【大阪駅完全ガイド】梅田駅との違いからショッピングスポットまで完全網羅!

【大阪駅完全ガイド】梅田駅との違いからショッピングスポットまで完全網羅!

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

大阪観光の拠点として重要な役割を担う「大阪駅」。
難波・京都・神戸などの他エリアへアクセスしやすいだけでなく、周辺には多くの商業施設・観光スポットが集まっている。
しかし、JR「大阪駅」周辺、ほぼ同じ場所に5つの「梅田駅」があり、大阪駅周辺の交通情報は、日本人にとっても複雑でわかりづらい。
この記事では、観光客でもJR「大阪駅」と「梅田駅」をスムーズに利用できるように、全6駅の特徴と使い分け、大阪駅から各梅田駅までの最短ルートを中心に紹介していく。

最初に把握しておくべき大阪駅と5つの梅田駅の特徴と使い分け

「大阪駅」と「梅田駅」はほぼ同じ場所にありながら、名前が異なる関西最大のターミナル駅だ。
路線によって駅名が違い「大阪駅」という名前はJR線のみ、そのほかは以下のように5つの「梅田駅」に分かれる。

  1. 阪急電鉄「大阪梅田駅」
  2. 大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」
  3. 阪神電鉄「大阪梅田駅」
  4. 大阪メトロ 四つ橋線「西梅田駅」
  5. 大阪メトロ谷町線「東梅田駅」

JR「大阪駅」を中心に各線「梅田駅」が周囲にあると考えればわかりやすいだろう。
それぞれ地下通路や歩道橋で接続しており、徒歩約3分〜5分の距離に集まっている。
どの駅も名前が似ているため、JR「大阪駅」から「梅田駅」に乗り換える際は、乗り換える梅田駅の路線名まで覚えておこう。

様々なシチュエーションで活用できる「JR大阪駅」

関西最大のターミナル駅と言えるJR「大阪駅」は、大阪市内や関西圏への移動において欠かせない駅だ。
ショッピング・観光・ビジネスなど、様々なシチュエーションで多くの人に利用される。
なかでも、大阪の代表的なスポット「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」・「大阪城」へはJR「大阪駅」から向かうと便利だ。
5線が乗り入れており、関西国際空港新大阪駅・京都駅といった主要駅にも乗り換えなしでアクセスできるため、観光の玄関口としての役割も果たしている。
また、駅周辺には大型商業施設、多数の飲食店が集まっているおり、JR「大阪駅」だけでも買い物・グルメ・エンタメを満喫できる。

乗り入れ路線
JR東海道本線、JR大阪環状線、JR福知山線、JRおおさか東線、JR桜島(ゆめ咲)線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
関西地方全般(京都・神戸・奈良)、関西国際空港、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、大阪城など
関西最大のターミナル駅・JR大阪駅
関西最大のターミナル駅・JR大阪駅

JR大阪駅と新大阪駅の違い

JR「大阪駅(大阪市北区)」と「新大阪駅(大阪市淀川区)」は、JR東海道本線(京都線)で1駅、3分~4分の距離だが役割や利用シーンが異なる。
上述の通り、JR「大阪駅」は在来線が集中する交通の要所であり、市内の観光・買い物の中心地として活用されるターミナル駅だ。
一方、「新大阪駅」は府内で唯一の新幹線停車駅かつ東海道新幹線の終点で、同時に山陽新幹線の始発駅・終着駅でもある。
そのため、新幹線を利用すれば京都・広島・東京などの都市へ移動しやすく、関西圏外に行く時や遠距離移動の拠点となることが多い。
高速バスも発着しているので、名古屋や神戸にも直行便でアクセスできる。
駅周辺にはホテルや飲食店が立ち並んでおり、旅行の起点としても便利なエリアだ。

