冬の新宿歌舞伎町になまはげがやってくる！ 秋田県男鹿市の魅力を体験できる一日限りのイベント

三方を海に囲まれた男鹿半島にある秋田県男鹿市。奇岩が連なる海岸と緑の草原が織りなす景観や海に沈む夕日が見事な入道崎、山頂からパノラマで半島を一望できる寒風山など美しい自然に出会うことができる人気の観光地です。また、過去7,000万年にも及ぶ大地の歴史をほぼ連続して観察できる地層が揃うことから日本ジオパークにも登録されています。
障害物の少なさで初心者でも安全に楽しめる寒風山でのパラグライダーや日本海沿岸でも有数のスポットと評判のダイビングといったアクティビティ、豊かな海産物や旬の果物などの特産物も人気です。

男鹿半島周辺で行われてきた伝統的な民俗行事で、ユネスコ無形文化遺産に登録される「来訪神：仮面・仮装の神々」のうちのひとつ。
大晦日の晩、異形の面や藁を身に着けてナマハゲに扮した集落の青年たちが「泣く子はいねがー」「悪い子はいねがー」などと叫びながら地域の家々を回り、怠け者を戒めます。子どもだけでなく大人が「酒ばかり飲むな」「きちんと田畑を耕せ」などと諭されることも。家の人間は正装で出迎え、酒などを出して丁重にもてなし、送り帰します。恐ろしい見た目ですが、実は人びとの幸せな生活を願う「来訪神」であり、無病息災や豊作・豊漁などの幸福をもたらす存在なのです。

ナマハゲについては男鹿市内の「男鹿真山伝承館・なまはげ館」や毎年2月に行われる「柴灯（せど）まつり」で詳しく知ることができますよ。

会場は東急歌舞伎町タワーの17階にあるイベントスペース「JAM17 SPACE EAST」。同フロアの「JAM17 SPACE WEST」では「男鹿物産展」も開催され、男鹿の観光案内や特産品の販売、フォトコーナーやなまはげお面のクラフト体験（要予約）を楽しめます。
夕方には日本全国＆韓国のソウルフード10店舗が集まる2階「新宿カブキhall ～歌舞伎横丁〜」のステージでもなまはげ太鼓LIVEを実施。「KABUKI CAFE」のメニューを味わいながら大迫力のパフォーマンスを堪能しましょう。

「男鹿のナマハゲ」と日本古来の「和太鼓」を融合させた郷土芸能。
男⿅半島の⾵⼟や伝説をモチーフにしたオリジナル曲を演奏するなまはげの姿は迫力満点。男鹿には常設公演を行う会場がありますが、東京でのパフォーマンスは機会が少なく貴重です！

2023年4月の開業以来、国内外からの注目を集める新宿歌舞伎町の新たなランドマーク。
高さ約 225m、地上 48階 ・地下 5階建てという国内最大級の超高層複合施設には、ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメントが集結。「好きを極める」をコンセプトにした新たな体験・文化の発信拠点として歌舞伎町にさらなるにぎわいを生み出しています。

男鹿市の真山神社で900年以上前から続く神事「柴灯祭（さいとうさい）」と民俗行事の「なまはげ」を組み合わせた冬祭り。松明を手に山から下りてきたなまはげが、神社の境内で焚き上げられた火のもとで繰り広げる勇壮な乱舞は必見です！

東京でなまはげに会える1日限りのイベントはもう間もなく！
この機会に魅力あふれるなまはげの世界観を体験してみてはいかがでしょうか？ 最先端のエンタメが集まる東急歌舞伎町タワーも合わせて楽しんでください。
イベントや今回の記事をきっかけになまはげや男鹿への興味がわいたら、次はぜひ現地へ。2月に行われる「なまはげ柴灯まつり」もおすすめですよ。