
行きたい店・食べたい料理が見つかる!大阪・関西万博のグルメガイド
「大阪・関西万博」は、最先端技術や様々な国の文化を楽しめる展示だけでなく、多彩なグルメを堪能できるのも大きな魅力。
会場内には、日本全国の名店や地元大阪の人気店が集まり、伝統と革新が融合したバラエティ豊かなグルメが揃う。
さらに、海外パビリオンでは、普段はなかなか味わえない本場の料理や食文化も体験できる。
この記事では、飲食店が多く集まるエリアや話題のグルメスポットを厳選して紹介。
大阪・関西万博でグルメを満喫したい方は、会場へ足を運ぶ前にチェックしておこう。
大阪・関西万博の食べ物・飲み物の相場
会場へ足を運ぶ予定がある方の中には、会場内の食べ物・飲み物の相場が気になっている方も多いはず。
ニュースなどで高額メニューが話題になることもあるが、実際にはリーズナブルな価格帯のメニューもある。
1,000円前後で楽しめるメニューも多いため、必要以上に心配する必要はない。
また、会場内のコンビニで販売されている商品は、会場外の店舗と同じ値段で購入できるのも嬉しいポイント。
以下は、会場内で購入できるグルメの一般的な価格帯の目安だ。店舗によって価格は異なるため、参考までに留めてほしい。
- 自動販売機の飲み物
- 160円 〜 200円
- 軽食
- 400円〜1,250円
- セットメニュー・定食
- 850円 〜 1,800円
- 海外パビリオンのレストラン
- 800 〜 4,500円
迷ったらココ!大阪・関西万博で多くの飲食店が集まるスポット3選
大阪・関西万博には、数多くのグルメスポットや飲食店が集まっている。
中でも、特に多くの飲食店や飲食ブースが集中しているスポットを紹介しよう。
どこで食事するか決まっていない方や、行き先に迷っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
1. リングサイドマーケットプレイス東
大屋根リングの北側に位置する「リングサイドマーケットプレイス東」は、会場内で2番目に大きな飲食エリア。
広々とした空間に世界各国の多彩な飲食店が集まっており、一度に様々なグルメを味わえる。
単なるフードコートではなく、それぞれの国の伝統や文化に触れられる体験型コンテンツの充実も魅力的だ。
例えば、「インドカレーの店」ではナンをその場で焼き上げるライブパフォーマンスがあり、「ソウルLive!」では最先端の韓国カルチャーを楽しめる。
また、ヴィーガン&ハラール対応をはじめ、宗教や健康に配慮したメニューも多いのも嬉しいポイントだ。
出展店舗一覧(料理のジャンル)
- インドカレーの店
- カレー
- ソウルLive!
- 韓国料理
- 讃岐うどん
- うどん
- 大阪ハラルガムEXPO2025店
- 多国籍ファストフード
- PAULANER IMBISS
- 樽生ドイツビールと洋食
- 景福宮
- 韓国冷麺
- SOFRA produced by Mrs.Istanbul
- トルコ料理
2. リングサイドマーケットプレイス西
会場内の西側にある、リングサイドマーケットプレイス東と対をなす「リングサイドマーケットプレイス西」は、大阪・関西万博で最も大きな飲食エリア。
施設全体で約1,000席を有し、大阪グルメを筆頭に和食・中華・韓国料理がバランス良く揃う。
定食系からスイーツまで種類も豊富で、様々なシチュエーションで利用できるのも特徴だ。
ひんやり食感の「かき氷うどん」、SNS映えする「進化系スイーツ」といった、ユニークなメニューもあるので、挑戦してみるのも面白いだろう。
出展店舗一覧(料理のジャンル)
- ピザ・ダ・マリオ
- ピザ
- 河童ラーメン本舗 大阪・関西万博店
- とんこつラーメン
- アフリカンダイニングルームPANAF'
- アフリカの6地域の郷土料理
- サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~
- 大阪グルメ
- K-Restaurant&Café
- 韓国軽食料理
- つくもうどんEXPRESS 大阪・関西万博店
- うどん
- 魯園菜館大阪・関西万博店
- 中華料理
サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~
「サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」は、上述のリングサイドマーケットプレイス西にある約2,000㎡規模の大型フードコート。
入口には青森ねぶた祭の巨大な装飾などが展示され、食と祭りの融合による熱気をあふれた空間が広がる。
大阪の名店12店舗に加え、2週間ごとに入れ替わるイベントスペースを含む計13店舗が出店する。
大阪の食文化を楽しんでもらうことを目的としており、来場者は伝統の「食い倒れ文化」を体験できるのが魅力だ。
また各店舗では、配膳・調理ロボットやコンシェルジュロボットを導入しており、ロボットと人間が一緒に働く、未来の飲食店モデルを体感できるだろう。
出展店舗一覧(料理のジャンル)
- 大阪王将
- チャーハン・ギョーザ
- たこ家道頓堀くくる
- たこ焼き
- らぽっぽファーム
- さつまいもスイーツ
- クンテープ
- タイ料理
- 大阪新世界元祖串カツだるま
- 串カツ
- 黒毛和牛一頭買い焼肉道頓堀みつる
- 焼肉
- 豚かつ牛かつくれおー
- とんかつ
- どうとんぼり神座
- ラーメン
- ねぎ焼やまもと
- ねぎ焼き
- 道頓堀鉄板ステーキ豊島家
- 和牛ステーキ
- 大起水産回転寿司
- 握り寿司
- 世界で1番おいしいパン屋~知らんけど~
- ベーカリー
3. ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』
約80社がブース出展やイベント、体験プログラムを開催するORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』。
「おもてなし」「食体験」「新境地」「賑わい」「外食産業の発展」という5つのアクションを軸に、多彩なグルメはもちろん、日本の食文化にも触れられる。
2階建てのパビリオンで、1階の「宴-UTAGE-1丁目〜9丁目」では、各社・各店舗がこだわりのメニューを提供。日本酒などのアルコールを中心に扱うブースも並ぶ。
なお、通期で出展するブースと期間限定のブースがあり、訪れる時期によって異なるグルメに出会えるのも魅力だ。
2階では、茶道体験や料理教室など、体験型コンテンツを楽しめる。
出展店舗一覧(料理のジャンル)
以下は通期で出展するブース。この他にも、期間ごとに様々なブースの出展が予定されている。
- 宴BURGER
- ハンバーガー・ピザ
- 千鳥屋宗家
- 和菓子
- NISSEI
- ソフトクリーム
- まねき食品株式会社
- えきそば・すき焼き丼
- ONIGIRI WOW!
- おにぎり
- LAKANTO
- カツサンド
大阪・関西万博で話題・注目の飲食店・飲食ブース9選
大阪・関西万博で特に日本で話題・注目されている飲食店を8つに絞って紹介しよう。
印象的な見た目や美味しさに驚き、満足感を得られる食事ができるはずだ。
大阪・関西万博でグルメや食文化、新たな食体験をしたい方は、内容を参考に気になるお店にぜひ足を運んでほしい。
1. ONIGIRI WOW!
「ONIGIRI WOW!」は、象印マホービン株式会社が出店するおにぎり専門店。
同社の最高級炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げたご飯をおにぎりロボットが握り、一つひとつ丁寧に作り上げる。
見た目の美しさと食べやすさへのこだわりが特徴で、片手で気軽に食べられるため、忙しい会場内でもピッタリ。
塩引き鮭・ツナマヨ・南高梅といった定番具材を中心に、日本各地・世界各国の特産品や郷土料理などを具材にした「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」を提供。
青森県の特産品を取り入れた「帆立りんごバター」、スイスとのコラボレーション「チーズフォンデュ」など、土地や地域を知れる個性的な具材も多い。
日本の伝統と現代の感性が融合した、新しい“おにぎり体験”ができるだろう。
- 出店場所
- ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』
- 営業時間
- 9:30 〜 21:00

2. スシロー未来型万博店
「スシロー未来型万博店」は、回転寿司チェーン「スシロー」が手がける次世代型店舗。
最新テクノロジーとサステナビリティが融合した、大阪・関西万博の注目店のひとつ。
寿司ネタは養殖100%の水産物を使用し、全メニューがノーポーク・ノーラードで提供され、環境に配慮しながら誰もが楽しめる。
もちろん、ネタの鮮度やシャリの握りにこだわるスシロー本来の魅力はそのままだ。
定番の本鮪大とろ・サーモン・いくら軍艦のほか、店舗限定のネタと目玉の「あしたのさかな」シリーズが提供される。
「陸上育ちの磯まもりウニ包み」や「まぐろアボカドロール」など、通常では味わえない多くの商品を食べられるのが魅力だ。
また、店舗内には「デジロー(デジタルスシロービジョン)」が設置され、食事の間に「UNI CATCH GAME」に挑戦できる。
- 出店場所
- 静けさの森ゾーン
- 営業時間
- 10:00 〜 21:00

3. くら寿司 大阪・関西万博店
「くら寿司 大阪・関西万博店」は、広大なスペースに338席と135mの回転ベルトを備えた、同社史上最大規模の回転寿司。
格子状の外壁や来場者を迎える「鮮度くん(マスコットキャラクター)」のオブジェ、天井に描かれた皿のグラフィックなど、視覚でも楽しませてくれる工夫の多さが魅力だ。
メニューは定番のネタから創作寿司、サステナブルなものまで、バラエティ豊かに揃い、1皿ずつ提供する握り寿司へのこだわりが特徴。
また、約70カ国と地域の料理が一堂に会する特別商品「ハンズ・ハンズPROJECT」も注目すべきだ。
全て300円均一のリーズナブルな価格で味わえ、「月餅(中国)」・「ハンバーガー(アメリカ)」といった、様々な国の食文化を通じて世界とのつながりを感じられる。
- 出店場所
- フューチャーライフゾーン
- 営業時間
- 10:00 〜 21:00

