伝統と活気あふれる街!天王寺の人気観光スポット13選

伝統と活気あふれる街!天王寺の人気観光スポット13選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

大阪市内でも有数の繁華街「天王寺」。
「和宗 総本山 四天王寺」をはじめとする神社仏閣、自然あふれる公園や文化施設、近代的な商業施設などがあり、古きものと新しきものが溶け合う魅力的なエリアだ。
この記事では、天王寺へのアクセス方法からベストシーズン、人気観光スポットやショッピングスポットまでを網羅。
限られた時間で自分好みの天王寺散策をしたい方必見。
天王寺を効率よく遊び尽くす旅へと出かけよう。

天王寺ってどんなところ?

天王寺は大阪市の中心部に位置し、梅田難波と並ぶ大阪の核となるエリア。
阿倍野区である大阪阿倍野橋駅周辺も含めて、天王寺と呼ばれることが多い。
ターミナル駅である天王寺駅周辺には商業施設が多く集まり、ショッピングやグルメを楽しめるスポットも充実。
一方で、憩いの緑地「天王寺公園」には動物園や美術館、旧住友家の名園があり、歴史ある神社仏閣も多く、史や自然を感じられる名所も点在している。数日かけて楽しめる、見どころ満載のエリアだ。

天王寺の街並み
天王寺の街並み

天王寺のおすすめの観光シーズンは?

おすすめの観光シーズンは春だ。
春は「和宗 総本山 四天王寺」や「天王寺公園」で桜が美しく咲き誇り、穏やかな気候の中でゆったりと散策が楽しめる。
秋は紅葉が見頃を迎え、「あべのハルカス」の展望台からは色づいた大阪の街並みを一望できる。

天王寺の季節ごとの着衣例

  • 春(3月~5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • 夏(6月~8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月~1月): 軽めのジャケット、コート
  • 冬(12月~2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

天王寺への移動方法は?

大阪駅からJR大阪環状線(内回り)で約20分。環状運転する電車と環状運転しない電車があるため、利用する際は注意してほしい。
関西国際空港から天王寺駅へは、関西空港駅まで移動し特急列車を利用すれば最短約35分で到着する。

天王寺観光での主要交通手段とは?

交通手段は電車・地下鉄・バス・徒歩・自転車と豊富で、移動しやすい地域だ。
主要観光スポットは最寄り駅から徒歩圏内にあり、散策しながら楽しめる。
また、レンタサイクルやシェアサイクルを利用すると、効率よく移動できる。
電車や徒歩を中心に、バスや自転車を組み合わせるのがお勧めだ。

歴史文化・自然・アートを満喫!天王寺の人気観光スポット13選

天王寺には、歴史ある神社仏閣から美術館や動物園まで、多くの文化施設が集まっている。
ここでは観光客にお勧めの人気観光スポットを紹介しよう。

1. 天王寺動物園

1915年1月1日に開園、2015年に100周年を迎えた。
約11 haの園内に約180種1000点の動物を飼育、爬虫類生態館「アイファー」やカバやキリン、ライオンなどがいる「アフリカサバンナゾーン」などでは、動物の生息地の景観を可能な限り再現した「生態的展示」を取り入れている。
園内ではさまざまなイベントも開催。ふれあい広場でのえさやり体験や、期間限定の「ナイトZOO」など季節限定のイベントもあるので、1年を通じていろいろな角度から楽しむことができる。

歴史ある動物園で、園内には約180種1,000点の動物が飼育されている
歴史ある動物園で、園内には約180種1,000点の動物が飼育されている

2. 和宗 総本山 四天王寺

“日本仏教の祖”である聖徳太子が593年に建立。
平安時代に入って人びとの敬意が信仰に変わり、太子信仰の聖地として現在も多くの信仰を集めている。
聖徳太子創建の寺であることから1949(昭和24)年に「和宗」として新しく立宗した。
シンボル的存在である五重塔は創建時に聖徳太子が6つの国=六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天)利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱に仏舎利六粒と自身の吉髪六毛を納めたことから、別名「六道利救の塔」ともいわれる。

聖徳太子が建立した日本仏法最初の官寺
聖徳太子が建立した日本仏法最初の官寺

3. あべのハルカス

2014年にオープンした高さ(地上)300mの高さを誇る超高層複合ビル。
地下2階から14階のフロアには「あべのハルカス近鉄本店(近鉄百貨店)」と「あべのハルカスダイニング」が入居する。
展望台「ハルカス300(展望台)」は58階、59階、60階の三層構造。
16階の入場ゲートから専用エレベーターで到着する最上部の60階は、足元から天井までガラス張りの屋内回廊で、空中散歩しているような体験ができる驚きの空間だ。

