角島大橋だけじゃない!角島観光で訪れるべきスポット10選
コバルトブルーの美しい海が織りなす、息を吞むような絶景が最大の魅力の「角島」。
「角島大橋」の絶景で知られているが、島内の魅力については、あまり知らない人が多い。
この記事では、角島の人気観光スポットと飲食店、周辺の宿泊施設をご紹介。
角島大橋だけでなく、島内の魅力も余すところなく、満喫してほしい。
角島ってどんなところ?
本州の西端に位置する山口県の北西に浮かぶ「角島」。
面積は約4㎢、人口約700人の小さな島ながら、島を囲む透明度の高い海とリゾート地のような雰囲気が魅力的な人気の観光地だ。
角島を紹介する上で避けては通れないのが、角島と本州を結ぶ「角島大橋」。
日本屈指の絶景スポットとして知られており、様々な映像作品の舞台になっている。
全長1,780mを誇る角島大橋を車で走れば、両サイドにコバルトブルーが広がる。
角島には公共の交通機関でもアクセスできるが、ぜひレンタカーでドライブしてみてほしい。日常生活では感じられない、爽快感と絶景を堪能できるはずだ。
もちろん、角島の魅力は角島大橋だけではない。
角島では釣りやキャンプ、海水浴など様々なレジャーが楽しめるほか、「角島灯台」を筆頭に島内にも絶景スポットが盛りだくさん。
開放的な海の景色を見ながら、美味しいグルメを味わえる飲食店も多く、特に新鮮な魚介類を使用した海鮮丼は絶品。
角島周辺にはリゾートホテルも充実しているため、絶景を眺めながらゆっくり過ごす場所にもピッタリだ。
角島のおすすめの観光シーズンは?
角島の魅力を満喫したいなら、夏に訪れるのがお勧めだ。
最大の魅力である透明度の高いコバルトブルーの海が、夏の強い日差しを反射して光り輝く、日本の夏ならではの絶景に出会える。
また、海水浴をはじめとするマリンアクティビティを楽しめる点も、夏をお勧めする理由だ。
角島の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
角島への移動方法は?
国際線を有する「山口宇部空港」を起点に、角島へのアクセス方法を紹介しよう。
公共交通機関を利用する場合は、電車とバスを何度も乗り継ぐ必要があるため、レンタカーでのアクセスをお勧めする。
- 経路
-
1. 「山口宇部空港」でリムジンバス「下関駅行」に乗車し、バス停「長府駅前」で下車
2. 「長府駅」で山陰本線「下関行」に乗車し、「幡生駅」で下車
3. 「幡生駅」で山陰本線「長門市行」に乗車し、「阿川駅」で下車
4. 「阿川下市」でブルーライン交通のバスに乗車し、「瀬崎公園」で下車 - 所要時間
- 約3時間50分
角島観光の主要交通手段
角島の観光スポットを巡る際、主要交通手段になるのはバスかレンタサイクルだ。
バスなら発着時刻にだけ注意すれば、体力を使わずに観光できる。
角島が誇る開放感溢れる雰囲気を楽しめる、レンタサイクルでの観光もお勧め。
島自体が大きくないため、レンタサイクルでの移動でもそこまで苦労はしないだろう。
ただ、最もお勧めしたい交通手段は、角島大橋の絶景を最も楽しめるレンタカーだ。
角島を満喫したいなら巡るべき人気観光スポット4選
コバルトブルーの海が織りなす絶景や豊かな植物など、角島には美しい景色を堪能できる観光スポットが点在している。
その場所でしか見られない光景が広がっているため、ぜひ紹介する観光スポットへ足を運んでほしい。
角島が誇る絶景を余すことなく楽しめるはずだ。
1. 角島大橋
2000年に開通した角島大橋。
山口県下関市本土側と離島の角島を結ぶ橋で、全長は1,780mと無料で渡れる離島架橋としては国内有数の長さを誇る。
北長門海岸国定公園内に位置する橋は、周囲の景観に配慮し橋脚の高さを18mに抑えて設計。
海面から道路までの距離が近く、海を間近に感じながらドライブを楽しめる。
2. 牧崎風の公園
角島の最北端にある「牧崎風の公園」では、ダイナミックな自然を体感できる。
ダルマギク(開花は10月下旬から11月中旬)の群生地として知られ、整備された遊歩道を歩きながら季節ごとの風景が楽しめる。
日本海を一望することができ、春夏には爽やかな海風が吹き、冬には打ち寄せる荒波を見ることができる。
3. 夢崎波の公園
