高尾山を登山するなら守るべき8つのマナーとルール
東京都八王子に位置する標高599mの「高尾山」。
気軽に登山を楽しめ、美しい自然景観を満喫できることもあって、世界トップクラスの登山者数を誇る人気観光スポットだ。
その高尾山の最大の魅力である、豊かで美しい自然景観を守るためにも、自身の安全を確保するためにも、守るべきマナーとルールがある。
その中でも最低限守るべきものを、この記事では紹介しよう。
1. 計画や準備を万全にする
登山前にはしっかりと計画を立て、無理のないスケジュールと自分の体力に合った準備をすることが重要だ。
そうすることで、安全に楽しく登山を楽しめる。
高尾山の登山道を詳しく知りたい方は、リンク先の記事を参考にしてほしい。
2. 登山道から外れない
登山道を外れて歩くことは避けよう。
登山道から外れて歩くと、高尾山に自生する希少な花や草木、土を傷める原因となる。
長い樹齢の樹木の根が痛む原因にもなり、根が痛むと樹木は枯れてしまう。
それだけでなく、転落や滑落といった危険性もあるため、自身の身を守るためにも、登山道だけを歩いてほしい。
3. ゴミは必ず持ち帰る
高尾山の美しい自然を守るために、登山中に出たゴミは必ず持ち帰ろう。
お菓子の包装や飲み物の空き容器はもちろん、小さなゴミでも自然環境に影響を与える。
ゴミを持ち帰る袋を登山リュックに入れておき、出たゴミはゴミ袋に入れて持ち帰ってほしい。
高尾山に必要な持ち物を知りたい方は、リンク先の記事を参照してほしい。
4. 動植物・昆虫は観察するまでに留める
高尾山の野草や花などの植物、野鳥、昆虫は観察するまでに留めよう。
動植物の採集や捕獲は、貴重な高尾山の自然を損なう恐れがある。
高尾山の美しい自然と高尾山に棲む野生動物や昆虫を守るために、マナーとルールを守って、自然観察を楽しもう。
5. 生き物にエサをやらない
山の生き物にエサを与える行為は、生態系を乱し、動物たちの健康に悪影響を与えることがある。
自然のバランスを守るためにも、エサやりは控え、動植物が自然のままで生きられる環境を守ろう。
6. 火の使用を避ける
火の使用は基本的に避けるべきだ。ただ、シングルバーナーの利用なら問題ない。
シングルバーナーを使用する場合は、火災を引き起こさないよう細心の注意を払おう。
7. トイレなどの公共施設をきれいに使う
トイレや休憩所は登山者が利用する大切な場所だ。
使用後は清潔に保ち、次に使う人が気持ちよく使えるように心配りを忘れず、誰もが快適に利用できるように心掛けよう。
8. すれ違う登山者と挨拶を交わす
登山道ですれ違う人とは挨拶を交わそう。
「こんにちは」の一言が、気持ち良く道を譲り合えたり、会話のきっかけとなったりする。
高尾山のマナー・ルールに関するよくある質問
Q
高尾山でタバコを吸ってもいいの?
指定の喫煙所以外での喫煙は避けてください。タバコを吸いたい場合は、ケーブルカーの清滝駅の喫煙所を利用してください。
Q
高尾山で避けた方が良いことは?
ゴミの放置や登山道外の立ち入り、野草の採取、野鳥の捕獲は避けてください。
まとめ
この記事では、高尾山を訪れる際に守るべきマナーやルールを紹介してきた。
自然環境を守り、気持ちよく安全に登山を楽しむために、基本的なマナーとルールを理解しておこう。
高尾山の魅力と見どころを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてほしい。