
【東京夜遊び完全ガイド】眠らない街で楽しむ夜の旅
日本の首都「東京」の夜には、多彩な魅力が詰まっている。
摩天楼が煌めく夜景、個性豊かなナイトスポットをはじめ、眠らない街ならではの活気とインパクトが訪れる人々の心を魅了する。
アート・ファッション・グルメといった文化的な要素も色濃く反映され、趣向に合わせて遊べるのも特徴だ。
この記事では、東京で楽しめる夜遊びを、お勧めのエリアや人気のスポットと一緒に紹介していく。
目的や観光相手など、様々なシチュエーションで満喫できるよう、複数の角度からの見どころをまとめた。
内容を参考にすれば、東京で刺激的で最高の夜を過ごせるので、ぜひ最後まで読んでほしい。
東京ではどんな夜遊びが楽しめるの?
まずは、夜の東京の代表的な楽しみ方を紹介しよう。
東京には、アミューズメント施設や飲食店、クラブラウンジなど、魅力的なスポットが集まっており、楽しみ方は無限大だ。
その日の相手や気分、シチュエーションに合わせて、行く場所およびプランを調整できるのも東京ならでは。
内容を参考に、気になるものがあれば、ぜひ試してみてほしい。
1. 大都市ならではの夜景を楽しむ
夜の東京を観光するなら、展望台やランドマークをはじめ、夜景が綺麗なスポットは必ず観光プランに組み込んでほしい。
東京タワー・東京スカイツリー、高層ビル群が輝く大都会ならではの夜景、隅田川や東京湾の水面に街の灯りが映るロマンチックな夜景など、エリアごとに様々な夜景を楽しめる。

2. 深夜まで営業している居酒屋・バーなどでお酒を楽しむ
東京の繁華街には、夜遅くまで営業している飲食店が多い。
例えば、賑やかな新宿や渋谷周辺では、スタイリッシュなバーやアットホームな雰囲気の大衆酒場が軒を連ねている。
仲間と語り合ったり、一人でリラックスしながらカクテルを嗜んだりと、好みに合わせて過ごし方を選べるのも魅力だ。
また、居酒屋だけでなく、ショーレストランやジャスクラブなどもあり、お酒と一緒に様々な体験も楽しめる。

3. 夜遊びした後の締めラーメンを楽しむ
締めラーメンとは、飲み会や食事の最後を締めくくるために食べるラーメンのこと。
お酒を飲んだ後の「締め」として親しまれる、日本独自の文化だ。
お店を出た後、仲間と一緒にラーメン屋へ向かうのが定番の流れだ。
温かいスープと麺が胃に染みわたり、酔いをほどよく落ち着かせるうえに、何とも言えない満足感に包まれて癖になる。
特に東京には、締めラーメンを楽しめる深夜や朝まで営業しているラーメン屋が多く、好みに合わせてラーメンを選べるのも嬉しい。日本人と同じスタイルで、東京の夜を楽しもう。

夜遊びを満喫できる東京のお勧めエリア
東京には夜遊びできるエリアが多くあるが、ここでは新宿・渋谷・六本木の3カ所に絞って紹介する。
いずれも東京を代表する繁華街で、夜だけでなく早朝まで活気に満ちたエネルギッシュなスポットだ。
居酒屋だけでなく、ナイトクラブ・バー・カラオケなども密集しているため、多様性と刺激に富んだ体験ができる。
さらに、展望施設や夜景スポットも点在しており、きらびやかな都市の光を眺めながら、音楽やお酒、グルメを楽しめるのも大きな魅力だ。
非日常的な体験に出会える「新宿」
夜の新宿では、ネオンが彩る繁華街ならではの観光や体験を楽しめる。
特に「眠らない街」と呼ばれる新宿歌舞伎町は、ラウンジやクラブ、コンセプトカフェなどが軒を連ね、日本随一の歓楽街として知られている。
例えば、ホストクラブに行けば、洗練された男性たちが軽快なトークと接客で女性をもてなす。
一方、キャバクラでは、美しく華やかな女性たちが笑顔と会話で心を癒やしてくれる。
これらの店舗は、ただお酒を楽しむ場ではなく、まるで舞台のようなエンターテインメント性に富んでおり、特別な世界に浸れるのが魅力だ。
また、サムライミュージアムなどのショーレストランもあり、非日常的かつ個性的で新宿ならではの施設も多い。