映画やドラマのロケ地として人気の角島。島へ渡るために架けられた大橋の景観は、しばしば撮影に使われている。
この島にあるスポットのひとつが、海風を感じながら、穏やかな時間を過ごせる夢崎波の公園だ。
園内には浜に打ち寄せる波をイメージした花壇が連なっていて、ハマユウ、ダルマギク、スイセンハマヒルガオなど、季節ごとに美しい草花が彩る。
4. 角島灯台
日本海に浮かぶ「角島」の北西端に立つ洋式灯台。明治 9年(1876)3月に、日本海側の大型灯台として初点灯し、現在も現役で活躍している。
全国でも数少ない、のぼれる灯台のひとつとして知られる。らせん階段とはしごを合わせて117段をのぼると到達する踊場からは、雄大な日本海が360度広がる、壮大な景色が楽しめる。
絶景だけじゃない!地元の食材を堪能できる角島の人気飲食店3選
角島には新鮮な魚介類のほか、地元のブランド食材を使用した絶品グルメを堪能できる飲食店もある。
山口や角島ならではのグルメを味わえるので、観光だけでなくグルメも満喫していこう。
1. 和食処 夢岬
山口県下関市の北西部に位置し、釣りや海水浴、キャンプなどの観光客でにぎわう角島。
四方を海に囲まれた島ならではのグルメを味わえるのが「和食処 夢岬」だ。
フグをはじめ、サーモン&イクラ、生ウニにアワビなど多種多様のどんぶりが用意され、季節限定で、ハマチやヒラマサもお目見え。
2. 角島OZ BURGER
「角島OZ BURGER」は、「角島大橋」から車で約3分の場所に位置するハンバーガーショップ。
山口のブランド豚である、「山口関門ポーク」を100%使用した自家製パティが特徴だ。
バンズも特注品で、カリカリとした食感とモチモチした食感が、美味さを引き立てる。
オズWチーズバーガーやテリヤキバーガーが人気のメニューで、ハラペーニョなどのトッピングも豊富。
3. フレッシュしおかぜの里
お土産処などを併設する「しおかぜの里角島」内の食事処。
磯ものを採るための道具を置くために利用される、めのは小屋をイメージして設計された建物で、海鮮料理を楽しむことができる。
角島近郊で獲れた魚を刺身や煮物で味わえ、小鉢、ご飯、味噌汁、漬物がセットになった刺身定食をはじめ、豊北町内で水揚げされた新鮮なウニをふんだんに使った丼、フグの天ぷらがのった天丼などを用意。
絶好のロケーションが魅力!角島周辺のお勧め宿泊施設3選
角島周辺には宿泊施設が充実しており、角島内の観光を満喫したら、島周辺のホテルに宿泊してゆっくり過ごすことも可能。
絶好のロケーションを誇るだけでなく、サービス・施設も充実している、お勧めのホテルを紹介しよう。
1. ホテル西長門リゾート
コバルトブルーの海上に浮かぶ橋と島が織りなす景色が“映える”と、SNSでも大人気の角島大橋。その近くにある宿泊施設が、「ホテル西長門リゾート」だ。
客室は全室オーシャンビュー。窓からはどこまでも続く青い海と白い砂浜の雄大パノラマが広がり、リゾート感たっぷり。
2. 油谷湾温泉 ホテル楊貴館
油谷湾を一望できる絶好のロケーションに佇む宿。周辺には、昔ながらの日本の港町のノスタルジックな風景が広がる。
自慢は、とろみのある湯が肌を包み込む、美肌効果抜群の温泉。「美人の湯」として有名で、なめらかな肌触りは格別だ。大浴場の露天風呂からは穏やかな油谷湾の絶景が広がり、旅の疲れを癒してくれる。
3. 一の俣温泉観光ホテル
澄んだ空気と豊かな自然に抱かれた、山里にあるホテル。
美肌をはじめ、神経痛や筋肉痛にも効果があるというアルカリ性の柔らかい湯の温泉が備わっている。
開放的な露天風呂や広々とした内湯だけでなく、家族連れにも嬉しい貸切OKの家族風呂もあり。
角島観光に関するよくある質問
Q
角島の名物グルメは?
新鮮な魚介類を使った海鮮丼などの海鮮料理が名物です。
Q
角島の観光にはどれくらい時間がかかる?
訪れるスポットの数やプラン次第ですが、小さい島のため数時間でも充分に楽しめます。
まとめ
この記事では、角島の人気観光スポットと人気飲食店を中心に、周辺の宿泊施設、お勧めの観光シーズンなどを紹介してきた。
角島の魅力である、コバルトブルーの海が織りなす絶景と開放感溢れる雰囲気を、ぜひ満喫してほしい。
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