
レンタカーで行く!絶景を満喫できる【北海道ドライブ旅行完全ガイド】
北海道の果てしなく広がる大地を楽しむドライブは、言葉では表せない最高の体験になる。
そのため、レンタカーを借りて北海道旅行をしたいと、考えている人も多いのではないだろうか。
絶景スポットが多く、四季折々に異なる表情を見せる北海道はドライブ旅行にピッタリだ。
車があれば、魅力的な観光スポットをより多く楽しめる。
この記事では、レンタカーを使った北海道旅行を検討中の方が求める情報を網羅的に紹介する。
レンタカー選びのポイントからお勧めのモデルコースまで、知りたいと思った情報を詰め込んでいるので、ぜひ最後まで読んでほしい。
北海道は思ったより広い!ドライブ旅行プランの計画は慎重に
北海道の面積はおよそ8.3万㎢で、日本の国土の約2割を占めている。
台湾の約3.6万㎢や韓国の約10万㎢と比較すれば、どれだけの広さかわかりやすいだろう。
そのため地図上では近いと感じていても、観光地同士の距離は想像よりも離れている場合が多い。
だからこそ、訪れる観光地・観光スポットは絞ることが北海道を満喫するために重要だ。
参考までに札幌から各観光地までの距離と移動時間を下記の表にまとめた。
移動時間には休憩時間が含まれていないので、実際の移動ではもっと時間がかかる。
また北海道は一年の半分近くは降雪があり、夏とは異なる運転技術が必要になるため、ドライブを楽しむ場合はゆとりをもったスケジュールを組もう。
距離 | 移動時間 | |
---|---|---|
札幌から小樽 | 38.3km | 約1時間 |
札幌から旭川 | 137.7km | 約2時間 |
札幌から函館 | 270.6km | 約4時間30分 |
札幌から網走 | 334.1km | 約4時間40分 |
札幌から釧路 | 301.5km | 約4時間20分 |
北海道でレンタカーを借りる3つのメリット
北海道旅行を考えているならば、レンタカーを借りるのがお勧めだ。
公共交通機関でも楽しめるが、貴重な観光時間を有意義に使うにはレンタカーの方が向いている。
北海道でしか体験できないドライブルートもあり、車窓から眺める美しい景観は旅行にピッタリな爽快な気分にさせてくれる。
ここでは代表的なメリットを3つ紹介するので、迷っている方は参考にしてほしい。
1. 効率良く観光地・観光スポットを巡れる
北海道は都会ほど交通網が充実しているわけではなく、利便性の低い場所や電車では行きづらいスポットも多い。
そのため、すき間時間が生まれるケース・時刻表に沿った計画など、どうしても動きに制限がかかってしまう。
だからこそレンタカーで移動すれば、広範囲を効率的にアクセスでき、観光時間が長く取れる。
自分たちのペースで好きなように時間を使え、荷物を持つ負担もないのでストレスも減り、最大限に旅行を楽しめるはずだ。

2. 車で旅するからこそ出会える景色
レンタカーがあれば、公共交通機関ではアクセスしづらい観光名所にも行ける。
目的地までの移動がスムーズな上に、北海道の大自然を目の当たりにした迫力満点の世界を楽しめるのもポイント。
途中で穴場スポットと巡り合えるかもしれないという、ワクワクを感じながら過ごせるのも魅力のひとつ。
さらに、四季折々に織りなす美しい景観が見られるドライブルートも多いので、走っているだけでもたくさんの思い出ができる。
景色や車内での時間を共有することで、より絆も深まっていくだろう。

3. 重い荷物を持って移動しなくても良い
重い荷物を持って移動する負担がなくなるのも、レンタカーを利用するメリットのひとつ。
家族旅行やお土産をたくさん購入する場合でも、荷物が重くて観光スポット巡りを断念したり、途中でホテルへ荷物を置きに戻ったりする必要がなくなる。
また、小さな子供を連れての旅行でも、プライベートな空間で移動自体を楽しめるのも嬉しいポイントだ。

日本でレンタカーを利用する上で知っておくべきこと
観光目的の訪日外国人の方が日本でレンタカーを利用するためには、以下3点の準備が必要。
- 国際運転免許証
- パスポートもしくは在留カード
- クレジットカード
台湾・スイス・ベルギーなど一部の国の方は、自国の免許証を持っていれば、国際運転免許証は不要で、運転免許証の公式日本翻訳文があれば利用できる。
JAF(日本自動車連盟)か各国の大使館で手続きをすれば取得できるので、詳細はいずれかのホームページを確認してほしい。
公式日本翻訳文の取得には時間がかかる場合があるため、旅程が決まっている方は早めの手続きをお勧めする。
また、日本と異なる交通ルールの国・地域が多い。
“日本は左車線で右ハンドル”、”横断歩道を含めて原則歩行者優先(車優先のケースはほぼない)”が代表例に挙げられる。
その他にも、標識・保険・レンタカーの借り方から返却までの流れなど、覚えるべき情報が多い。

