初めての高崎なら絶対に行きたい人気観光スポット8選
群馬県で最も人口の多い都市であり、交通の要衝でもある「高崎」。
東京からのアクセスだけでなく、高崎市街地から観光スポットへのアクセスも良好。
移動に不便さを感じず、豊かな自然を満喫できるのは高崎の魅力のひとつだ。
この記事では高崎の魅力や人気観光スポットを中心に、お勧めの宿泊施設などを紹介していく。
内容を参考にすれば、初めての高崎観光を満喫できるはずだ。
目次
高崎ってどんなところ?
群馬県の中西部に位置する「高崎」。
古くから交通の要衝として栄え、現代でも3つの高速道路が走り、東京と新潟を結ぶ新幹線が通る交通の要所となっている。
新幹線の停車駅「JR高崎駅」は、各地からのアクセスも良好だ。
そんな高崎の魅力は、美しい自然景観と日本の原風景とも言える長閑な里山。
群馬県に連なる上毛三山のひとつ「榛名山(はるなさん)」は、高崎が誇る紅葉の名所であり、四季折々の美しい景観を見られる。
麓にある「榛名湖」と関東有数のパワースポット「榛名神社」も人気観光スポットだ。
麓には里山が広がり、時期によっては稲穂が実る様子や稲穂を天日干ししている、長閑で美しい風景を見られる。
「高崎城址」「箕輪城跡」などの史跡巡りができるのも、高崎の魅力のひとつだ。
また、高崎は日本一の「だるま」生産地としても知られている。
まゆは鶴、ひげは亀の縁起の良い動物を顔に表現した「高崎だるま」は、200年以上もの歴史を持つ伝統工芸品。
毎年正月に開催される「高崎だるま市」には、縁を起こして福を呼ぶ「高崎だるま」を買い求める観光客で賑わう。
お土産用の小さなサイズの高崎だるまが用意されているのも嬉しいポイント。
高崎のおすすめの観光シーズンは?
高崎観光は、活気あふれる夏がお勧めだ。
毎年8月に開催される「高崎まつり」は、約90万人が訪れる夏の一大イベント。
地元の食文化や伝統に触れられる屋台が並び、大規模な山車や神輿が街を練り歩く。
夏の夜空を花火が彩り、高崎ならではの楽しい夏の思い出が作れるはずだ。
また、桜の名所が多いため、春に訪れるのもお勧め。
高崎の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): コートや薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
高崎への移動方法は?
高崎観光の主要交通手段
高崎観光は、公共交通機関が充実している。
電車やバスを利用すれば、主要観光スポットを巡れるので、ストレスなく観光できるはずだ。
高崎の自然と歴史を満喫できる人気観光スポット8選
「高崎」でお勧めの人気の観光スポットを8つ紹介しよう。
いずれも美しい自然景観や、高崎の歴史を楽しめるスポットだ。
路線バスを利用すればスムーズに巡れる観光スポットばかりなので、内容を参考に足を運んでみてほしい。
1. 榛名神社
群馬県の中央部、関東平野の北側にそびえる榛名山は、赤城山、妙義山とともに「上毛三山」と呼ばれる、群馬県を代表する山のひとつ。
榛名山の火山活動で生まれた榛名湖(1100m)を囲むように、外輪山がそびえ、最高峰は掃部(かもん)ケ岳。内輪山の榛名富士は山容が美しい。湖畔からは榛名山ロープウェイが榛名山山頂を結び、山頂からは、秩父・谷川連山や赤城山の雄大な眺望が楽しめる。
山の南西麓には榛名神社があり、創建は6世紀とされる。開運、商売繁盛などのご利益があるといわれ、最近では縁結びのパワースポットとして人気がある。
2. 少林山達磨寺
碓氷川近くに位置する禅宗(黄檗宗)の寺院。中国禅宗の開祖、達磨大師の教えを受け継ぐ宗派で、縁起だるま発祥の寺として名高い。
境内には、古今東西各種のだるまが、所狭しと展示された達磨堂をはじめ、ドイツの世界的建築学者のブルーノ・タウト氏がかつて寺院内で居住していた洗心亭がある。
ブルーノ・タウト氏はこの洗心亭で日本文化を研究し、日本国内外に広めた功労者であり、氏の記念碑は群馬県の史跡にもなっている。
3. 榛名山(はるなさん)ロープウェイ
榛名湖の湖畔から榛名富士の山頂までを約3分間で結ぶロープウェイ。
1958年に運行を開始し、1996年に日本初の15人乗り2両連結式ゴンドラが採用された。
榛名富士の豊かな自然のなかをぐんぐん進み、目の前に広がる壮大な景色を眺めながらの空中散歩が楽しめる。