新幹線が発着する新大阪駅
新幹線が発着する新大阪駅

関西の人気観光地にもアクセスしやすい阪急電鉄「大阪梅田駅」

阪急電鉄「大阪梅田駅」は大阪の中心地「うめきたエリア(大阪駅北地区)」に位置し、周辺には大型ショッピングモールや繁華街が集まっている。
最大の特徴は阪急京都本線・阪急神戸本線・阪急宝塚本線が乗り入れ、いずれも始発・終着駅であるということだ。
京都(祇園・嵐山エリア)・神戸三宮・宝塚方面をはじめ、高槻や池田などの大阪北部へのアクセスが便利で乗り換えなしで行ける。
そのため、大阪と合わせて京都や神戸を楽しむ旅行者の利用が多い。

乗り入れ路線
阪急京都本線、阪急神戸本線、阪急宝塚本線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
京都(祇園・嵐山エリア)、神戸三宮(南京町・北野異人館エリア)、兵庫(宝塚大劇場・手塚治虫記念館)など
うめきたエリアに位置する大阪梅田駅
うめきたエリアに位置する大阪梅田駅

大阪主要エリアへのアクセスに便利!大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」

大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」は、新大阪駅・なんば駅・天王寺駅といった主要エリアを縦断しており、大阪メトロ全線の中で最も利用者が多い。
市内観光や広域移動の拠点など、どの方面にも比較的スムーズに移動しやすいため、同駅を起点にプランを考えても良いだろう。
大阪メトロの他路線のほか、JR線・阪急電鉄・阪神電鉄とも地下通路でつながっているため、乗り換えも便利だ。
ただし、複数の出口があり構造も複雑なことから、地下鉄各線のラインカラーと頭文字を覚えておくのがお勧め。
※御堂筋線(M/レッド)、四つ橋線(Y/ブルー)、谷町線(T/パープル)

乗り入れ路線
大阪メトロ 御堂筋線、大阪メトロ 四つ橋線、大阪メトロ 谷町線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
道頓堀、心斎橋、通天閣、あべのハルカスなど
地下鉄の主要な乗換駅で周辺の繁華街と直結する交通拠点
地下鉄の主要な乗換駅で周辺の繁華街と直結する交通拠点

神戸方面へのアクセスにも使える阪神電鉄「大阪梅田駅」

阪神電鉄「大阪梅田駅」は、プロ野球・阪神タイガースの本拠地や高校野球の聖地で知られる「阪神甲子園球場」へのアクセスに便利な駅である。
最寄りの甲子園駅まで2駅・15分ほどなので、野球観戦に訪れる際は同駅を利用しよう。
近くにはファン必見の「甲子園歴史館」もあり、充実した時間を過ごせるはずだ。
また、神戸三宮駅までも直通で約30分とアクセスしやすい。
JR「大阪駅」経由とほぼ同じ所要時間ながら、運賃は片道で90円安いため、大阪・神戸の観光を予定している方は阪神電鉄がお勧め。

乗り入れ路線
阪神本線、阪神なんば線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
阪神甲子園球場、神戸三宮(メリケンパーク・北野異人館・南京町)、姫路など
神戸方面へのアクセスにも便利な大阪梅田駅
神戸方面へのアクセスにも便利な大阪梅田駅

観光ではあまり使われることのない大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」

大阪メトロ 四つ橋線「西梅田駅」は、大阪市内を南北に走る同路線の始発駅だ。
全11駅と路線が短い上にオフィス街を中心に形成しており、観光や旅行で利用されることは基本的にない。
通勤もしくはビジネスでの利用が圧倒的に多いので、朝・夕のラッシュ時を除けば座れる可能性が高いのが特徴だ。
御堂筋線ほど混雑がなく、なんば・心斎橋・住之江公園方面へのアクセスに便利というメリットもある。
そのため、ゆったりと移動したい旅行者は選択肢に含めると良いだろう。

乗り入れ路線
大阪メトロ 御堂筋線、大阪メトロ谷町線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
なんば、心斎橋、道頓堀、大阪港、住之江公園、大阪アメリカ村など
観光では利用する機会が少ない西梅田駅
観光では利用する機会が少ない西梅田駅