北海道のドライブ旅行で利用すべきレンタカー会社は?
北海道には大小様々なレンタカー会社があり、特色・強みや取り扱い車種・地域に違いが見られる。
そこで、訪日外国人でも安心して使えるお勧めのレンタカー会社を以下の基準で選定した。
紹介するレンタカー会社の選定基準
- 多言語対応したウェブサイトがある
- 訪日外国人でも利用できる
- 新千歳空港までの送迎サービスがある
- 営業所が多い
- 乗り捨てが可能(車を借りた店舗とは異なる店舗で返却できる片道利用サービス)
初心者でも訪日外国人でも安心!北海道のお勧めレンタカー会社5選
これから紹介するレンタカー会社は、いずれも業界大手で豊富なノウハウを駆使した充実のサービスがあるため、初めてでも利用しやすいはずだ。
レンタカーをどこで借りるか迷っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
1. タイムズカーレンタル
日本全国にネットワークを持つ「タイムズカーレンタル」は、幅広い都市や地域に店舗を構え、その多くが空港や新幹線駅周辺に集中しているのが特徴だ。
そのため、旅行利用にも便利で到着後すぐにレンタカーで移動できる。
他社と比べると安価な点も魅力的なポイントと言えるだろう。
- 対応エリア
- 一部地域を除く日本全国
- 支払い方法
- 原則クレジットカード
- 基本料金
-
6時間まで:4,620円~
12時間まで:5,610円~
24時間まで:6,600円~
追加1時間ごと:770円~
※軽自動車の場合
※上記の内容は全て2025年3月時点の情報のため変更の可能性あり
2. オリックス レンタカー
「オリックスレンタカー」は、日本国内でも広く知られたレンタカー会社のひとつ。
業界2位のレンタカー保有台数を誇り、乗用車から高級車まで幅広い車種を取り揃え、様々なニーズに応えられるのが特徴だ。
JALやANAのマイレージを貯められる点も訪日観光客にとってもうれしいポイント。
- 対応エリア
- 一部地域を除く日本全国
- 支払い方法
- 原則クレジットカード
- 基本料金
-
6時間まで:6,160円~
12時間まで:6,160円~
24時間まで:8,250円~
追加1時間ごと:1,320円~
※軽自動車の場合
※上記の内容は全て2025年3月時点の情報のため変更の可能性あり
3. トヨタレンタカー
「トヨタレンタカー」は、全国に約1,100カ所に拠点を持つ業界最大手のレンタカーサービス。
高い信頼性と耐久性に定評があり、安全性能や燃費も良好な日本車の王道・トヨタ車に乗れるのが大きなメリットだ。
同レンタカーでは軽自動車の扱いはないので、予定している方は気を付けてほしい。
- 対応エリア
- 一部地域を除く日本全国
- 支払い方法
- 原則クレジットカード
- 基本料金
-
6時間まで:6,160円~
12時間まで:6,600円~
24時間まで:8,580円~
追加1時間ごと:1,320円~
※乗用車の場合
※上記の内容は全て2025年3月時点の情報のため変更の可能性あり
4. ニッポンレンタカー
創業50年以上の歴史を誇る「ニッポンレンタカー」は、メーカーを問わず多彩なラインアップが魅力的。
主要駅・空港近くの店舗では長時間営業(13時間以上)をしており、利便性の高さも特徴のひとつ。
日本への到着が朝方や夜になる場合は、特に検討の価値が上がるだろう。
- 対応エリア
- 一部地域を除く日本全国
- 支払い方法
- 原則クレジットカード
- 基本料金
-
6時間まで:6,050円~
12時間まで:6,050円~
24時間まで:7,590円~
追加1時間ごと:1,210円~
※軽自動車の場合
※上記の内容は全て2025年3月時点の情報のため変更の可能性あり
5. バジェットレンタカー
ロサンゼルスで創業した「バジェットレンタカー」は、日本では1985年にサービスを開始し、現在は唯一の海外国内統一ブランドとして広く認知されている。
安全性・清潔さの徹底、利便性など、あらゆる側面で上質な顧客体験をもたらしており、高評価な口コミも多い。
- 対応エリア
- 一部地域を除く日本全国
- 支払い方法
- 原則クレジットカード
- 基本料金
-
6時間まで:6,050円~
12時間まで:6,050円~
24時間まで:7,480円~
追加1時間ごと:1,100円~
※軽自動車の場合
※上記の内容は全て2025年3月時点の情報のため変更の可能性あり
北海道のドライブ旅行を検討中の方にお勧めのレンタカーサイト
慣れていないと自分にあったレンタカー会社を見つけるのは、大変で手間もかかるだろう。
そんな方のために、複数のレンタカー会社を横断して検索し、比較できる便利なサイトを紹介する。
多言語対応はもちろん、こだわり条件(車種・オプション選択・希望日時など)の設定も可能なほか、お得な料金で予約できるので積極的に活用してほしい。
TOCOO!
“TOCOO!(トクー)”は、既成概念に囚われない独自のサービスに特色を持った格安旅館・ホテルの宿泊予約サイト。
100%お客様主義を掲げ、レンタカーの利用についても最低価格を保証している。
他社より高い場合は差額を”ポイント”にて返金されるため、費用面にこだわりたい人は検討の価値がある。
キャンセル料の無料も特徴と言え、直前までスケジュールがわからない場合、天候不良でやむを得ない時などにはメリットが大きい。
ただし、様々な特典を受けるには有料の会員登録(年間契約)が必要となる。