4. 榛名湖
上毛三山の一つである榛名山の火山活動によって生まれたカルデラ湖で、標高1,048mの位置にあり、冬になると湖面全体が氷結する。
年間を通じて美しい景観と自然を満喫できる、高崎市で一番人気のアウトドアスポット。爽やかな高原の空気のなか、ボートやレンタサイクル、オートキャンプなどが楽しめる。
5. 箕輪城跡
約500年前の戦国時代初期に、関東管領山内上杉氏の重臣である長野氏によって築かれた平山城。
その後武田氏、織田氏、後北条氏、徳川氏が城主を歴任し、長野業政の時代には幾度となく武田信玄の攻撃を防いだ難攻不落の城として知られる。
現在の城跡は、井伊直政在城当時のもので、昭和62年(1987)に国指定史跡に指定され、日本百名城にも選出された。
6. 高崎白衣大観音
群馬県高崎市のランドマーク、慈眼院の高崎白衣大観音。
真っ白で神々しく、穏やかな表情で、1936年に建立されて以来、街を見守るかのようにそびえ立っている。
高さ41.8m、重さ約6,000t。内部は9階建ての構造で、20体の仏像が安置されている。
また、階段を登って肩の高さまで行くことも可能。
最上階からは高崎市街や遠くの山々を一望できる、壮大なパノラマビューが見渡せる。
7. 群馬県立近代美術館
1974年10月、26万㎡の広大な敷地に約5,000本の木々が生い茂る群馬の森公園内に開館した美術館。
群馬県立歴史博物館に隣接し、ミュージアム巡りもできる。
収蔵作品は約2,100点。ルノワールやモネ、ピカソといった海外の近代美術や日本の近現代美術、群馬県にゆかりのある作家の作品のほか、日本と中国の古美術を中心とした「戸方庵井上コレクション」など多岐にわたる。
8. みさと芝桜公園
群馬県高崎市にある、芝桜で有名な観光スポット。例年4月中旬ごろから4月下旬に見ごろを迎える。
2.9ヘクタールもの広大な敷地に26万株もの芝桜が植えられており、赤、白、ピンクの花々が園内を鮮やかに彩る。
特に目を引くのは、織姫が置き忘れた“桜色の羽衣”をイメージしてデザインされたというエリア。帯状に連なり大きく渦巻いていて、とても見応えがある。
高崎駅から徒歩でアクセス可能!高崎でお勧めの宿泊施設3選
「時間をかけて高崎を観光したい」「東京から新潟へ行くついでに高崎を観光して一泊したい」という方にピッタリな宿泊施設を3つに厳選して紹介しよう。
いずれも高崎駅から徒歩圏内なので、観光スポットへのアクセスの良さはもちろん、商業施設も多く、利便性は抜群だ。
1. 榛名の湯ドーミーイン高崎
高崎駅から徒歩約7分のアクセス至便なビジネスホテル。
高崎城址公園や高崎公園、高崎白衣大観音などの名所にも近いので、観光拠点にするには最適だ。
一番の魅力は、最上階にある大浴場「榛名の湯」。
トゴール®・ウォームタイトを使った天然温泉に近い人工温泉で、腰痛や神経痛に効能があるとされている。
2. ホテル メトロポリタン 高崎
北関東の玄関口・高崎駅駅ビルの6階~10階に位置し、ビジネスやレジャーの拠点として抜群のアクセスを誇るホテル。
フロントやロビーは落ち着いた装飾が施され、訪れる客を優しくもてなしてくれる。
客室は、エコノミータイプやスタンダード、デラックス、スペシャルなど全11タイプを用意。
3. ホテルココ・グラン高崎
群馬県高崎市に位置する「ホテルココ・グラン高崎」は、観光の拠点にぴったり。
最寄りの高崎駅東口デッキと直結しており、徒歩わずか3分という抜群のアクセスだ。
周辺には地元のグルメを楽しめる飲食店や、デパート、美術館など、様々な施設が充実しており、快適な旅をサポートしてくれるだろう。
高崎観光に関するよくある質問
Q
高崎から前橋まではどれくらいかかる?
JR両毛線で14分です。
Q
冬の高崎で行われるイベントは?
榛名湖イルミネーションや高崎だるま市などが開催されます。
まとめ
高崎の魅力と人気観光スポット、観光拠点にピッタリな宿泊施設などを紹介してきた。
この記事を参考に豊かな自然や歴史、高崎ならではの風土を感じながら観光を楽しんでほしい。
群馬県内を巡る予定のある方は、群馬の魅力的な観光スポットを厳選して紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。