有名スポットにもアクセスできる大阪メトロ谷町線「東梅田駅」

大阪メトロ谷町線「東梅田駅」は、大阪市内を南北に走る谷町線の中心駅だ。
沿線には26の駅があり、営業距離は大阪メトロ全線の中で最長の約28kmにも及ぶ。
全体の特徴としては風情ある商店街と神社仏閣が駅から近く、ラインカラーのパープルも僧侶が着る袈裟(けさ)をイメージしたと言われている。
日本で最も長いアーケードで知られる「天神橋筋商店街」、学問の神・菅原道真(すがわらみちざね)を祀る「大阪天満宮」などの有名なスポットも多い。
定番の大阪観光ではなく、下町巡りや文化的な体験を求める方にお勧めの路線だ。

乗り入れ路線
大阪メトロ 御堂筋線、大阪メトロ四つ橋線
アクセスしやすい主な方面、観光スポット
西の丸庭園、天王寺、大阪天満宮、天神橋筋商店街など
大阪市内を南北に走る谷町線の中心駅・東梅田駅
大阪市内を南北に走る谷町線の中心駅・東梅田駅

知っておきたいJR大阪駅の各出口の使い分け

地下2階~3階からなるJR「大阪駅」の構内はとても広く、出口は全部で8カ所も存在する。
目的地に応じて最寄りの出口が異なるため、事前に出口の場所と周辺にあるスポットを把握しなければ迷ってしまうだろう。
特に土地勘のない観光客は複雑に感じるはずなので、以下にまとめた出口一覧と利用シチュエーションを参考にしてほしい。

出口名(階数) 出口の先にある主なスポット 利用すべきシチュエーション
うめきた地下口(地下1階) ・地下ホーム専用の改札
※在来線とは異なる
・うめきたエリアのアクセス
・特急、おおさか東線、関空の乗車時
中央南口(1階) ・大丸梅田店
・阪神梅田本店
・駅前第一、二、三ビル
・ショッピング
・食事
桜橋口(1階) ・エキマルシェ大阪
・タクシー乗り場、バスターターミナル
・KITTE大阪
・ショッピング
・食事
・タクシー、バスの利用
御堂筋北口(1階) ・ヨドバシカメラ マルチメディア梅田
・梅田芸術劇場

・家電製品の購入
・演劇やミュージカルの鑑賞
御堂筋南口(1階) ・阪急うめだ本店
・HEP FIVE
・ファッションチェック
・エンターテインメントを楽しむ
西口(1階) ・エキマルシェ大阪ウメスト
・ヒルトン大阪
・ハービスPLAZA ENT
・グルメ
・ホテル利用
中央北口(2階) ・梅田スカイビル
・グランフロント大阪
・ルクア大阪
・ルクアイーレ
・空中庭園展望台に訪れる
・ショッピング
連絡橋口(3階) ・ルクア大阪
・ルクアイーレ
・梅田大丸店
・ホテルグランヴィア大阪
・ショッピング
・ホテル利用

JR大阪駅から各梅田線への乗り換え

続いて、JR「大阪駅」から各線梅田駅に乗り換える際の最寄り出口と簡単な経路を紹介しよう。
路線名・駅名・出口を把握しておけば、スムーズかつ最短で移動できる。
異なる改札に出た場合でも、近くの案内板に沿って進めば大丈夫なので心配はいらない。