たびらい
“たびらい”は、ローカル旅の楽しみ・魅力を現地から発信する日本国内の旅行予約サイト。
より良い旅行へのサポートに強みを持っており、レンタカーも良質な車・会社のみを厳選した安心のプランを掲載している。
会員登録不要かつ3ステップ(検索・個人情報入力・予約)で、簡単に利用できる点が大きな魅力。
総額料金表記なので比較しやすく、希望に沿った条件を見つけやすいのも嬉しいポイント。
利用者アンケートの満足度94%、予約実績累計400万台と実績も十分だ。

北海道でレンタカーを選ぶ3つのポイント
北海道で気象条件を気にせずにドライブできるのは6月~9月の4ヶ月だけである。
雪道に慣れていない場合、それ以外の期間はレンタカーの利用を控えよう。
雪道の運転は事前に適切な対策や最低限の知識を頭に入れておかないと、危険な目に遭うリスクが高まる。
だからこそ、レンタカー選びも安全に楽しくドライブする上で重要だ。
雪道を運転する可能性がある時期に旅行する場合は、これから紹介する3つのポイントを参考にレンタカーを選んでほしい。
1. できるだけ4WDの車を選ぶ
雪道の運転に慣れている方や何かしらの理由がある方以外は、4WD(四輪駆動)の車種を選んでほしい。
四輪それぞれにエンジンからの動力が伝わる構造のため、凍結路面・積雪した道でも滑りにくく安全に走行できるのが勧める理由だ。
4WDは悪路・悪条件にも強いので、突然の天候不良や舗装されていない道路・山道を走る際の不安も減るだろう。
また他の車種と比較すると安定性が高いため、北海道の広大なエリアの長距離ドライブにも向いている。

2. ABS付きのレンタカーを指定する
ABS(アンチロックブレーキシステム)とは、急ブレーキをかけた時にタイヤがロックされるのを防ぎ、ドライバー自身がハンドル操作できる装置を指す。
通常、急ブレーキをかけるとタイヤがロックされ、スリップ状態に陥り、グリップ力の低下でハンドル操作が効かなくなる。
このような危機的状況下でもABSは安定した制動力を発揮し、凍結路面や人・物が飛び出す場面などで活躍する。
また、安全性の向上・リスク軽減をはじめ、様々な面でドライバーに安心感をもたらす。
滑りやすい道・予期しない状況に遭遇しやすい北海道では、ABS付きのレンタカーをお勧めしたい。
事前に適切な使用方法の把握も忘れないように。※以下の3つは絶対に覚えること
- ブレーキペダルを力強く踏み続ける(振動や異音は正常動作の一部)
- ポンピングブレーキを使わない(数回に分けてブレーキを踏まない)
- 制動距離は短くならない(適切な速度と車間距離を保つ)

3. 雪道のドライブに欠かせない3つの装備をつける
降雪・凍結時の北海道をドライブする場合は、「スタッドレスタイヤ・スノーワイパー・スノーブラシ」の3点の装備が必須だ。
命に関わる重大な事故を引き起こす可能性もあるため、装備内容はレンタカー会社に必ず確認しよう。
もし搭載外ならば、オプションを付けるかそのレンタカー会社の利用は止めた方が良い。
以下の表にてそれぞれが果たす役割を簡単にまとめた。
- スタッドレスタイヤ
-
雪道や凍結路の走行用に作られたタイヤで、通常タイプとはゴムの質が違う。
滑りにくく、グリップ力を発揮する冬に欠かせないタイヤ。
※雪道をノーマルタイヤで走行し、検挙されると法令違反になる - スノーワイパー
-
冬用のワイパー。
低温でも硬くなりにくい特殊なゴムや樹脂で覆われ、雪や氷を効果的に除去できる。 - スノーブラシ
-
車に積もった雪を効率的に取り払えるアイテム。
ガラスやボディを傷つけない材質で使い勝手に優れる。
北海道のドライブ旅行を安全に楽しむために押さえておくべき12のポイント
レンタカーを借りたら、いよいよ胸が躍る北海道旅行の始まりだ。
しかし、安全で快適な旅行にするためには、知らなければならないポイントがある。
美しい自然や景観など魅力的な部分に目がいきがちだが、雪国だからこその危険も潜んでいる。
事前に正しい知識と適切な対応をしっかりと把握しないと、折角の旅行が台無しになってしまうかもしれない。
最低限押さえてほしい12のポイントをここでは紹介する。
これらはドライブ旅行を楽しむためにも必要な内容なので、全員で共有してから出発しよう。
1. 走行距離は1日150kmまで
北海道のドライブルートを決めるなら、1日150km以内に収めてほしい。
運転時間は一般道でおよそ3〜4時間で、食事や観光も考慮するとこれが限界である。
運転に自信がある人でも、慣れない道を連続で走っていると見えない疲労が溜まっていくので無理は禁物だ。
適度に休憩をはさみつつ、同乗者も程よいサポートの心掛けを忘れずに、全員で安全第一を実践しよう。
あれもこれもと欲張り過ぎると、観光ではなく移動が目的になるので、多少の寄り道ができるぐらいの余裕を持った旅行プランを作ってほしい。
また、可能であればドライバーは2人以上、長期滞在の場合は運転しない日を作るのがお勧め。

