ。
大阪と京都から短時間でアクセスできるので、大阪観光・京都観光と併せて、琵琶湖へ訪れるのもお勧め。

琵琶湖観光の主要交通手段

「琵琶湖」周辺の観光スポットを巡るなら、主要な交通手段はバスになる。
ただし、スポット間の距離が遠い場合は電車も選択肢に入れよう。
琵琶湖周辺の雄大な自然景観を自由に満喫できるレンタカー旅もお勧めだ。

琵琶湖の魅力を満喫できる人気観光スポット11選

琵琶湖を観光するなら、琵琶湖とその周辺の雄大な自然が織りなす絶景を楽しめる観光スポットと、パワースポット巡りは外せない。
湖畔に点在する観光スポットの中でも、特に人気のスポットを厳選して紹介しよう。
湖上クルージングや山々の自然を間近に捉えられるドライブも、ぜひ体験してみてほしい。

1. びわ湖バレイ

京阪神エリアからもアクセス抜群の滋賀県大津市にあり、びわ湖の西岸にある比良山系に位置する標高約1,100mのネーチャーリゾート「びわ湖バレイ」。
冬のスキー場をはじめとする多彩なアクティビティを楽しむことができる人気のスポットだ。
ほかにも通年楽しむことができるジップラインアドベンチャーや、グリーンシーズンには、スカイウォーカーなど高原エリアでの多彩なアクティビティも。

シーズンを通して多彩なアクティビティが楽しめる、ネイチャーリゾート
シーズンを通して多彩なアクティビティが楽しめる、ネイチャーリゾート

2. びわ湖テラス

標高約1,100mから日本一大きな湖、琵琶湖を望むネイチャーリゾート「びわ湖テラス」。
打見山と蓬莱山の山頂に広がる2つのテラスで、絶景を眺めながらゆったりと食事を味わう、ぜいたくなひとときを過ごしましょう。
山頂のびわ湖側にはびわ湖テラス「The Main」が広がっている。
このエリアには、湖が一望できる階段状のウッドデッキ「Grand Terrace」と北湖を見下ろす「North Terrace」があり、それぞれに広々としたウッドデッキと美しい水盤を備えている。

日本一の湖を眺めながら食事を楽しんで
日本一の湖を眺めながら食事を楽しんで

3. 白鬚神社

日本一の面積を誇る琵琶湖の北西部に立ち、創建から2000年以上とされる近江最古の大社。
国道161号線を挟んだ湖中に朱塗りの大鳥居があり、広島県宮島にある嚴島神社を思わせる光景から、「近江の嚴島」とも呼ばれている。
近年では琵琶湖に浮かぶ大鳥居の神秘的な景色がSNSで話題に。絶景のパワースポットとして多くの若者が訪れている。

琵琶湖中にたつ大鳥居がシンボルの絶景パワースポットとして知られる神社
琵琶湖中にたつ大鳥居がシンボルの絶景パワースポットとして知られる神社

4. 竹生島

琵琶湖の北部、沖合約6kmに浮かぶ周囲2kmあまりの小さな島である竹生島
日本三弁才天の一つに数えられる宝厳寺や都久夫須麻神社がある。
古くから神様が棲む島として人々の信仰を集めており、近年ではパワースポットとしても人気がある。

神様が棲む島として人々の信仰を集める島
神様が棲む島として人々の信仰を集める島

5. 浮御堂(満月寺)

琵琶湖大橋南側の湖岸にある臨済宗大徳寺派の禅寺、海門山満月寺。その境内には、琵琶湖へ橋を渡した先にお堂が建っている。
湖面に浮いているように見えることから浮御堂と呼ばれる、琵琶湖でも指折りの景勝地だ。
歴史は古く、平安時代後期に浄土真宗の七高僧の一人である比叡山の僧源信(恵心僧都)が、湖上安全と衆生済度を祈願して建立したといわれる。

古くから近江八景の一つ「堅田の落雁」として知られてきた、琵琶湖を代表する景勝地
古くから近江八景の一つ「堅田の落雁」として知られてきた、琵琶湖を代表する景勝地

6. メタセコイア並木

県道小荒路牧野沢線には、まっすぐ伸びる延長2.4kmの道路の両側にメタセコイアが約500本植えられており「メタセコイア並木」と呼ばれている。
マキノ高原へのアプローチ道となっており、遠景となる野坂山地の山々と並木道の絶景が広がる。
春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、雪化粧した冬の並木と四季折々の美しい姿が訪れる人を魅了する。

まっすぐ伸びる延長2.4kmの道路に、メタセコイアが約500本ならぶ絶景!
まっすぐ伸びる延長2.4kmの道路に、メタセコイアが約500本ならぶ絶景!

