遊びも学びも充実!名古屋の親子旅行にお勧めの観光スポット13選

遊びも学びも充実!名古屋の親子旅行にお勧めの観光スポット13選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

歴史情緒溢れるスポットからレジャー施設まで、バラエティに富んだ観光スポットが満載の「名古屋」。親子で多彩な体験ができる魅力的な都市だ。
この記事では、子供から大人まで楽しめる親子旅行にお勧めの観光スポットを中心に、名古屋を満喫するための情報を紹介する。
記事を参考にすれば、親子の素晴らしい思い出ができる旅になるだろう。

親子で名古屋観光を満喫するなら「名古屋駅」周辺を拠点に

まずは、親子で名古屋を楽しむために押さえておきたいポイントを紹介しよう。
子供連れで観光する場合、名古屋に限らず、移動時間を極力減らし、長時間遊べるスポットを巡ることが旅を充実させるポイントだ。
そのポイントを押さえるために、「名古屋駅」周辺を拠点にしよう。
名古屋駅は新幹線が乗り入れるだけでなく、「中部国際空港(愛称:セントレア)」からも約1時間でアクセス可能。
また、主要観光スポットへ短時間でアクセスできるため、移動の負担を減らせる。
さらに駅周辺にはホテルや商業施設、飲食店が多く、子連れでも安心して泊まれるホテルや飲食店を見つけやすいのも、お勧めする理由のひとつだ。

名古屋駅を拠点に観光プランを組み立てよう
名古屋駅を拠点に観光プランを組み立てよう

多彩な体験ができる!親子で楽しめる名古屋の観光スポット13選

名古屋に数ある観光スポットの中から、親子で楽しめるスポットを厳選して紹介しよう。
動物と触れ合える施設や科学を学べる施設、歴史と文化に触れ合える施設など、多彩なレジャー施設が揃っている。
子供はもちろん、大人も楽しめるスポットばかりなので、ぜひ足を運んでみてほしい。

1. 名古屋市東山動植物園

約60万㎡の敷地内に動物園や植物園、遊園地などがある、一日では回りきれないほどスケールの大きい動植物園。
特に約450種の動物を展示する動物園には園のシンボル的存在のコアラをはじめ、人気者がたくさん。
展示方法にも趣向を凝らしており、楽しく見学できる。例えば、アジアゾウ舎「ゾージアム」はゾウのふるさとであるスリランカをイメージした建築になっており、異国情緒も感じられる。

趣向を凝らした展示が魅力の動物園と、季節の美しい風景が楽しめる植物園
趣向を凝らした展示が魅力の動物園と、季節の美しい風景が楽しめる植物園

2. 名古屋市科学館

生命館、理工館、天文館の3棟から成り立つ、名古屋の都心にある科学館。
マイナス30度の部屋でオーロラの映像を見ることができる「極寒ラボ」をはじめ、体験型の展示が多い。
ほかにも高さ9mもの人工竜巻を発生させることができる「竜巻ラボ」や、120万ボルトの放電を見ることができる「放電ラボ」など、自然の驚異を体感できる大型展示は迫力満点。

世界最大級のプラネタリウムと迫力満点の体験型展示
世界最大級のプラネタリウムと迫力満点の体験型展示

3. レゴランド®・ジャパン

レゴ®ブロックの世界観に浸れるテーマパーク。レゴ®ニンジャゴーが大活躍する「レゴ®ニンジャゴー・ワールド」や、冒険の旅をテーマにした「アドベンチャー」など、8つのエリアに分かれている。
スリル満点のジェットコースターや、本物の魚たちが泳ぐ海の中を潜水艦型ライドで探検できるアトラクションなど、レゴ®ブロックをモチーフにしたアトラクションが目白押し。

レゴ®ブロックの魅力が凝縮した、広大なテーマパーク
レゴ®ブロックの魅力が凝縮した、広大なテーマパーク

4. 名古屋港水族館

イルカやベルーガ、シャチなどを見られる北館と、ライブコーラル水槽など多彩な水槽がある南館から成る巨大な水族館。
なんといっても、幅60m、奥行き30m、最大水深12mという日本最大のプールで繰り広げられるイルカパフォーマンスやシャチの公開トレーニングは圧巻。
広いプールをスピーディーかつ躍動的に泳ぎ回る、野生に近い動物たちの姿を観察できる。

日本最大のプールを舞台にイルカやシャチたちが躍動!
日本最大のプールを舞台にイルカやシャチたちが躍動!