エネルギッシュな夜の観光を楽しめる「渋谷」
夜の渋谷には、行き交う人々の笑い声や話し声、車の走行音が響きわたり、都会ならではのエネルギーが街全体を包み込む。
そして、シンボルである「渋谷スクランブル交差点」は、ネオンサイン・巨大なスクリーンがまばゆい輝きを放つ。
交差点の近くにある展望施設「SHIBUYA SKY」では、地上230mから渋谷の喧騒を見下ろす、幻想的な夜景を楽しめる。
バーやナイトクラブも多く、音楽とダンスに熱狂するような時間を過ごせるのも魅力だ。
さらに、カラオケ・ゲームセンターも深夜まで営業しており、朝まで盛り上がりたい時にピッタリのエリアだ。

落ち着いた大人の時間を過ごせる「六本木」
六本木は、洗練された大人の街として、多彩なナイトライフが楽しめるエリアだ。
高層ビルの展望台「六本木ヒルズ 東京シティビュー」からは、東京タワーやお台場方面の夜景が一望でき、ロマンティックな時間を演出してくれる。
美術館やギャラリーも夜まで開館しており、アートと夜景を一夜で楽しめるのも魅力だ。
一流DJのプレイを満喫できるナイトクラブ、女性のセクシーで力強いパフォーマンスが見られるショークラブも点在しており、音楽とお酒に彩られた賑やかな夜を過ごす人も多い。
街全体に都会的な華やかさと国際色豊かな雰囲気が漂い、非日常を感じたい夜にピッタリの場所と言える。

夜遊びを始めるならここから!東京の人気夜景スポット5選
ここからは、都会的で美しい光景を楽しめる、東京を代表する夜景スポットを紹介する。
ロマンティックな雰囲気の中で、高層ビル群やランドーマークがライトアップされた夜景を眺めるのは、東京ならではの夜遊びだ。
1. 東京タワー
1958年に誕生した東京タワー。東京中心部の港区に位置するため、展望台からは東京の景色を一望できる。
東京タワーから見える夜景は、地上から近く同じ高さの建物もあるため、展望フロアからライトアップされた高層ビルや高速道路、橋などがはっきりと見える。
また、ライトアップされた東京タワーも美しい。

2. お台場海浜公園
水遊びなどが楽しめる約800mの人工海浜「おだいばビーチ」や、釣りができる磯浜「磯浜ゾーン」があるお台場海浜公園。
公園から見る夕暮れや夜景はとても美しく、レインボーブリッジやビル群といった東京らしい景色を見る事ができ、このロマンティックな景観はデートスポットとしても知られる。

3. 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
六本木ヒルズ森タワー52階に位置する海抜250mの屋内展望台。
天井高11mの全面ガラス張りの空間から、東京の街並みを360度見渡せる。
さらに屋上の「スカイデッキ」は海抜270mに位置し、オープンエア形式の展望施設で開放感あふれる景色を全身で感じられる。
特に東京タワーや東京スカイツリー、レインボーブリッジなどの名所がライトアップされた幻想的な夜景が魅力だ。
都市の明かりが織りなすパノラマビューは息を呑む美しさで、宝石のようにきらめく光景は一度見ると忘れられない。

4. 羽田空港第一ターミナル 展望デッキ
日本国内で最大の空港、羽田空港。正式名称「東京国際空港」。
3つのターミナルがあり、各ターミナルには、飛行機の離着陸を間近に眺めることができる展望デッキや、ショッピング施設、様々なジャンルの飲食店も揃っている。
第2ターミナル南側展望デッキの「星屑のステージ」は夜になると床に散りばめられた約4000個のLEDライトが点灯される。
離着陸する飛行機が灯すライトと誘導灯が輝く、滑走路もとてもロマンティック。

5. 東京スカイツリー
東京スカイツリータウンには、634メートルの高さを誇り電波塔兼観光施設である「東京スカイツリー」が中心にあり、タワーの中には、350mと450mの高さに、天望デッキと天望回廊の2つの展望台がある。
昼間の景色が素晴らしいのはもちろんだが、高層ビルや東京タワーが光り輝く、美しい夜景も魅力のひとつ。
ライトアップされた「東京スカイツリー」自体も見逃せない。