7. 黒壁スクエア

ガラスショップや体験教室、飲食店などを整備した「黒壁スクエア」一帯は、年間200万人もの観光客が訪れる名所となっている。
その中核を担う施設が、「黒壁ガラス館(黒壁1號館)」。
黒漆喰の重厚な洋館建築は1900(明治33)年に第百三十国立銀行長浜支店として建てられ、1989(平成元)年に国内外のガラス製品約3万点を展示販売するガラスショップとして生まれ変わった。

伝統建築群の古い街並みに、クラフトやアートの体験施設やショップが集結
伝統建築群の古い街並みに、クラフトやアートの体験施設やショップが集結

8. 天台宗総本山 比叡山延暦寺

標高848mの高さの比叡山一帯が境内となっている広大な寺で、天台宗を開いた最澄によって788年に創建。
1994年に世界文化遺産に登録されている。
東塔、西塔、横川の3エリアからなり、100ほどの堂塔が点在。
メインエリアの東塔には、国宝に指定されている延暦寺の総本堂「根本中堂」の中には、最澄が火を灯した「不滅の法灯」が、1200年近く消えることなく灯し続けられている。

3エリアに分かれた、山全体が境内となっている荘厳な寺
3エリアに分かれた、山全体が境内となっている荘厳な寺

9. 特別史跡彦根城跡

大津城(大津市)から移築された3階3重屋根構造の天守をはじめ、佐和山城(彦根市)や安土城(近江八幡市)、長浜城(長浜市)など、彦根城は周辺の城の用材や石垣などを活用して造られたリサイクル城としても有名。
なかでも、彦根山山上に佇む天守は、国内に現存する12城のうちのひとつで、1952年には附櫓や多聞櫓とともに国宝に指定。

日本三名城のひとつで、天守は国宝にも指定される1622年に完成した平山城
日本三名城のひとつで、天守は国宝にも指定される1622年に完成した平山城

10. 琵琶湖汽船

琵琶湖のクルージングを満喫できる琵琶湖汽船
ミシガンクルーズ、竹生島クルーズ、ぐるっとびわ湖島めぐりの3つの定期コースが用意されている。
ミシガンクルーズは、大津港から大型遊覧船に乗船し、琵琶湖の南部を周遊するコース。
船内では観光案内や音楽ライブショーで船旅を盛り上げ、レストランでは、ブッフェスタイルで食事を楽しめる(予約制)。

さまざまな楽しみ方ができる琵琶湖クルーズを堪能しよう
さまざまな楽しみ方ができる琵琶湖クルーズを堪能しよう

11. 比叡山ドライブウェイ

滋賀県大津市の田の谷峠から比叡山頂を結ぶ全長8.1kmの有料道路。
比叡山の美しい山腹を走る道沿いには樹木が立ち並び、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに変わる美しい景色が楽しめる。自然を満喫するには最高のスポットだ。

自然の中を走り抜け、魅力的なスポットでほっとひと息
自然の中を走り抜け、魅力的なスポットでほっとひと息

琵琶湖観光の合間にショッピングとグルメを満喫!ラ コリーナ近江八幡

近江八幡発祥の全国区ブランド、たねやグループのフラッグシップショップ。
八幡山から連なる丘一帯に、和洋菓子のメインショップをはじめ、カフェ、カステラショップ、フードコート、パンショップなどが点在、壮大なたねやワールドが広がっている。
半円形の巨大なガレージが存在感を発揮するフードガレージも見逃せない。
琵琶湖観光の合間に、ショッピングとグルメを満喫したいなら、ぜひ訪れてほしい。