目的駅 所要時間 簡単な経路
阪急電鉄「大阪梅田駅」 約5分 JR大阪駅の御堂筋口の改札を出て左手に進み、エスカレーターを上がり、右手に直進。HEP FIVEの赤い観覧車を目指して歩くと、阪急電鉄「大阪梅田駅」の構内に到着する。
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」 約3分 御堂筋口の改札を出て向かい側のエスカレーターを下りると、目の前に大阪メトロ御堂筋線が現れる。
阪神電鉄「大阪梅田駅」 約5分 桜橋口の改札を背にして右側に階段、左側にエスカレーターがあるのでどちらかを使い、地下に下りて、そのまま真っすぐ進む。
突き当たりの「Tully's Coffee」を左に曲がると大阪梅田駅の西口に着く。
大阪メトロ 四つ橋線「西梅田駅」 約5分 桜橋口の改札を背にして右側に階段、左側にエスカレーターがあるのでどちらかを使い地下に下りて、そのまま真っすぐ進む。
突き当たりの「Tully's Coffee」を右に曲がってしばらく進み、階段を下りると西梅田駅に着く。
大阪メトロ谷町線「東梅田駅」 約10分 御堂筋南口の改札を出て右手に進み、横断歩道を渡って真っすぐ歩き、阪神百貨店横の地下通路に入る。
ななめ左に進み、「Whityうめだ」の看板に沿って真っすぐ突き抜ける。
しばらく進み、右手にピンク色「案内所・宝くじ」が見えたらその次の道を右に回ると東梅田駅に着く。

通り過ぎるだけではもったいない!大阪ステーションシティの主要施設8選

大阪ステーションシティ」とは、JR「大阪駅」を中核とした大規模な複合商業施設だ。
2011年にリニューアルされ、ショッピング・グルメ・ホテル・映画館・ファッションビル・イベントスペースなどが一体化した最新スポットとして注目を集める。
以下のように大きく3つのエリアに分かれており総店舗数は600を超える。

エリア名 代表的な施設
ノースゲートビルディング ルクア大阪、大阪ステーションシティシネマ、天空の農園
サウスゲートビルディング 大丸梅田店、ホテルグランヴィア大阪、時空(とき)の広場
大阪駅構内・その他 エキマルシェ大阪、セントラルコート大阪

JR「大阪駅」を単なる移動拠点とするだけではもったいない。
これから紹介する主要施設を参考に、大阪駅周辺でショッピングやグルメなども満喫してみよう。

2021年5月で10周年を迎えた、駅・百貨店・商業施設・広場などが一堂に集積する「まち」
2021年5月で10周年を迎えた、駅・百貨店・商業施設・広場などが一堂に集積する「まち」

1. ルクア大阪

JR「大阪駅」の中央口に直結した関西最大級のショッピングモールのひとつ。
地下2階から10階の建物には、ファッション・雑貨・グルメ・ライフスタイルショップなどが入り、最新のトレンドを発信するスポットとして人気を集める。
若者向けのファッションブランド中心の東館「ルクア」、高級ブランドや関西初出店の店舗が多い西館の「ルクアイーレ」に分かれている。
本屋と雑貨が融合した「蔦屋書店」のほか、カフェ・コスメ・お土産ショップも充実し、買い物だけでなく、大阪ならではのカルチャーを楽しめる場所だ。

大阪駅直結の関西最大級のショッピングモール
大阪駅直結の関西最大級のショッピングモール

2. イチロクグルメ

大阪ステーションシティのサウスゲートビル16階に位置するグルメストリート。
和食・洋食・アジア料理・カフェなど、多彩なジャンルの店舗が17軒集まる注目のスポットだ。
大阪のご当地グルメ・お好み焼きを楽しめる「あ・らん」や、スフレオムライスの専門店「サロン卵と私」といった個性的なラインアップが並ぶ。
ランチ・ディナー、ちょい飲みにもピッタリで、安心して美味しいもの気軽に食べたいという人にお勧め。
食事をしながら美しい景色を楽しめる点も魅力のひとつ。
JR「大阪駅」中央口の大丸梅田店のエレベーターに乗れば、迷わずに直通で行けるのでアクセスも簡単。

ご当地グルメも満喫できるグルメストリート(※写真はイメージです。)
ご当地グルメも満喫できるグルメストリート(※写真はイメージです。)