20時以降でもまだまだ楽しめる!東京の夜遊びスポット5選
定番のゲームセンターやバッティングセンター、カラオケ以外にも、東京なら20時以降でも様々な楽しみ方ができる。
ここでは数多くの魅力的な施設の中から、特徴の異なるお勧めの人気スポットを5つに絞って紹介しよう。
いずれも20時以降も営業しているため、どこで夜遊びするか迷ったら、ぜひ足を運んでほしい。
1. コニカミノルタプラネタリウム満天 in サンシャインシティ
都心にいながら美しい星空の世界を楽しめ、家族連れからカップルまで幅広い層の人気スポット「コニカミノルタプラネタリウム満天(池袋)」。
段差のない水平型ドームの場内に最新鋭の光学式投映機が映し出す鮮やかで奥行きのある星空は、本物の星を見上げるようなリアルさだ。
ドーム最前列に広がるフルフラットの「芝シート」(3組限定)や、白くふかふかの座席「雲シート」(5組限定)では、ゆったりと寝転び星空を眺めることができる。

2. 屋形船三河屋
品川で170年以上の歴史を持つ船宿。江戸時代から親しまれてきた屋形船が通年楽しめる。
20名以上の団体で利用する貸切船は、料理の内容の異なるさまざまなコースを用意。
屋形船の屋根の部分は景色を一望できるデッキになっており、東京タワーやレインボーブリッジなどさまざまな東京名所を眺めることができる。

3. 森美術館
国際色豊かで洗練された街・六本木のランドマークである六本木ヒルズ。
その六本木ヒルズ森タワー最上層53階にあるのがここ「森美術館」だ。
世界の先鋭的なアートや建築、デザイン等独自の視点で多彩な企画展を開催し、企画展と併行して、収蔵品を紹介する「MAMコレクション」、映像作品を上映する「MAMスクリーン」などのプログラムを展開している。

4. 東京ドームシティ
野球場として有名な東京ドームを含む広大な敷地に広がる複合レジャー施設。
とても大きな東京ドームに、遊園地、レストランやショップ、ホテルなど様々な施設が集結している。
遊園地の入場料は無いので、料金を払えば気軽にアトラクションに乗る事ができる。ラクーアの中には、ショッピング施設や飲食店、天然温泉スパもある。
夜は街中がライトアップにより美しく飾られる。

5. テルマー湯 新宿店
新宿三丁目駅から徒歩約2分、JR「新宿駅(東口)」からは徒歩約9分の場所にある眠らない温泉施設。
24時間365日営業しており、都心にいながらいつでも天然温泉を楽しめるのが特徴。
中伊豆から運ばれた「神代の湯」をはじめ、女性専用の化粧水風呂や高濃度炭酸浴などが心身ともに癒してくれる。
入館料に館内着とタオル類が含まれているため、手ぶらで行けるのも嬉しいポイント。
本格和食やエスニック料理を提供するレストランも併設されており、温泉後に食事やお酒を楽しむのもお勧めだ。
その他、屋上の無料(入館料込み)のスポーツバー&フィットネス、有料のサウナ・岩盤浴(ヒーリングテラ)・アロマエステといった設備も揃う。

非日常的なディナー体験を!東京のお勧めショーレストラン3選
一般的にショーレストランとは、食事を楽しみながらエンターテインメントを体験できるお店のことを指す。
通常の飲食に加えて、音楽ライブ・ダンス・マジック・演劇などのショーを楽しめる。
トッププロの芸術的なパフォーマンスを間近で観られ、普段とは異なる非日常的な時間を過ごせるのが魅力だ。
東京でお勧めの3つのショーレストランを紹介するので、非日常的なディナーを楽しみたい方は、ぜひ気になった場所に足を運んでほしい。
1. BLUE NOTE TOKYO
「BLUE NOTE TOKYO」は、東京都港区南青山、表参道駅から徒歩約8分の場所にあるジャズ・クラブ兼ライブレストラン。
1988年にニューヨークの名門ジャズ・クラブ「Blue Note」の姉妹店としてオープンした。
クラシックな空間の中で、国内外から集う一流アーティストのパフォーマンスを間近で楽しめるのが最大の魅力だ。
ジャズを中心にソウルやR&Bなど、日替わり・週替わりで多様なジャンルのライブを開催しており、設備の整った環境で臨場感あふれる生演奏を体感できる。
気分やシチュエーションに合わせて選べる軽食やオリジナルカクテルなど、フード・ドリンクも充実し、特別な時間を過ごせる。
原則、予約制(当日空きがあれば予約なしで入場可)・会員登録必須なので気を付けてほしい。