たねやグループの壮大なロマンとストーリーが展開されるフラッグシップショップ
たねやグループの壮大なロマンとストーリーが展開されるフラッグシップショップ

琵琶湖の絶景を堪能できる湖畔の宿泊施設4選

琵琶湖畔には観光スポットが点在しているだけでなく、さまざまな楽しみ方ができる。そのため、可能であれば琵琶湖畔に1泊以上はしてもらいたい。
琵琶湖畔には宿泊施設も多いため、宿選びには困らないはずだ。
琵琶湖の絶景を客室から眺められる宿泊施設もあり、清々しい朝の琵琶湖を体験できるのは宿泊者だけの特権。
湖畔の数ある宿泊施設の中から、特にお勧めの宿泊施設をご紹介。
琵琶湖の魅力を満喫するためにも、ぜひ紹介する施設を利用してみてほしい。

1. 湯元舘

比叡山御膝元の温泉地として栄えてきた、1200年の歴史を有するおごと温泉の老舗温泉宿「湯元舘」。
自慢の温泉は、びわ湖を眺めつつ湯浴みができる最上階の眺望露天風呂「月心の湯」と野趣あふれる「湯幻逍遥(とうげんしょうよう)」の2つの露天風呂のほか、内風呂も大きな窓からびわ湖を望む「湖望(こぼう)の湯」と比叡山の美しい姿を眺めつつ入浴できる「山望(さんぼう)の湯」の2つの眺望大浴場が、それぞれ日替わりの男女入れ替え制で楽しめる。

1200年の歴史を有するおごと温泉の人気宿
1200年の歴史を有するおごと温泉の人気宿

2. 琵琶湖ホテル

京阪びわ湖浜大津駅から徒歩すぐの好立地にありながら、琵琶湖湖畔に佇み、館内からレイクビューを楽しめるリゾートホテル。
5つのタイプの客室が用意され、すべての客室から琵琶湖を一望できる。
琵琶湖の向こう側には比叡山や比良の山々が広がり、青と緑のコントラストはまさに絶景。

全室レイクビューのホテルで非日常なひと時を過ごす
全室レイクビューのホテルで非日常なひと時を過ごす

3. セトレマリーナびわ湖

びわ湖畔に佇むリゾートホテルで、客室はもちろん、館内のどこからでも目の間に広がるびわ湖を一望することができる。
テーマの「滋賀生まれ」を、「食」はもちろん館内の至るところで感じることができ、日常を忘れてラグジュアリーなステイが楽しめると人気だ。

湖畔に立つ、全14室と小規模でプライベートステイが楽しめるリゾートホテル
湖畔に立つ、全14室と小規模でプライベートステイが楽しめるリゾートホテル

4. びわ湖大津プリンスホテル

建築家の丹下健三氏が設計を手掛けた38階の高層ホテル。
国内最大級の規模を誇るコンベンションホールもあり、イベントや展示会、国際会議など幅広く活用されている。
客室はEIZANフロア、スカイフロア、レイクフロアの3つのフロアで構成され、どの客室でも琵琶湖の景色や比良山などの山並みを望みながらリラックスすることができる。

県内一の高層ホテルから琵琶湖の絶景を一望
県内一の高層ホテルから琵琶湖の絶景を一望

琵琶湖に関するよくある質問

Q

琵琶湖八景・近江八景ってなに?

A

琵琶湖八景とは琵琶湖の周辺の中で、特に優れた8つの景色のことです。近江とは現在の滋賀を指すかつての呼び名であり、近江八景は琵琶湖の南西に広がる8つの景勝地です。

Q

琵琶湖の周辺に温泉はある?

A

あります。温泉に浸かりながら絶景を眺められる温泉旅館はもちろん、日帰りで温泉を楽しめる施設も充実しています。

まとめ

この記事では琵琶湖周辺の人気観光スポットを中心に、お勧めの観光シーズンや宿泊施設など、琵琶湖の魅力を最大限満喫するために知っておくべき情報をお伝えしてきた。
記事を参考に、ぜひ一度琵琶湖観光へ訪れてみてほしい。
琵琶湖周辺から少し足を伸ばして、滋賀を観光する予定があれば、以下の記事も参考にしよう。