最上階にある展望台からは広く大阪を一望できる
最上階にある展望台からは広く大阪を一望できる

4. 天王寺公園

1909年に開設された長い歴史を持つ都市公園。JR天王寺駅から徒歩約5分とアクセス良好の立地だ。
春には桜、初夏にはアヤメやサツキ、アジサイ、秋には紅葉と、季節ごとの風景も見どころ。
高低差のある広大な園内には、旧住友家の名園「慶沢園」や「大阪市立美術館」など複数の文化施設が点在している。
エントランスエリアには芝生広場「てんしば」があり、ピクニックスポットとして人気。
自然の中でリラックスしながら日本の歴史や文化に触れられる、散策にぴったりの場所だ。

上空から見た「天王寺公園」
上空から見た「天王寺公園」

5. 大阪市立美術館

1936年に開館した天王寺公園内の美術館。
2025年3月に大規模改修を終え、“ひらかれた美術館”としてリニューアル。
年間300日ほど開館し、誰でも気軽に立ち寄れるよう展示室以外がほぼ無料ゾーンとして開放されている。
1階の企画展示では、中国の石仏や絵画、日本の仏教美術、絵画、工芸品など、期間ごとに様々なテーマの貴重なコレクションを鑑賞できる。
定期的に開催される特別展では、東洋や日本美術から西洋美術にいたるまで、幅広い展示が行われ、多くの美術ファンから高く評価されている。

日本で3番目に開館された公立美術館「大阪市立美術館」
日本で3番目に開館された公立美術館「大阪市立美術館」

6. 慶沢園

「天王寺公園」内にある大阪市指定文化財の日本庭園。
京都の平安神宮神苑や名勝無鄰菴などを手掛けた近代日本庭園を代表する造園家、植治こと第7代小川治兵衞によって施工された。
前景には白い石の州浜があり、大きく広がる池と黒松を配した中島や点々と浮かぶ岩島の様子は、大海を彷彿とさせる。
池を回りながら、北東の築山、麓の大きな滝、四阿などを鑑賞し、躍動する水の流れと四季折々の自然美を堪能できる。
庭園内には茶室「長生庵」もあり、お茶会や句会、記念撮影などに利用可能だ(要予約)。

慶沢園内にある美しい日本庭園
慶沢園内にある美しい日本庭園

7. 生國魂神社

約2700年の歴史をもつ大阪最古の神社。
地元の人々には“いくたまさん”の愛称で親しまれている。
初代天皇である神武天皇が日本統一に際し、現在の大阪城付近に日本国土の霊魂、生島大神と足島大神を祀ったことが始まりとされる。
1583年に豊臣秀吉が大阪城を築城する際、現在地に移設された。
古くからの社殿は火災によって失われたが、現本殿には生國魂造と呼ばれる桃山文化の建築様式が受け継がれている。

縁結び、夫婦円満などのご利益があるとされる生國魂神社
縁結び、夫婦円満などのご利益があるとされる生國魂神社

8. 堀越神社

聖徳太子が崇峻天皇を偲び、四天王寺七宮(四天王寺を守る役割をもつ7つの神社群)のひとつとして創建した神社。
創建以前から明治の中期まで、境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を渡って参詣したことから「堀越」と名付けられたと言われている。
古くから大阪では“堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん”との言い伝えがあり、家内安全、健康、その他の願いを込めて、近年では諸外国からも多くの参拝者が訪れている。
季節ごとの祭事のほか、毎月1日には朔日祭、第3日曜日は月次祭が行われ、予約なしでも参列できる(要初穂料)。

地元ではパワースポットとして知られている
地元ではパワースポットとして知られている

9. 一心寺

1185年に法然上人によって創建された浄土宗の寺院。
1600年、徳川家康の第8男である仙千代が大阪で若くして亡くなった際、家康と同郷の三河の僧、本誉存牟(ほんよぞんむ)上人によって葬儀がここ一心寺で行われた。
以来、家康との結びつきが強く、大坂冬の陣では徳川家康の本陣が置かれた地としても有名。
遺骨で仏像を造るというしきたりが始まった1887年からは、仏様への礼拝と先祖供養を同時に行える“納骨のお寺”として知られるように。
宗派に関わりなく納骨を受け入れていることから、庶民の寺として親しまれている。

春は念仏堂と桜が織りなす景色が見られる
春は念仏堂と桜が織りなす景色が見られる

10. 愛染堂勝鬘院

593年に四天王寺の四箇院のひとつ、施薬院として聖徳太子によって建立された。
施薬院とは、薬草を栽培し病に応じて人々に与えるという、現在では社会福祉にあたる事業を行う場所。
この地で聖徳太子が中期大乗仏教経典である「勝鬘経(しょうまんぎょう)」を人々に講じたことから勝鬘院(しょうまんいん)と呼ばれるように。
さらに平安時代以降、愛染明王は恋愛成就や夫婦和合の神として広く信仰されており、縁結びのお寺としても有名。
毎年6月〜7月には、大阪の三大夏祭りのひとつ「愛染祭」が行われ、多くの参拝者で賑わう。