5. リニア・鉄道館

東海道新幹線を中心に在来線、超電導リニアまで39両の実物車両を展示。
入館して最初に入る「シンボル展示」では、C62形式蒸気機関車、955形新幹線試験電車(300X)、超電導リニアMLX01-1という、当時の世界最高速度を記録した3つの車両が出迎えてくれる。
メインの展示室には新旧の車両が一堂に展示されており、圧巻そのもの。

新幹線や超電導リニアなどの車両展示を通して、日本の鉄道技術や歴史に触れられる
新幹線や超電導リニアなどの車両展示を通して、日本の鉄道技術や歴史に触れられる

6. 名古屋城

江戸幕府を開いた徳川家康の命により、江戸時代初期に築かれた日本最大級の城郭。
5重の屋根がある天守閣の頂には雌雄2体の金鯱が輝いており、名古屋のシンボルとなっている。
1615年に藩主の住まい、政治の場として創建された本丸御殿も見ごたえがある。
内部は室町時代から江戸時代に活躍した絵師の集団、「狩野派」による障壁画に彩られ美しい。

2体の金鯱が光り輝く天守閣と、障壁画に彩られた荘厳な本丸御殿
2体の金鯱が光り輝く天守閣と、障壁画に彩られた荘厳な本丸御殿

7. オアシス21

ガラスの大屋根「水の宇宙船」がシンボルの立体型公園。施設内にはバスターミナルがあり、地下鉄線・名鉄線とも直結するなどアクセスの拠点にもなっている。
名古屋の中心街である栄の夜をひと際華やかにする、ライトアップがフォトジェニックと近年話題。
季節ごとに異なるライトアップを毎日実施している。公式ホームページではおすすめのフォトスポットも紹介しているので参考にしよう。

建築の美しさも話題の立体型都市公園
建築の美しさも話題の立体型都市公園

8. ノリタケの森

世界中から高い評価を受ける洋食器ブランド「ノリタケ」の創業の地。
現在は緑豊かな憩いの場として整備されており、ショップやカフェ、レストラン、ミュージアムなどが園内に点在している。
クラフトセンターの3・4階にある「ノリタケミュージアム」は「オールドノリタケ」など、歴史的、文化的に価値の高い作品を多く展示。
同じくクラフトセンターでは、ボーンチャイナの生地製造工程や、職人による絵付け作業などを見学できる。

世界的洋食器ブランド「ノリタケ」創業の地
世界的洋食器ブランド「ノリタケ」創業の地

9. とだがわこどもランド

約1.7haの広大な敷地を誇る名古屋市唯一の大型児童センター。
「こどもたち自身があそびを発見し、創造をする空間」をテーマとしており、子どもたちが工夫しながら楽しく遊べる遊具や施設などがそろっている。
ターザンロープやボルダリングなど約30種類の遊びを楽しめる大型木製遊具に、子どもたちはおおはしゃぎ。
夏は水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」が人気だ。

楽しい遊びが凝縮した大型児童センター
楽しい遊びが凝縮した大型児童センター

10. トヨタ産業技術記念館

トヨタグループの創業者である豊田佐吉が1911年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と、建物を利用して建設された記念館。
トヨタの原点である繊維機械について紹介する「繊維機械館」と、自動車技術の変遷を紹介する「自動車館」の大きく2つに分かれている。
そのほか、ミュージアムショップやレストラン、カフェ、図書館などがあり、家族で1日楽しめる。

トヨタグループ発祥の地で、産業の歴史や技術の変遷を学ぶ
トヨタグループ発祥の地で、産業の歴史や技術の変遷を学ぶ

11. 大高緑地

大高緑地は、名古屋市内にある自然豊かな公園。
約104.6haの敷地には、ゴーカートが楽しめる交通公園や、ボート遊びができる琵琶ケ池、ベビーゴルフ場(パターゴルフ)など、たくさんのレクリエーション施設が揃っている。
注目は恐竜広場で、2匹の大きな恐竜滑り台や複合遊具が子どもたちに大人気。

恐竜ロボットにも会える!自然いっぱいの公園
恐竜ロボットにも会える!自然いっぱいの公園

12. 名古屋港シートレインランド

名古屋港のすぐそばにある、家族連れに人気の遊園地。
高さ85メートルの観覧車は東海地区最大級で、遊園地のシンボル。
乗車すれば、名古屋港の美しいパノラマが広がり、伊勢湾や遠く鈴鹿山脈まで見渡すことができる。
夕暮れ時や夜景など、美しい景色を楽しみながらの空中散歩もおすすめ。

定番から最新のアトラクションまで!家族みんなで楽しめる遊園地
定番から最新のアトラクションまで!家族みんなで楽しめる遊園地

13. 名城公園

約80haの広大な敷地に広がる総合公園。季節の花々が咲く花壇や芝生広場、名古屋城が一望できるおふけ池、野球場などのスポーツ施設などがあり、名古屋市民憩いの場となっている。
名城公園フラワープラザには、自然光を採り込んだ明るい雰囲気のアトリウムやサニールームがあり、花や緑に関係したさまざまな展示会を開催している。また、花に囲まれながらティータイムを過ごせるカフェも併設。

