【スヌーピーミュージアム完全ガイド】かわいい!大きい!たくさんのスヌーピーたちに囲まれる心躍る世界へ
渋谷駅から急行電車で約35分。南町田グランベリーパーク駅を降りてすぐの場所に、スヌーピーファンなら誰しも訪れたい「スヌーピーミュージアム」がある。
ここはアメリカの「チャールズ M. シュルツ美術館&リサーチセンター」の唯一のサテライト施設であり、ミュージアムに一歩足を踏み入れた瞬間から、たくさんのかわいいスヌーピーたちに囲まれる夢の空間だ。
スヌーピーの大きなお口のモニュメントから入場!出迎えてくれたのは…
南町田グランベリーパーク駅の改札を出て正面にまっすぐ進み、突き当たりを右折して歩くこと約4分。目の前に現れるのは、大きな口を開けたスヌーピーのモニュメント。
このユニークな入口がミュージアムへの扉となっている。
スヌーピーの口の中へ吸い込まれるようにして入場すると、天井からは季節ごとに装いを変える装飾がぶら下がり、ワクワク感が一気に高まる。
さらに奥へ進むと、ミラーに描かれたスヌーピーとピーナッツ・ギャングが、まるでお出迎えしてくれているかのようだ。
鏡越しに一緒に写真を撮れば、まるで彼らの仲間入りをしたかのような気分になれる。
正面に進んだ先がチケット売り場。
チケットは当日券と日時指定の前売券の2種類で、当日券はこの窓口にて、前売券はスヌーピーミュージアム公式サイトからe-plusにて購入できる。
入場チケットには、なんと入場日と同じ日付に発表された作品が印刷されている。
例えば、2024年12月6日に訪れたなら、「数十年前の年の12月6日」の作品が描かれた特別なチケットが手に入るというわけだ。
時を超えてスヌーピーとつながるこの仕掛けに、ロマンを感じずにはいられない。
かわいい!大きい!たくさん!心躍るスヌーピーがお目見え
エレベーターで3階へ上がると、ひとつめの部屋「スヌーピー・ワンダールーム」に到着。
この部屋には世界中のピーナッツファンから寄せられた愛情あふれるアイテムがずらりと並んでいる。
海外の貴重なヴィンテージグッズから懐かしいペットボトルのおまけまで、スヌーピーの歴史とファンの熱い思いが詰まった展示だ。
スヌーピー・ワンダールームにあるスヌーピーグッズはなんと1000体以上!
小さな頃から慣れ親しんだスヌーピーグッズと再会できるかもしれないし、知らなかったレアアイテムを発見するのも楽しい。
どこを見てもスヌーピー、どこを歩いてもピーナッツの仲間たち。
ここにいるだけで、まるでスヌーピーたちの世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれる。
順路を進むと「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」に到着。
ここではピーナッツの世界を彩る個性豊かなキャラクターたち、ピーナッツ・ギャングについて紹介されている。
チャーリー・ブラウンやルーシー、ライナスといったおなじみの仲間たちに加え、思わず「こんなキャラクターもいたのか!」と驚く発見もある。
ギャラリーを抜けてテラスへ出ると、そこにはずらりと並ぶたくさんのスヌーピーが。
実はこのスヌーピーたち、本人ではなく親戚や友人たちなのだという。
よく見ると少しずつ顔が違う…?!
テラスには爽やかな風が吹き抜け、遠くには山々が広がる。
ここではカメラを片手にスヌーピーのスポットでの写真撮影を楽しむのもよし、自然を眺めながらのんびり癒やされるのもおすすめだ。
心がリフレッシュしたら、次は2階へ進もう。
全長約8mの巨大なスヌーピー像と記念撮影
2階の「スヌーピー・ルーム」に入ると、目の前に現れるのは全長約8mの大きなスヌーピー像。
すやすやとリラックスして眠るその姿は愛おしく、見ているこちらまで眠たくなりそうだ。
周りにはさまざまなポーズをしたスヌーピー像が配置されていて、下から見上げたり、近づいたり、少し離れて全体を眺めたりと、どの角度から見ても新しい発見がある。
スヌーピー・ルームが暗くなったら愉快なショーのはじまりだ。
音楽が流れて光に映し出されたスヌーピーが部屋中を駆け回り、「次はどこに現れるのかな?」とワクワクしながら目で追いかけてしまう。
会場のスヌーピー像たちと連動したユニークな演出に、子どもだけでなく大人も思わず夢中になることだろう。
「スヌーピーの『ベリー・ハッピー・ホーム』」で世界に一つの缶バッジづくり
次に向かうのは、スヌーピーの大きな家「スヌーピーの『ベリー・ハッピー・ホーム』」。
「スヌーピーの『ベリー・ハッピー・ホーム』」のそばに、スヌーピー好きなら絶対に見逃せないカプセルトイを発見。ここで作れるのは、世界に一つだけのオリジナル缶バッジだ。
台紙にはスヌーピーの絵が描かれており、好きなシールを選んで貼り付ければ自分だけのデザインが完成する。
手を動かしながらデザインを考える時間も楽しいし、名前入りならさらに愛着が湧くこと間違いなし。
出来上がった缶バッジを早速カバンに付けて、次のスポットへ出発だ。
何度来ても楽しい!季節ごとに変化するミュージアム
スヌーピーミュージアムの魅力は、何度訪れても新たな発見があることだ。