2. 日没前に宿泊施設に到着する
北海道の夜道は暗く、市街地から離れた郊外は街路灯も少なくなっていき、特に山間部は一面真っ暗である。
暗い道路では、視界不良によって標識が見えづらく、人間や動物の発見も遅くなるので、事故のリスクが高まる。
より注意深い意識が必要だが、夜間の運転は眠気・疲労が蓄積しやすく、集中力が低下するため、思っている以上に様々な危険が伴う。
できる限り夜は運転せずに、宿泊施設への到着は日没前を目安に考えるのがお勧め。
また冬の北海道は16時前後と早々に日が沈むので、覚えておいて注意してほしい。

3. 道の駅やコンビニを活用する
移動時間・距離が長くなる北海道のドライブ旅行では、飲み物や食べ物、トイレに困る場面も出てくる。
そんな時は、各地の国道沿いに100箇所以上ある”道の駅”を上手に活用してほしい。
道の駅とは、地域の魅力や情報を発信するステーション施設で、誰でも使える広い駐車場を含め、施設は24時間無料で開放されており、ドライバーの安全運転支援・休憩所としての役割も担う。
飲食店やトイレ、物産の販売所に加えて、自由にインターネットを使えるパソコン・Wi-Fiが利用できる道の駅も存在し、旅行者には心強い味方だ。
立ち寄った際は観光案内や最新の道路情報の入手も一緒に済ませるのがお勧め。比較的何でも取り揃えているコンビニも役に立つ。
また、都市部とは異なりコンビニの数が少ないため、行けるタイミングでトイレや食料・飲み物の購入を済ませておくことをお勧めする。

4. 早めの給油を心がける
市街地や交通量の多い道路沿いにはガソリンスタンドが多いが、都市部から離れると一気に減る。
都会と異なりガソリンスタンドの営業時間が短い場合や、土日祝は休みとしている店舗も少なくない。
なかにはガソリンスタンド自体がまばらな地域もあり、移動中に給油したいと思ってもすぐには見つからないケースもあるので注意が必要だ。
ガソリン切れやその不安を避けるためにも、市街地を離れる時はガソリンを満タンにし、早め早めのタイミングで給油するように心掛けてほしい。
万が一ガス欠になったら、車を安全な場所に移動させ、ハザードランプを点灯させよう。
その上でレンタカー会社に連絡し、その後の対応を確認してほしい。

5. 広く長い道でもスピードを出しすぎない
車線が広く直線道が多い北海道の道路では、見晴らしが良く爽快感な気分で運転できる。
そのため、普段の感覚で運転すると、いつの間にか制限速度をオーバーしていたというケースが起こりやすい。
速度の目安がついていないと違反を取られる可能性だけでなく大きな危険が伴う。
実際、北海道は交通事故での死亡者が多く、交通量の少ない道路での路外転落や正面衝突なども多発している。
自分と同乗者の命を守り、楽しい旅行を送るためにもスピードの出し過ぎに気を付けてほしい。

6. 信号のない交差点では左右の安全確認を徹底
北海道では信号がない郊外の交差点での出会い頭の事故が多い。
スピードを出している車が周りにいても、無理についていこうとはせずに制限速度を守る意識を持つことが大切だ。
そして、道路標識および左右の安全を確認してから進むことを徹底しよう。