3. 大丸梅田店

JR「大阪駅」桜橋口に直結の幅広いジャンルのショップや飲食店が揃う大型百貨店。
地上15階建ての館内には流行を取り入れたブランドが多数入店し、ショッピングや大阪らしいお土産選びに最適な場所だ。
地下1階と地下2階の食品フロアは「デパ地下グルメ」の宝庫で、有名店のスイーツ・お弁当・お惣菜が豊富に揃う。
また、関西初出店のショップ・限定商品・話題のデザートも充実しており、トレンドを先取りできるのもうれしいポイント。

幅広いショップが揃う大型百貨店
幅広いショップが揃う大型百貨店

4. エキマルシェ大阪

JR「大阪駅」の桜橋口改札前にある駅ナカ商業施設。
グルメ・スイーツ・雑貨屋などが揃う便利なスポットで、様々なジャンルの飲食店が軒を連ねる。
特急列車の乗り継ぎ前後や観光の合間にふらっと立ち寄れ、軽い食事やテイクアウトができるのが大きな魅力だ。
「STARBUCKS COFFEE」をはじめカフェも多く、軽い休憩や電車の待ち時間を埋めるのにも便利。
基本的に飲食店は22時か23時まで営業しているので、発着が遅くなった場合の食事場所としてもお勧め。

エキマルシェ大阪がすぐそばにあるJR「大阪駅」の桜橋口改札
エキマルシェ大阪がすぐそばにあるJR「大阪駅」の桜橋口改札

5. エキマルシェ大阪ウメスト

JR「大阪駅」西口に位置する2024年12月に開業したばかりの新しい商業施設。
“誰もが毎日楽しめる日々の生活を応援するこだわりのお店”をコンセプトに定め、2次会や記念日など多様なシチュエーションでの利用に備えている。
2025年2月4日時点では、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」、「ビアードパパ」、「赤福」、「セブン-イレブンハートイン」の4店舗が営業中だ。
2月下旬以降には、大阪老舗の串かつ専門店「松葉」を含めた4店舗がオープン予定となっており、さらなる発展を期待したい。

関西地方のお土産の定番「赤福」も手に入る
関西地方のお土産の定番「赤福」も手に入る

6. バルチカ03

JR「大阪駅」西口改札を出てすぐの場所にある、「イノゲート大阪」の2階~5階に広がる飲食店街。
梅田で働くおっさん(=03)をメインターゲットに、世界の名店から日本の人気店まで全50店舗が出店している。
階数ごとにコンセプトが異なり、リーズナブルな価格帯の店舗の多さが最大の魅力だ。
2階・3階は海外で有名なレストラン・カフェが集まり、4階は大阪の老舗・名店がバリエーション豊富に揃う。
5階は呑みに特化したフロアとなっており、昭和レトロを感じられる横丁・立ち飲み居酒屋のほか、会員制スナックも軒を連ねる。
大阪らしい賑やかな雰囲気を楽しめるので、複数のお店を渡り歩く「はしご酒」にもピッタリだ。

バルチカ03の入り口・イノゲート大阪の彩の路
バルチカ03の入り口・イノゲート大阪の彩の路

7. KITTE大阪

初代大阪駅や旧大阪中央郵便局の跡地に建ち、ホテルや劇場、オフィスなどを備える複合ビル「JPタワー大阪」内にある商業施設。
ビルの地下1階~地上6階に多種多様な100以上の店舗が集まり、日本の魅力を発見・再確認させてくれる。
最大の魅力は充実のグルメ。地下1階の「うめよこ」には地元&全国の名店・人気店など気軽にお酒を楽しめる店舗が横丁スタイルで軒を連ねる。

日本の魅力的なヒト・モノ・コトが集まる大阪駅直結の商業施設
日本の魅力的なヒト・モノ・コトが集まる大阪駅直結の商業施設

8. 大阪ステーションホテル

2024年7月に開業したJR「大阪駅」西口直結のラグジュアリーホテル。
関西圏の観光に最適なロケーションを誇り、天候に左右されずスムーズに移動できる。
初代大阪駅の跡地に建てられた同ホテルは、「鉄道の記憶」がテーマになったデザインが特徴で、クラシカルな雰囲気と現代的なモダンさが融合している。
客室は30階~38階の高層に位置し、部屋から広がる大阪の街並みや夜景は格別に美しい。
また上質なホスピタリティはもちろん、館内にはレストラン・バー・大浴場などが完備され、滞在中も快適に過ごせる環境が整う。