2. 魔法ダイニングバー OSMAND
「魔法ダイニングバーOSMAND」は、東京都港区六本木、地下鉄六本木駅から徒歩約2分の場所にあるショーレストラン。
国内最大級のマジック専用シアターを備え、世界で活躍中のプロマジシャンによる本格的なマジックやショーを観られるのが魅力だ。
演者・スタッフの全員が英語を話せるので、訪日観光客も摩訶不思議な空間を存分に楽しめる。
ドリンクはカクテルやワインをはじめとする幅広いラインアップ。フードは創作イタリアンを中心に多彩な料理が揃う。
「変幻の魔術」・「ベリー・バター・ビアー」といった魔法の世界観を表現したユニークなメニューも多い。

3. KUJIRA ENTERTAINMENT
新宿・歌舞伎町にある「KUJIRA ENTERTAINMENT」は、サイバーパンクの世界観を体感できる新感覚のショーレストラン。
ネオンが輝く近未来的な空間と、大型ビジョンを使った演出が特徴だ。
日本文化を新しい感覚の体験へと昇華したショーのほか、ゾンビが徘徊するアトラクションやアイドルショーなど、様々な演目が楽しめる。
料理は代官山の名店「韻」が監修しており、専属パティシエによるスイーツや、バーテンダーが手掛ける本格カクテルも味わえる。
シーシャソムリエによるオリジナルシーシャも魅力のひとつ。
営業時間は21時から翌朝5時までで、遅い時間からでも東京の夜を満喫できるスポットだ。

深夜までお酒と交流を楽しめる東京でお勧めのバー3選
新宿・渋谷・六本木にあるお勧めのバーをそれぞれ1軒ずつ紹介しよう。
いずれも夜遅い時間帯まで営業しており、お酒と一緒に絶景や料理、スポーツ観戦などを楽しめるのが特徴だ。
ディナー後に立ち寄る場所にもピッタリなので、気になるバーへ足をぜひ運んでほしい。
1. THE ROOF SHIBUYA SKY
東京タワーや東京スカイツリー®など、東京を代表する高層ビル群を一望する絶景とともに、特別な時間を過ごせるルーフトップバー。
夕景から夜景へと刻一刻と移り変わる素晴らしい東京の景色を、心地いい音楽やドリンクとともにゆったりと楽しめる。
ウェブチケットを購入することで、ソファ席の事前予約が可能。
予約なしで利用できる開放感たっぷりのスタンディングテーブルも人気だ。

2. RIGOLETTO BAR AND GRILL
客席164席という広い空間に、活気溢れるオープンキッチンやスタンディングで楽しめる長さ13mのバーカウンター、東京タワーを望む個室も備える。
料理は、パスタやタパスなどのスパニッシュ&イタリアンに、アメリカンダイナーの要素をプラス。ワインの種類が豊富なのも魅力のひとつ。
金曜日・土曜日と祝日の前日は、深夜2時までオープンしているのも嬉しいポイントだ。

3. HUB新宿区役所通り店
リーズナブルな価格で、気軽に一杯からお酒を楽しめる場所として、20代〜30代を中心に大きな支持を得ている「HUB」の新宿区役所通り店。
店内には複数のモニターがあり、サッカーやラグビーを中心に様々なスポーツを観戦できる。
スポーツ観戦で盛り上がりながら、お酒とコミュニケーションを楽しむのが「HUB」のスタイルだ。

日本ならでは文化と交流を体験!東京で訪れるべきお勧めの横丁3選
横丁とは、狭い路地やガードレール下に飲食店や小料理店、バーなどが軒を連ねる飲み屋街を指す。
比較的リーズナブルな価格で美味しい料理やお酒を堪能しながら、その土地ならではの文化や地元民の温かさに触れられるのが魅力だ。
また、横丁にはそれぞれ独自のテーマや歴史があり、エリアごとに異なる雰囲気が漂うのも面白いポイントだ。
ここでは、東京でお勧めの横丁を3つ紹介するので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。
1. 新宿ゴールデン街
木造長屋建ての店舗が、狭い路地を挟んで約300店並ぶ、新宿歌舞伎町の、昔ながらのレトロな飲み屋街。日本文化を身近に感じることができると評判だ。
カウンター数人で満席になるほど小さいお店ばかりなので、お店のスタッフと他のお客さんとの距離がとても近い。1人で飲みに行っても、そのアットホームな雰囲気で楽しくお酒が飲めるだろう。