7. 雪道はゆっくり走って車間距離をとる
路面の凍結(アイスバーン)や積雪の恐れがある10月から5月は、雪道を運転する可能性が高い。
雪道の道路は通常とは異なり、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が長くなる。
さらに、猛吹雪や他の車が巻き上げた雪で前が突然見えなくなる場面も考えられるため、
ゆっくり走るだけでなく、車間距離を十分に保つ意識も忘れずに。
北海道の雪道をドライブする際の主なポイントを以下にまとめたので、特に初心者は併せてチェックしてほしい。
- 運転前に路面状況の確認(交通規制や天候を頭に入れる)
- 急ブレーキ/急ハンドル/急加速は絶対にNG(特に急ブレーキは車輪がロックして制御不能になるため要注意)
- アクセルをゆっくりと踏み込み、滑らかに動き出す
- スリップ時はアクセル、ブレーキを踏まず、冷静にハンドルを真っすぐに保つ
- 坂道/横断歩道/トンネルの出入口は特に滑りやすいので注意

8. 積雪している場合は車が走行した後を走る
雪道を運転する場合は、車が走行した跡(轍)に沿う形で走ってほしい。
積雪が終わっていない深い雪に入るとタイヤが埋まり、抜け出せなくなる危険があるからだ。
新しい雪が積もった場所は、ハンドルがとられて車が滑りやすいので注意しよう。
ただし、路面の状態や先行車両の状況を把握した臨機応変な対応も重要。
それだけでは完全とは言えないため、スピードを控えめにし、車間距離を十分にとることも忘れないように。

9. ワイパーが濡れたら上げておく
屋外での長時間駐車時に雪が降っているもしくはワイパーが濡れていたら、必ずワイパーを上げておいてほしい。
北海道の冬はとても寒く、マイナス10℃以上になる地域もあるほどだ。
このような状況の中でワイパーを倒しておくと、積雪で故障するリスクやフロントガラスにワイパー(ゴム)が張り付き凍る可能性が高い。
レンタカーを破損させて補償金の支払いを避けるためにも、降車時のルーティンにしても良いだろう。(溶かすのにも時間がかかる)
また、フロントガラスが凍結した場合、車のくもり止め機能(デフロスター)を使用して解氷してほしい。

10. 悪天候時は無理に外出しない
猛吹雪など悪天候(が予想される場合も)の際は外出・運転を諦め、プランを変更するのも選択肢のひとつ。
区域によってはスマホの電波が届かず、万が一遭難してしまうと、長時間凍えて過ごさなければならない。
レスキューの到着までに数時間かかることもあり、最悪の場合は命の危険にも関わる。
北海道の天気は変わりやすいので、気象情報のチェックも大切だ。
折角の旅行で楽しみたい気持ちはわかるが、くれぐれも無理だけはしないように。

11. 野生動物の飛び出しに注意
自然豊かな北海道には、シカ・クマ・キツネをはじめ、様々な野生動物が生息しており、「動物飛び出し注意」の標識を見かける機会が多い。
北海道ならではの特徴と言えるが、慣れていない旅行者は気を付けよう。
走行中に野生動物がいきなり飛び出すケースも考えられ、接触事故は毎年のように起きている。
北海道では、エゾシカが関係する事故は毎年2,000件以上も発生している。
特にエゾシカの活動のピークである秋から初冬、特に早朝と夕方に運転する場合は気をつけてほしい。
夜間の走行中、ヘッドライトに照らされて目が光る動物がいたら、エゾシカの可能性が高い。
エゾシカは車のライトや走行音に反応して立ち止まることがあるため、山間部では出来るだけスピードを抑えて走行しよう。
間違ってぶつかると、自分と同乗者・動物・レンタカーのすべてが大きな被害を受け、旅行どころではなくなるので、標識付近では特に細心の注意を払ってほしい。
また、子熊と遭遇した場合、母熊が近くにいる可能性が高いため、絶対に車外へ出ず速やかにその場を立ち去ろう。

12. 飲酒運転は絶対にNG
これは北海道に限った話ではないが、アルコールを飲んだ後の運転は絶対にNGだ。
もちろん、前日に飲んだお酒が残っている状態での運転や、試飲程度の少量のお酒を飲んだ状態での運転も絶対にやめてほしい。
飲酒運転には厳しい罰則があるだけでなく、人の命を奪ってしまう可能性もある。

北海道の大自然を巡る2泊3日のドライブ旅行モデルコース
ここからは北海道をレンタカーで巡る2泊3日のモデルコースを紹介していく。
知床(しれとこ)・釧路エリアの魅力を詰め込んだプランで、自然・絶景・グルメと幅広いジャンルを楽しめるのが特徴だ。
短い時間ながらも十二分に満喫できるはずなので、旅行の計画を迷っている方は内容を参考にしよう。
ただし、6月~9月の4ヶ月を想定したモデルコースであり、冬季は通行止めになっているなど、モデルコースの通りに旅行できない場所もある。
冬のドライブ旅行を検討している方は、通行止めなどの交通情報もしっかり調べておこう。
1日目:世界自然遺産の魅力を満喫
モデルコースの1日目は女満別空港からスタートし、世界自然遺産「知床」の魅力をドライブ・散策・クルーズと様々な角度から体験するプランだ。
北海道だからこそ味わえる内容が凝縮されているので、あっという間に時が経つだろう。
9:30 女満別空港からスタート
1日目のスタートは女満別空港から。
近くのレンタカー会社から車をレンタルして出発しよう。