大阪ステーションホテルのラグジュアリーなフロントロビー
大阪ステーションホテルのラグジュアリーなフロントロビー

駅を拠点に買い物も満喫!大阪駅周辺のショッピングスポット3選

「大阪ステーションシティ」以外にも、大阪駅の周辺にはショッピングスポットが多い。
その中でも特にお勧めのスポットを3つ紹介するので、大阪駅を拠点にショッピングも満喫してみよう。

1. グランフロント大阪

名称には「世界に開かれた最前線のまちであり続けたい」という思いがこめられた「グランフロント大阪」。
2013年4月、大阪駅北地区、通称「うめきた」の東側約7haのエリアに開業した複合商業施設だ。
国内外の人気セレクトショップや西日本初出店の旗艦店など、約260店のショップ&レストランが入る北館、南館を中心に4棟のタワービルディングから成る。

うめきたエリアのシンボル的存在の複合商業施設
うめきたエリアのシンボル的存在の複合商業施設

2. 阪急うめだ本店

地上13階、地下2階の大阪を代表する百貨店の一つで、グルメ、ファッション、ライフスタイル、アート、スポーツなど専門店が集合。
また、9階から12階まで4層吹き抜け、高さ16mの大空間の祝祭広場では、期間限定のマーケットやイベントを開催している。
また、1階の南北コンコースのディスプレイも人気で、買い物客のみならず、多くの通行人の目を楽しませている。

グルメやファッション、ライフスタイルなど最新の情報を発信する百貨店
グルメやファッション、ライフスタイルなど最新の情報を発信する百貨店

3. HEP FIVE

「HEP」とは「Hankyu Entertainment Park」の略で、「Entertainment」には「娯楽」のほかに「もてなし」という意味が含まれている。
もてなしの心で、何度も来館したいと思われる場所づくりを目指し、1998年11月に誕生。街中に出現した真っ赤な観覧車は当時、「建物と一体化し、空調設備もある世界で初めての観覧車」と話題に。以降、梅田のランドマークとなった。

真っ赤な観覧車が梅田のランドマークにもなっている、若い世代を中心としたファッションビル
真っ赤な観覧車が梅田のランドマークにもなっている、若い世代を中心としたファッションビル

大阪駅に関するよくある質問

Q

大阪駅構内でご飯を食べられる場所はある?

A

JR西日本最大規模の商業施設「エキマルシェ大阪」には、バラエティー豊かな飲食店が揃っています。

Q

大阪駅と梅田駅との違いは?

A

両駅ともほぼ同じ場所にあり、大阪駅はJR「大阪駅」のみです。梅田駅は阪急電鉄「大阪梅田駅」、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」、阪神電鉄「大阪梅田駅」、大阪メトロ 四つ橋線「西梅田駅」、大阪メトロ谷町線「東梅田駅」の5駅があります。

Q

大阪駅と新大阪駅との違いは?

A

JR「大阪駅」は市内の観光・買い物の中心地として活用されるターミナル駅です。一方、「新大阪駅」は新幹線の発着駅として関西外からのアクセスや遠距離移動の拠点となる駅というのが簡単な違いです。

まとめ

観光拠点となる重要なターミナル駅ながら、迷いやすい「大阪駅」と「梅田駅」の交通情報を中心に紹介してきた。
両駅は複雑で分かりづらい一方、様々な場所に行くのに便利なので観光に欠かせない。
市内はもちろん、京都・東京・広島などにも数時間でアクセスが可能だ。
プランに合わせてJR「大阪駅」と5つの「梅田駅」を上手に活用し、関西・大阪旅行を楽しんでほしい。
大阪を満喫するために押さえておきたい情報を網羅的にまとめた、こちらの記事も一緒にチェックしよう。