2. 新宿カブキhall〜歌舞伎横丁
「祭り」をテーマに2023年4月にオープンした次世代のエンターテインメントフードホール。
新宿区歌舞伎町の東急歌舞伎町タワー2階にあり、食・音楽・映像を掛け合わせた体験型の施設だ。
全体的に賑やかな雰囲気が漂い、毎晩行われるパフォーマンスやイベントが人々を楽しませ、文字通りお祭り気分に浸れる。
和太鼓や阿波おどりなどの伝統芸能とのコラボも見どころのひとつ。
約1,000㎡のフロアには、北海道から九州・沖縄、さらには韓国のソウルフードを提供する全10店舗の飲食店が集結。
焼き鳥・丼物・串カツといった多彩な料理が味わえるほか、地域の特色を活かしたB級グルメが豊富なのも嬉しい。
翌朝5時クローズのお店も多いため、始発電車の時間まで遊べる。

3. 渋谷 のんべい横丁
渋谷駅そばの線路沿いの一角に、40店舗弱の小規模ながら居心地のよい居酒屋が並ぶ。
日本の家庭料理や田舎料理の楽しめる店から、ワインバーやビストロまでさまざまな店がある。
営業時間は店舗によって異なるが、だいたい18:00~24:00。16:00から開ける店や24:00過ぎまで開けている店もある。

横丁へ足を運ぶなら知っておきたいスナックの魅力
東京で夜遊びするなら、ガイドブックには載っていない、地元の人たちしか知らない”裏側”も体験してみよう。その”裏側”を体験できるのが、横丁に並ぶスナックだ。
「スナック」とは、カウンター越しに店主が接客する飲食店を指す。
店主は女性であることが多く、お客さんからは「ママ」や「ママさん」と呼ばれる。
ママの人柄に惹かれて通い続けるお客さんも多く、そこにはまるで家族のような温かいコミュニティが広がっている。
ただ、日本語を話せない旅行者がフラッと訪れても、入店を断られてしまう可能性があるので注意してほしい。
スナックに行ってみたいと思ったら、以下の記事で紹介しているスナックツアーへの参加をお勧めする。
東京の深夜・早朝まで営業しているお勧めのラーメン屋3選
新宿・渋谷・六本木で締めラーメンを食べるなら、これから紹介するラーメン屋がお勧め。
いずれのお店も深夜・翌朝まで営業しているため、遅い時間でも絶品ラーメンを味わえる。
もちろん、昼間も営業しているため、夜だけでなくランチや小腹が空いた時にもぜひ足を運んでみてほしい。
1. 炙り味噌らーめん麺匠 真武咲弥 渋谷店
「炙り味噌らーめん麺匠 真武咲弥 渋谷店」は、渋谷道玄坂に面したラーメン屋。
人気メニューは「炙り味噌ラーメン」と「炙り味玉味噌ラーメン」。北海道札幌の伝統的な味噌ラーメンを味わえるのが魅力だ。
同店では13種類の食材をブレンドした秘伝の味噌を使用し、野菜とニンニクを強火で炙ることで、香ばしさと深いコクを引き出している。
風味がしっかりと感じられ、麺との相性も抜群なのでお酒の締めにピッタリ。
卓上に置かれたガラムマサラ(インドのスパイス)を途中でかけて味変すれば2度楽しめる。
また、券売機は外国語に対応、グルテンフリー・ヴィーガン用メニューの提供をしているので訪日観光客でも入りやすい。
営業時間は、月曜日が11時~翌朝3時30分、火曜日~木曜日と日曜日が11時~翌朝4時30分、金曜日と土曜日が11時~翌朝6時30分。

2. どうとんぼり神座 新宿店
「どうとんぼり神座(かむくら)」は、大阪発祥の関西最大規模のラーメンチェーン店。
新宿区歌舞伎町にある新宿店は各線新宿駅より徒歩数分の場所にあり、全日10時~翌朝8時まで営業している。
1番人気は看板メニューの「おいしいラーメン」。
醤油ベースの秘伝のスープにたっぷりと入った白菜が自然な甘みを加え、他にはないオリジナルな味わいが特徴だ。
口当たりはマイルドで食べやすく、シンプルながらも飽きのこない味わいが多くのファンを惹きつける。
あっさりして胃にやさしく、お酒を飲んだ後にピッタリなのはもちろん、女性や食の細い方にもお勧め。
卓上のニラキムチ・おろしニンニクをはじめ、有料のトッピングも豊富で、自分好みにアレンジできる。