縁結びのご利益で有名な寺院
縁結びのご利益で有名な寺院

11. 安居神社

少彦名神(すくなひこなのかみ)、菅原道真を祀る古社。
901年、菅原道真が太宰府に左遷された際、ここへ立ち寄って休憩したと伝わる。
当時、同情した村人らが餅米を蒸して乾かした「おこし米」を道真に献上すると、礼として菅原家の紋所である梅鉢をもらえたという。
これらが後の大阪名物「粟おこし」の始まりという伝承も残されている。
また、江戸時代初期(1603〜1690年)に活躍した武将、真田幸村が大坂夏の陣で最期を迎えた地としても伝えられ、幸村の記念碑や像が建てられている。

境内には天王寺七名水のひとつ「癇鎮め(かんしずめ)の井」の跡も
境内には天王寺七名水のひとつ「癇鎮め(かんしずめ)の井」の跡も

12. 三光神社

古くから天照大神(あまてらす)・月読尊(つくよみ)・素戔嗚尊(すさのお)の3つの中風除の神を祀ることで知られている神社。
毎年6月1日を祈願の初日として7日間、中風除祈願大祭が執り行われている。
末社に祀られる武内宿禰(たけのうちのすくねのみこと)は富貴長寿の神、大阪七福神の一柱の寿老神として祀られており、参拝に訪れる人々が絶えない。
また、この地は真田丸(真田幸村が大阪城の南端に築いた出城)の一部と考えられ「真田の抜け穴」と呼ばれる大阪城までの地下道があり、現在もその痕跡が残っている。

中風除の神を祀る珍しい神社
中風除の神を祀る珍しい神社

13. てんしば

天王寺公園のエントランスエリアに位置する芝生広場。
芝生エリアの周囲には、おしゃれなカフェやレストラン、フラワーショップ、子供の遊び場(有料)など、多彩な施設が揃っている。
定期的にワークショップやグルメイベントなど、様々な催しがあり、週末は子供連れのファミリーやカップル、観光客など多くの人で賑わっている。
美しく整備された芝生に、春は桜、秋は紅葉と季節ごとの風景も楽しめる。
都市の中にありながら、散歩やピクニックには絶好の開放感あふれるスポットだ。

約700㎡の芝生が広がるてんしば
約700㎡の芝生が広がるてんしば

観光だけでなくグルメも楽しもう!天王寺のお勧め飲食店5選

天王寺には絶品グルメを味わえる飲食店が点在している。
ここからは、その中でも特にお勧めの飲食店を厳選して紹介していこう。

1. 焼肉ホルモン ブンゴ 天王寺店

大阪のさまざまな交通機関が入り交じるターミナル駅の「天王寺」駅から徒歩3分圏内とアクセス便利で、大分県産豊後牛を堪能できる焼肉店。
美味しさの決めてであるオレイン酸を徹底的に数値管理された大分県産の豊後牛。
その肉質は美しい霜降りを持ち、肉の脂が溶ける温度が低いため、胃の中で脂が固まりにくく、胃もたれしにくいのが特徴だ。

「牛まるごと一頭買い」で大分・豊後牛を隅々まで堪能できる焼肉
「牛まるごと一頭買い」で大分・豊後牛を隅々まで堪能できる焼肉

2. グリルマルヨシ

天王寺駅前のショッピング施設「あべのキューズモール」に隣接する、飲食店が軒を連ねる「ヴィアあべのウォーク」にある洋食レストラン。
70年以上も前に創業して以来、「変わらぬ味と真心で」をモットーに手の込んだ洋食を作り続けている。
名物の「特製ロールキャベツ」は、直径約10cmのビッグサイズが特徴。
じっくり煮込みとろとろになったキャベツと、ジューシーなひき肉のハーモニーが絶品で、添えられたデミグラスとカレーの2種類のソースで味わおう。

変わらぬ味と真心をモットーに、70年以上も洋食一筋
変わらぬ味と真心をモットーに、70年以上も洋食一筋

3. ライブキッチン「COOKA」(クーカ)

大阪マリオット都ホテル19階、地上約100mに位置するブッフェスタイルレストラン。
店内に入ると、床から天井までとられた大きなガラス窓の向こうに広がる大パノラマが目に飛び込んでくる。
眼下に広がる大阪の市街地はもちろん、大阪湾から淡路島までを見晴らす眺望は圧巻。特等席の窓際は人気が高いので、早めの予約で押さえるのが正解だ。