10:30 ドライブ旅行ならではの体験ができる「天に続く道」
世界自然遺産・知床半島の端にある斜里町から始まり、約28.1kmにわたって続く直線道路。
地平線の先に広がる視界は、名前の通りまるで天に向かっているような感覚を味わえる。
一度は走ってみたいと人気のドライブコースで、周囲の山々や大自然が与える彩りが北海道ならではの体験をもたらす。
特に夕暮れ時は眼前に沈む太陽を眺められる絶景スポットとして有名である。
紅葉の秋・雪景色の冬など季節ごとの美しさも魅力的だ。

11:00 「オシンコシンの滝」で大自然の迫力を満喫
「天に続く道」をそのまま東へ進み、海沿いの国道334号をしばらく走れば、「オシンコシンの滝」へ到着。
知床八景のひとつであり、日本の滝百選にも選ばれている迫力満点の滝。落差約30mを誇る壮大さが人々を魅了し続ける。
途中で水の流れが2つに分かれるため、「双美の滝」の別名も持つ。
滝を囲むように生い茂る木々が美しさを一層際立たせ、水しぶきなどの音が風情を生み出す。
絶景スポットは、オホーツク海や知床連山を一望できる滝の上の展望台だ。
無料駐車場に併設の「オシンコシン館」でお土産を買うのもお勧め。

11:30 「知床五湖」の高架木道を散策
オシンコシンの滝から国道334号をそのまま東へ進み、国道93号へ入ってしばらく走れば「知床五湖」に到着。
知床五湖は知床国立公園内にある5つの湖の総称で、世界自然遺産にも登録されている。
一帯は原生林に囲まれており、エゾシカやヒグマなど様々な野生動物が生息するほか、手つかずの自然が残る北海度屈指の景勝地だ。
散策路は”高架木道”と”地上遊歩道”の2種類で、どちらも絵になるような美しい景観を楽しめる。
初心者は年間を通して無料かつ安全に「知床五湖」の魅力を体験できる往復約1.6kmの高架木道が良いだろう。

13:00 「海鮮料理 番屋」でランチ
知床五湖から来た道を20分ほど戻り、遅めの昼食をウトロ地区にある「海鮮料理 番屋」でとろう。
元漁師が経営する同店は、店主自らが美味しいと認めた食材のみを使用した海の幸を提供する。
質にこだわったウニやイクラといった魚介類をふんだんに使った料理のほか、珍味を味わえるのが特徴。
なかでも、定番メニューの海鮮丼は絶品なので注文しよう。
どこか懐かしさを感じさせる店内の雰囲気に定評があり、地元民はもちろん、観光客からの人気も高い。
- 住所
- 〒099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川180
- 営業時間
-
11:00 - 14:00
17:00 - 00:00 - 定休日
- 不定休

14:20 「知床沿岸クルーズ」で絶景と奇景を楽しむ
「知床沿岸クルーズ」では、知床半島の壮観な自然を海上から堪能できる。
受付・船乗り場は、海鮮料理 番屋からすぐそばにある。
波の浸食が生み出した洞窟・奇岩や断崖絶壁にかかる滝など、陸上では見られない景色を楽しめるのが最大の魅力だ。
各社でサービスの内容は異なるが、ここでは「知床観光船おーろら」の”カムイワッカの滝航路”をお勧めしたい。
揺れが少ない大型船に乗って、約1時間30分の贅沢なひと時を過ごせるほか、運が良ければ野生のイルカ・アザラシにも出会える。
知床観光船おーろらの運行期間は4月下旬〜10月下旬までであるため、訪れるタイミングには注意してほしい。

17:10 「北こぶし知床 ホテル&リゾート」の空間とサービスに癒やされる
1日目の宿泊地はオホーツク海に面した絶好のロケーションにある「北こぶし知床 ホテル&リゾート」。
食事・サービス・客室をはじめ、どの部分を見てもハイレベルで利用客からの評価も抜群の伝統的なホテルだ。
日本人のおもてなしを肌で感じるのにもピッタリで最高のホスピタリティが待っている。
水平線を眺められる温泉・露天風呂もお勧めのポイント。
優しい泉質が旅の疲れを癒し、充分にリラックスできるだろう。

2日目:知床・釧路の自然と文化を満喫
引き続き「知床」の魅力を十分に堪能したら、釧路に移動し景色や文化と触れ合うというのがモデルコース2日目のプラン。
途中で運転の時間が多くなるため、適宜休憩もしくはドライバーを交代しながら向かってほしい。
7:10 「知床峠」で絶景ドライブを堪能
斜里町と羅臼町にまたがる「知床横断道路」にある美しい峠。
曲がりくねった道をゆっくり走れば、山々や原始林の素晴らしい景色のほか、羅臼岳や根室海峡、天候が良いと国後島も望む最高のドライブを楽しめる。(雪の影響で11月上旬~4月下旬は通行止め)
タイミングが合えば、野生のエゾシカやキタキツネと出会えるチャンスも。
標高738mの展望台も外せないスポット。
ただ、11月から4月下旬までは通行止めとなるため、訪れる時期には注意してほしい。