3. 博多麺房 赤のれん 西麻布本店
「博多麺房 赤のれん 西麻布本店」は、東京都港区の六本木通りにある創業40年以上の老舗ラーメン屋。
日本三大ラーメンのひとつ、博多の豚骨ラーメンを東京で食べられるのが魅力。
店内は本場を彷彿させる屋台風の気軽な雰囲気に包まれ、時間帯を問わず多くの人で賑わう。
同店の特徴は、創業以来こだわり続ける「醤油仕立ての白濁とんこつスープ」と「極細平打ち麺」の絶妙な組み合わせだ。
大型の五右衛門釜で毎日1日かけて取るスープは濃厚ながらも後味がさっぱりとしており、麺との相性が抜群で美味しい。
人気メニューは王道の「らぁめん」、お腹に余裕があれば替え玉を頼むのもお勧め。
営業時間は月曜日~土曜日が11時~翌朝5時、日曜日は定休日。

お酒が苦手な人でも夜遅くまで楽しめる!東京で訪れるべき夜カフェ3選
お酒が飲めない人・苦手な人や、落ち着いた空間でお酒を楽しみたい方は、夜遅くまで営業している”夜カフェ”がお勧め。
昼間とは違う静かで落ち着いた、大人の雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごそう。
1. 宇田川カフェ
「宇田川カフェ」は、渋谷駅ハチ公口から徒歩約5分の場所にある渋谷の老舗カフェ。
2001年の創業以来、元祖夜カフェとして有名で、毎日11時~翌朝5時(ラストオーダーは4時)まで営業している。
店内にはビンテージ家具が並ぶおしゃれな空間が広がり、全体的に暗めの照明がノスタルジックな雰囲気を演出する。
女子会やデート、読書・打ち合わせなど、様々なシチュエーションで利用できる居心地の良さが人気の理由だ。
ハンドドリップで淹れる濃厚でスッキリとした味わいのコーヒー、多種多様なメニューが並ぶフード・スイーツも同店の魅力。
なかでも、自家製の「渋谷キーマカレー」と「ポークジンジャー」はリピーターが続出するほどの美味しさ。

2. cafe AALIYA
cafe AALIYAは、新宿三丁目交差点角「伊勢丹」の斜め前方向にあるフレンチトーストで有名な老舗カフェ。
金曜日は23時00分クローズ、平日は22時30分クローズとなっており、ラストオーダーはクローズの30分前だ。
地下への階段入口のカラフルな入口が目印だ。くつろぎの空間を提供する店内は、落ち着きのあるカジュアルな雰囲気。
この店の代名詞のフレンチトーストは、分厚く、外は少しカリっとしていて、中がやわらかく、甘さ控えめ。

3. THE SUN & THE MOON Cafe
「THE SUN & THE MOON Cafe」は、東京都港区の六本木ヒルズ森タワー52階にあるミュージアムカフェ。
六本木ヒルズ森タワー内の「森美術館」や「東京シティビュー」を楽しんだ後の、休憩スポットとして利用するのもお勧めだ。
海抜250mから東京タワーや東京スカイツリーの絶景を望みながら、ゆっくりとした時間を過ごせるのが魅力。
店内には「光」をテーマにした現代アート作品が飾られており、アートや夜景を楽しみながら、フードとドリンクを楽しめるのも特徴のひとつだ。
メニューは時期によって異なるが、ハンバーガーやパスタなどの軽食をはじめ、コーヒーやスペシャルティー、クラフトビールなど豊富に揃う。
営業時間は11時〜22時(ラストオーダーはフードが21時、ドリンクが21時30分)なので、遅い時間でも気軽に立ち寄れる。

東京の夜遊びに関するよくある質問
Q
深夜に遊ぶなら東京のどこに行けば良い?
夜遅くまで遊べるスポットや飲食店などが多い、新宿・渋谷・六本木がお勧めです。
Q
東京で夜に遊ぶなら何をしたら良い?
展望スポットで美しい東京の夜景を楽しむ、ショーレストランで特別な時間を過ごす、締めラーメンを堪能するなどの遊び方がお勧めです。
まとめ
夜の東京に焦点を当て、お勧めの楽しみ方や地域、飲食店などを中心に紹介してきた。
特に新宿・渋谷・六本木の繁華街では、ナイトクラブやバー、ショーレストラン、アミューズメント施設が深夜まで営業し、音楽や会話を通じて充実した時間を過ごせる。街全体も賑わっており、歩き回るだけでも面白い体験になるだろう。
安全かつアクセスも良好な都市だからこそ、気軽に夜遊びできるのも東京ならではの魅力だ。
東京の人気観光スポットやショッピングエリア、宿泊施設といった、観光プランの作成に役立つ情報をまとめたこちらの記事も要チェック。