名古屋城の膝もとに広がる市民憩いの公園
名古屋城の膝もとに広がる市民憩いの公園

親子で泊まるならココ!名古屋のお勧め宿泊施設3選

名古屋駅周辺の親子で快適なホテルステイができる施設を紹介しよう。
いずれも名古屋駅から近く、高層階からは美しい街並みが一望できる。
もちろん、子ども向けのアメニティやサービスも充実し、観光スポットへのアクセスも良好だ。
これから紹介する宿泊施設に滞在すれば、名古屋観光がさらに充実したものになるだろう。

1. モンブランホテルラフィネ名古屋駅前

2021年12月に移転オープンしたビジネスホテル。客室は宿泊スタイルに合わせて8タイプを用意している。
セミダブルベッドが入ったスタンダードやツイン、ダブルのほか、名古屋都心のビジネスホテルでは珍しいトリプルやフォースの部屋もあり、ファミリーやグループでの旅行にも最適。
セパレートタイプのバス、トイレを採用しており、複数名での利用も快適だ。

洗練された設備を備えた新スタイルのビジネスホテル
洗練された設備を備えた新スタイルのビジネスホテル

2. 名古屋マリオットアソシアホテル

JRセントラルタワーズ内にあるホテル。15~52階に位置するゲストルームやレストランからは、名古屋の街並みを一望できる。
ワンランク上のホテルステイを楽しめるコンシェルジュフロアやスイートルーム、3~4人で宿泊できるファミリールームなどさまざまなタイプのゲストルームを用意している。
キッズアメニティも充実しており、施設内のプールは子連れでも楽しめる。

名古屋の街並みを見渡す最高のロケーションのホテルで、ワンランク上のステイを
名古屋の街並みを見渡す最高のロケーションのホテルで、ワンランク上のステイを

3. 名古屋東急ホテル

JRセントラルタワーズ内にあるホテル。15~52階に位置するゲストルームやレストランからは、名古屋の街並みを一望できる。
ワンランク上のホテルステイを楽しめるコンシェルジュフロアやスイートルーム、3~4人で宿泊できるファミリールームなどさまざまなタイプのゲストルームを用意している。
いずれも広々とした間取りが特長。

ヨーロピアンテイストの気品が薫る格調高いホテルで、上質なステイを
ヨーロピアンテイストの気品が薫る格調高いホテルで、上質なステイを

名古屋駅から約30分!子供と一緒に足を運んでほしい「ジブリパーク」

スタジオジブリ作品の世界観に浸れる注目スポット「ジブリパーク」へは、名古屋駅から直行のバスに乗れば約30分でアクセス可能。
名古屋市外ではあるが、親子で名古屋に訪れるなら、ぜひ足を伸ばしてほしいスポットだ。
ジブリパークは、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5エリアから成る。
2024年に開園した「魔女の谷」は、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』など、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリア。
また、「どんどこ森」には2005年に開催された「愛・地球博」の際に建てられた「サツキとメイの家」を引き続き楽しめるほか、トトロを模した木製遊具「どんどこ堂」があり、『となりのトトロ』の世界が広がる。

スタジオジブリ作品の世界が目の前に広がる
スタジオジブリ作品の世界が目の前に広がる

親子で名古屋の魅力を満喫する2DAYモデルコース

名古屋を親子で巡る観光プランにお悩みの方へ、お勧めのモデルコースをご紹介。
移動が少なく、長い時間遊べるスポットを巡るプランになっているため、ぜひ参考にしてほしい。
2泊3日なら、3日目は前述したジブリパークへ足を伸ばすのもお勧めだ。

1日目
名古屋駅→レゴランド®・ジャパン→名古屋港水族館→モンブランホテルラフィネ名古屋駅前
2日目
名古屋市科学館→オアシス21→名古屋城→名古屋駅

親子で名古屋を観光する際によくある質問

Q

レゴランド®・ジャパン周辺にも子供と遊べる施設はある?

A

名古屋港水族館やアンパンマンこどもミュージアム&パークなど、子どもが楽しめる施設が充実しています。

Q

名古屋に室内で子供が遊べるスポットはある?

A

名古屋港水族館や名古屋市科学館など、屋内レジャー施設も多いです。

まとめ

この記事では、名古屋の親子旅行にお勧めの観光スポットや宿泊施設を紹介してきた。
記事を参考に観光プランを立てれば、バラエティ豊かなレジャー施設で多彩な体験ができ、記憶に残る名古屋旅行になるだろう。
また、名古屋の観光スポットや人気飲食店を紹介しているこちらの記事も、併せて参考にしてほしい。