2階の「企画展示室」は半年ごとに展示内容が変わる仕組みであり、いつ来ても新鮮な驚きが待っている。現在開催中の企画展は“HOLIDAY”。
シュルツ美術館から借りた貴重な原画の数々が、季節のイベントごとに並び、スヌーピーと仲間たちの温かな世界が広がっている。
企画展だけでなく、ミュージアムのあちこちで季節を感じる展示が楽しめるのもポイント。
春夏秋冬それぞれの風景の中にスヌーピーが溶け込んでいて、1年中どのタイミングで訪れても新しい出会いがあるのがスヌーピーミュージアムの魅力である。
世界でここだけのスヌーピーがたくさん!ブラウンズストアでおみやげ探し
ミュージアムの1階にある「ブラウンズストア」は、スヌーピーファンにとって夢のような場所だ。
世界でここだけにしかないオリジナルグッズが多数並び、そのポップでキュートなデザインに心が踊る。
定番のぬいぐるみから、センスが光るトートバッグやポストカード、さらには「ピーナッツ」コミックの格言が詰まった文庫本までラインナップは多彩だ。
自分へのご褒美はもちろん、大切な人へのプレゼントにもぴったり。スヌーピーミュージアムで過ごした楽しい一日をいつでも思い出せるようなアイテムを探してみたい。
※全ての商品は数量限定。時期により販売商品が異なる場合がある(状況により在庫切れ、早期に販売を終了する場合もある)
ピクニックメニューをテーマにした「PEANUTS Cafe」でホッと一息
スヌーピーミュージアムを思う存分楽しんだあとは、すぐ隣にある「PEANUTS Cafe」でホッと一息。
ここではピーナッツ・ギャングの"POTLUCKピクニック"(持ち寄りピクニック)をテーマにしたメニューや、企画展と連動した季節限定メニューなどが楽しめる。
カフェの温かな空間で、今日撮った写真や買ったおみやげを眺めながら過ごす時間は至福のひと時。
カラフルでかわいらしい料理やドリンクがテーブルに並び、心も体も癒やされる。
チケット、料金、営業時間について
チケットの種類
1. 前売券
前売券は前月の1日10時から前日の20時まで購入できるチケット。チケットはQRコード(スマートフォン画面)のみでの受け取りになる。(1枚あたり100円のシステム利用料、コンビニ店頭でのお支払いの場合は1件あたり220円の手数料が発生。また、イープラスは10%の追加料金がかかります)
2. 当日券
当日券は館内の滞留人数に余裕がある場合のみ、ミュージアムの窓口で販売するチケット。販売の有無や販売開始時間は公式サイトの「当日券情報」をチェック。
3. SPECIAL FRIENDS MEMBERSHIP(年間パスポート)
約2回分の入館料で購入日から1年間、何回でも利用できる大変お得なメンバーシップカード。
ミュージアム窓口にて通年販売している。購入の際は、氏名、生年月日が記載されている公的書類(運転免許証、マイナンバーカード、学生証など)の提示が必要(小学生以下は不要)。
入館料
一般・大学生 | 中学・高校生 | 4歳〜小学生 | |
前売券 | 1,800円 | 800円 | 400円 |
当日券 | 2,000円 | 1,000円 | 600円 |
SPECIAL FRIENDS MEMBERSHIP(年間パスポート) | 当日の入館チケット+2,500円 | 当日の入館チケット+1,300円 | 当日の入館チケット+800円 |
営業時間
- 平日
- 10:00〜18:00 (最終入館17:30)
- 土日祝
- 10:00〜19:00(最終入館18:30)
スヌーピーミュージアムの注意点
- 当日券は館内の滞留人数に余裕のある場合のみ、ミュージアムの窓口で販売。販売状況は公式ホームページをチェック!
- ミュージアム専用の駐車場はないため周辺の駐車場または公共交通機関を利用しよう。
- 館内は飲食不可。食品のお持ち込みや蓋の閉まらない飲み物の持ち込みはNG。飲み物はご自身のバッグに入れよう。
- 傘はご自身のバッグにしまうか、傘立て室を使用しよう。
- 一部の展示を除いて、写真撮影は可能(フラッシュや三脚等の使用は禁止、伸ばず自撮り棒を使用するのは可能)。
- 再入館はできない。またストアのご利用にはチケットが必要で、一度ストアへ入ると展示室へは戻れないので注意しよう。
- 現金、クレジットカード、または交通系ICカードでのお支払いが可能。
- 利用可能なカードはVISA・Mastercard・JCB・AMEX・Dinersで、一括払いのみ(QR決済には未対応)。
- 館内にATMはないので注意しよう。
- 商品をより多くの方が購入できるよう、購入数の制限を設けられる場合がある。
まとめ
四季折々に変わる展示や空間は、訪れるたびに新しい感動を味わえる「スヌーピーミュージアム」。
ブラウンズストアで手にしたおみやげも、ここで過ごした時間をいつまでも心に刻む宝物となるだろう。
スヌーピーとピーナッツ・ギャングが織りなす世界は、大人にも子どもにも笑顔を届けてくれる。
さあ、たくさんのかわいいに出会える「スヌーピーミュージアム」へ出かけよう!
※取材撮影はクリスマスイベント期間中に実施しています。ノベルティ、装飾、その他イベントなど終了している可能性があるので最新情報はスヌーピーミュージアム公式HPをご確認ください。