地上約100mの天空ブッフェで、パノラマ美景とライブ感あふれる美食を
地上約100mの天空ブッフェで、パノラマ美景とライブ感あふれる美食を

4. SKY GARDEN 300

あべのハルカス58階~60階の展望フロア「ハルカス300」にある、カフェ・ダイニング・バー。
地上300mの高さに位置する店内からは、天候が良ければ京都の街や六甲山系、明石海峡大橋までをも一望。
明るい陽光が差し込む昼、夕陽の傾きとともに刻一刻と空の色が変わってゆく夕暮れ時、圧倒的な美しさの夜景が広がる夜と、時間によって異なる景色を眺めることができる。

地上300mの天空に広がる、ビュー&グルメの名スポット
地上300mの天空に広がる、ビュー&グルメの名スポット

5. 千里しゃぶちん

1972年、豊中市千里ニュータウンの中に位置する千里中央で創業した一人鍋しゃぶしゃぶ専門店の2号店。
本店の創業当時、しゃぶしゃぶといえばひとつの鍋を数名で囲む高級料理。それを自分専用の鍋で楽しむ一人鍋スタイルが画期的で、またたく間に人気に。
カウンターでいただくカジュアルさも、敷居の高いしゃぶしゃぶのイメージを覆すポイントに。

ゆったり自分のペースで楽しめる、一人鍋しゃぶしゃぶの名店
ゆったり自分のペースで楽しめる、一人鍋しゃぶしゃぶの名店

天王寺の定番ショッピングスポット3選

歴史的な名所巡りやグルメと併せてショッピングも楽しもう。
これから紹介するショッピング施設は、最新トレンドを追った良質かつ豊富な品揃えが自魅力。ぜひ足を伸ばしてみてほしい。

1. 近鉄百貨店 あべのハルカス近鉄本店

超高層ビル「あべのハルカス」の地下2階から14階にある百貨店。
日本最大の売り場面積を誇り、ファッション、グルメ、雑貨、高級ブランドまで幅広い商品が揃う。
12〜14階のレストランフロアには圧巻の44店舗が集結しており、大阪名物のお好み焼きや串カツをはじめ、様々なグルメが楽しめる。
「フォーリンカスタマーズサロン」では、免税手続きを中心に、ゲストクーポンの配布、海外配送、観光案内などの各種サービスを提供している。

天王寺駅各線と直結、日本最大の売り場を誇る百貨店
天王寺駅各線と直結、日本最大の売り場を誇る百貨店

2. あべのHoop

近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店の南隣にある大型のファッションビル。
“Hoop(輪)”のように、建物の上層階がサークル状に張り出しているのが特徴だ。
地下1階から6階の全7フロアには約40店舗が集結。
若者向けのトレンド感あふれるファッションブランドが多く、雑貨、インテリア、カジュアルなカフェやレストランも充実している。
ショップによるイベント企画や、音楽ライブやダンスショーが開催されることもあり、訪れるたびに新しい発見がある。
夜間には建物正面の広場が美しくライトアップされ、デートスポットとしても人気だ。

サークル状に張り出した建物が特徴のファッションビル
サークル状に張り出した建物が特徴のファッションビル

3. 天王寺ミオ

JR天王寺駅直結という抜群のアクセスを誇る大型ショッピング施設。
ファッション、雑貨、コスメ、インテリアなど約350店舗が集まり、若者からファミリー層まで幅広い客層に人気。
「本館」と「プラザ館」の2棟からなり、本館には最新トレンドのファッションやコスメ、プラザ館には服飾小物や雑貨、カフェやレストランが充実している。
シーズンごとのキャンペーンや限定ショップが登場することも。
駅と直結しているため、雨の日でも快適にショッピングや食事が楽しめるのも魅力。

てんしばから望む天王寺ミオと天王寺駅
てんしばから望む天王寺ミオと天王寺駅

天王寺観光に関するよくある質問

Q

天王寺から阿倍野は近いですか?

A

徒歩で5分ほどの距離にあります。

Q

短い時間で天王寺を満喫するためには、どこに行けば良いですか?

A

大阪の街並みを一望できる「あべのハルカス」の展望台がおすすめです。

まとめ

この記事では天王寺を観光する際に外せない人気観光スポットや定番のショッピング施設を紹介してきた。
歴史と伝統が息づく街でありながら、ショッピングやグルメ施設も充実し、観光には最適なエリアだろう。
さらに、大阪には天王寺以外にも訪れる価値のあるスポットがたくさんある。
下記の記事も参考に、天王寺をはじめとする大阪を余すことなく堪能する旅へと出かけてほしい。