8:20 「知床ネイチャークルーズ」で自然と動物の美しさを感じる
峠を抜け、そのまま羅臼町へ走れば「知床ネイチャークルーズ」へ到着。
知床ネイチャークルーズは、知床半島の壮大な自然や野生動物の探索を満喫できる人気アクティビティだ。
景観とともにクジラ・イルカ・シャチ・オジロワシなど、生き生きとした動物たちの姿を間近で見られるのが大きな魅力。水族館とはひと味違う貴重な光景が見られる。
4月下旬~10月中旬ならクジラ・イルカ・バードウォッチング、1月下旬~3月中旬なら流水とバードウォッチングを楽しめる。

15:10 「摩周湖」で神秘的な光景に出会う
北海道東部にある「阿寒摩周国立公園」の区域内にあるカルデラ湖。
「知床ネイチャークルーズ」から「摩周湖」までは長いドライブになるが、海沿いの国道335号を南下するため、左手には海、右手には山々が広がる景色を楽しめる。
ただ、途中でドライバーを交代するなど、安全運転できるように工夫してほしい。
周囲約20km、面積約19.6㎢の大きな湖の周囲が特別保護区に指定されている。
急峻な崖に囲まれているため、湖へ降りることはできないが、周辺に設置された展望台から美しい湖面が一望できる。

16:40 「阿寒湖アイヌコタン」で北海道の歴史に触れる
阿寒摩周国立公園を走る、国道241号と240号を走り、「阿寒湖アイヌコタン」へ。
アイヌ民族の文化・歴史の発信を行う北海道有数の集落(コタン)。
現在も人々が暮らす生きたコミュニティで、受け継がれた伝統を守りつつ独自の発展を遂げている。
アイヌ信仰「全てのものに魂が宿る」の意識のもと、「6(触れ合う・つくる・解き放つ・自然と生きるなど)」の精神を体現。
敷地内では、アイヌゆかりの民芸品が並ぶギャラリーや歴史を伝える屋内劇場のほか、アイヌの食文化も体験できる飲食店ら見どころに尽きない。

18:00 「あかん鶴雅別荘 鄙の座」で贅沢な時間を
北海道の自然とアイヌ文化に囲まれた「あかん鶴雅別荘 鄙(ひな)の座」を2日目の宿泊地に選んだ。
利用は中学生以上、全部屋スイートルームというのが特徴で、心の故郷のような安らぎを感じさせる。
最大の魅力は全室に備えられた露天風呂から望む阿寒湖の絶景。
異なるデザインの5タイプがあり、それぞれの風情を楽しめるため、お気に入りの部屋を選んでほしい。
サービスや食事も申し分なく、旅行にふさわしい滞在がかなうだろう。

3日目:釧路の名所を巡る
最終日は、2日目に行けなかった釧路の名所を巡るプランとなっている。
注目ポイントは自然観・知見を高められる天然記念物の鑑賞だ。
新たな発見や感動的な世界をぜひ体感してほしい。
そしてレンタカーを返すまで安全運転を心掛けて、最高の旅を締めくくろう。
8:50 「阿寒湖観光汽船」で北海道ならではの絶景に出会う
遊覧船に乗り阿寒湖を一周する約85分のクルーズ。
北海道の自然が織りなす絶景を楽しめるほか、特別天然記念物のマリモと出会えるのが何よりの魅力。
マリモ自体は国内外で観測されているが生育地域はごく一部で、球状マリモの群生地は世界で阿寒湖のみ。
一般人は本物(天然)のマリモを見られないが、「マリモ展示観察センター」では貴重な生態系をじっくりと観察できる。
大水槽の中で静かに眠る様々なサイズのマリモは愛らしい。

12:00 「釧路和商市場」で海鮮丼を味わう
道東・釧路の台所といえば、まず名前が挙がる市場。
1954年設立と、釧路で最も老舗の市場で、北海道三大市場の一つとも称される。
阿寒湖から国道240号、274号、666号を南下していくと到着する。
魚介類を中心に雑貨や果実店など約40以上の店舗が、この市場に集結。
和商市場の名物は「勝手丼」。自分で好みの魚介類をその場で選び、ごはんに盛り付ける。オリジナルの海鮮丼を味わえるのは、新鮮な魚介類が豊富に揃う市場ならでは。

13:40 「釧路湿原」で雄大な自然景観を眺める
釧路和商市場から車で約40分走ると、釧路湿原へ到着。
日本最大の湿原を有し、周りの丘陵地を含め、その面積は28,788haにもおよぶ。
釧路湿原は、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に日本で初登録、国の天然記念物にも指定された、手つかずの自然が多いエリアだ。
「細岡展望台」「釧路市湿原展望台」などいくつか展望台を設けたスポットもあるので、そこを活用して美しい湿原の風景をじっくりと堪能しよう。

初めての北海道なら王道モデルコースもお勧め
初めて北海道を訪れるなら、人気スポットを巡る王道プランで楽しむのもお勧めだ。
こちらの記事では、厳選した定番観光地を効率的に回れる2泊3日のモデルコースを紹介している。
ご当地グルメや年間イベントなど、旅行に役立つ情報も満載なので合わせてチェックしよう。
また、札幌・小樽にはレンタカーを使わなくても観光できるため、ドライブ旅行と電車旅の両方を検討中の方もぜひ読んでほしい。

北海道のお勧めドライブルート3選
北海道にはまだまだ魅力的な都市が多く、様々な楽しみ方ができるのも特徴だ。
より充実したドライブ旅行を目指すのならば、絶景やドライブスポットを中心に計画を立てるのも選択肢のひとつ。
これからお勧めのドライブルートを3つ紹介するのでこちらも参考にしてほしい。
特に王道モデルコースとの親和性が高いため、自身でオリジナルプランを考えてみても面白いだろう。
1. オロロンライン
小樽市から稚内市を結ぶ計380kmの道路で、主に日本海に沿って国道232号線と道道106号線を経由するルート。
美しい海や夕日を眺められる絶好のドライブウェイで、多くの人々の心を奪ってきた。
道中には、恋人の聖地として知られる「あいロード厚田」、日本の夕日100選に選ばれた「黄金岬」、利尻山を見渡せる「ノシャップ岬」など、魅力的なスポットが盛りだくさん。
ドライブと観光を満喫できる車旅にピッタリなコースだ。

2. ジェットコースターの路
北海道・富良野のほとんど民家がない無番地の土地に、約4㎞にわたって緩やかな道から一気に急降下、そして急上昇するジェットコースターのような道がある。
十勝岳連峰を遠くに望み、周囲には田園風景が広がる。
北海道に来て一番ここが良かったという人も多いほどの、人気の観光スポットになっている。

3. 静内二十間道路桜並木
北海道日高郡の新ひだか町静内田原〜静内御園を結ぶ直線の道路。
その名の通り道幅が約36m(二十間)ある。
日本を代表する桜の名所で「日本の道百選」・「さくら名所100選」・「北海道遺産」に選ばれている。
毎年4月下旬から5月上旬に見頃を迎え、およそ7kmに渡って2,000本以上の桜が艶やかに咲き誇る光景はまさに圧巻。
一帯がピンク色に染まった桜並木のロードを走れば、ドライブの醍醐味を存分に味わえるだろう。

運転に不安がある方は観光タクシーがお勧め
日本や雪道の北海道を運転するのは不安だけれど、ドライブを楽しみたいという方は”観光タクシー”がお勧め。
観光タクシーとは、定額制のタクシーで観光地を中心に利用者の希望に沿った移動ができる。荷物・時間の心配をせずに気軽な旅行が可能だ。
特に北海道は広大な土地に観光スポットが点在しており、土地勘のない訪日観光客は利用するメリットが多い。
ドライバーは地域の知識が豊富なので、目的地への最短距離や望ましい降車位置、臨機応変な対応など、快適かつ自由度の高い旅がかなう。
さらに隠れた名所・流行店など、インターネットでは手に入らない情報を教えてくれる点も嬉しいポイント。
大人数の場合は一人当たりのコストを抑えられるため、経済的なメリットも見逃せない。

北海道のドライブ旅行に関するよくある質問
Q
北海道はいつからいつまで雪が降る?
地域やその年によって異なりますが、10月下旬から5月初旬まで降ることが多いです。
Q
北海道を車で一周するのにかかる日数は?
最短だと10日ほどで周れると言われています。ただ観光時間も含めると2~3週間を目安に考えた方が良いでしょう。
Q
札幌市内などの都市部を運転する上で注意すべきポイントは?
札幌の中心部は特に一方通行が多いため、左折・右折する際は標識をよく確認してください。また、駐車禁止の区域が多いため、車を停める場合はコインパーキングを利用しましょう。
まとめ
レンタカーを借りて北海道を楽しむために必要な情報や、雪道を運転する際のポイントを中心に紹介してきた。
雪が降る時期の北海道のドライブは危険も伴うが、しっかりとした準備の上、安全運転を心掛ければ楽しい時間を過ごせる。
北海道ならではの魅力は自然・絶景・グルメ・名所と挙げたらキリがないが、少しでも多く満喫できるのもレンタカーを借りるメリットのひとつだ。
迷っている方はお勧めのモデルコースも参考に、挑戦してみてはいかがだろうか。