4. 大阪王将 大阪万博店
「大阪王将 大阪万博店」は、大阪の老舗中華料理チェーンが展開する新たなフードスポット。
「元祖焼餃子」や「五目炒飯」を筆頭に人気の高いメニューが並ぶ。
特に程よくカリッと焼き上げた餃子は、香ばしい焦げ目とジューシーな肉野菜が織りなす旨みが一口ごとに惹きつける。
噛むたびに肉汁があふれるボリューム満点の一品なので、大阪のソウルフードを楽しめる。
さらに、ここでしか食べられない大阪産高級食材とのコラボレーション料理にも注目だ。
松阪牛をたっぷり味わえる「【松阪牛】和牛すき焼き餃子」、大阪産黒毛和牛の焼肉を玉子炒飯にのせた「【黒毛和牛】焼肉炒飯」など、スペシャルな料理で来場者をもてなす。
- 出店場所
- サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

5. 近畿大学水産研究所 大阪 関西万博ウォータープラザ店
「近畿大学水産研究所 大阪・関西万博ウォータープラザ店」は、近畿大学とサントリーホールディングス株式会社の協業による産学連携の養殖魚専門店。
なお、近畿大学は長年マグロの研究に取り組んでおり、2002年に世界で初めてクロマグロの養殖に成功した実績がある。
同大学の研究成果でもある完全養殖の「近大マグロ」をはじめ、サラブレッド魚(交雑魚)の「クエタマ」や「ブリヒラ」などを使った多彩なメニューを提供する。
看板メニューは「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司(数量限定)」と「近大マグロと近大卒の魚 お造り盛り合わせ」。
店舗に届くまで一度も冷凍されない「生」の鮮度が魅力で、口にすれば養殖魚のイメージが変わるだろう。
- 出店場所
- ウォータープラザマーケットプレイス西
- 営業時間
- 10:00 〜 21:00

6. 醗酵食堂~Hasshoku~
「醗酵食堂~Hasshoku~」は、発酵食文化をテーマにしたカフェレストラン。
昔ながらの良さを残して、多様なニーズに応える「古くて新食」というスタイルを体験できるのが特徴。
具体的には、日本伝統の発酵技法を現代風にアレンジし、健康と美味しさを両立させた料理を提供する。
発酵調味料(味噌・醤油・酢・こうじなど)を使った、身体にやさしいラインアップがメニューに並ぶ。
主食・スイーツ・ドリンクそれぞれの種類も豊富で健康志向の方だけでなく、多彩なグルメに触れたい人も楽しめる。
素材の旨味と香りを引き出す「三種の味噌のごちそうむすび」や「糀みつかけ甘酒プリン 甘酒セット」などの和食が特にお勧め。
日本食の奥深さや和食のルーツを感じられる逸品だ。
- 出店場所
- エンパワーリングゾーン
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

7. GF RAMEN LAB大阪・関西万博店
「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」は、グルテンフリーのラーメン屋。
ケンミン食品株式会社とボストンの人気ラーメン店「Tsurumen」の店主・大西益央氏が共同開発により出店した。
小麦を一切使用しない米粉麺、専用工場で仕込んだスープ・トッピングを、店内厨房で調理して提供される。
味のポイントは、みやざき地頭鶏を使用したこだわりのスープだ。
代表メニュー「GF黄金の鶏油しょうゆラーメン」をはじめ、各ラーメンは風味が豊でコク深い。
ネギチャーシュー丼やラガービール、米粉シフォンケーキなどのサイドメニュー(全品グルテンフリー)も充実し、アレルギーや食の制限がある方も安心して楽しめる。
- 出店場所
- EARTH TABLE〜未来食堂〜
- 営業時間
- 10:00 〜 21:00

8. ほっかほっか亭MADE by HURXLEY
大阪ヘルスケアパビリオン内に出店している「ほっかほっか亭MADE by HURXLEY」。
新感覚のお弁当「ワンハンドBENTO」は、大阪・関西万博が開催する前から話題になっている人気グルメだ。
片手で持てるコンパクトサイズでありながら、一口サイズにカットされた具材が彩り豊かに詰め込まれた斬新な設計が特徴だ。
栄養バランスとボリュームも両立しており、観覧の合間や移動中にも手軽に食べられる。
食事に時間をかけたくないけど、美味しいものは食べたいという方にはピッタリ。
同社の人気メニュー・のり弁当をアレンジした「海弁当」や、なにわ黒牛を使ったお勧め商品No.1の「和牛」など豊富なラインアップが揃う。
- 出店場所
- 大阪ヘルスケアパビリオン内ミライの食と文化ゾーン
- 営業時間
- 10:00 〜 21:00

9. MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN
兵庫県姫路市の老舗・まねき食品株式会社が、日本の食文化とおもてなしを世界へ発信する「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」。
注目すべきは、和風だしにホタテやハマグリのエキスを加えた濃厚なスープに、生の中華麺を合わせた「究極のえきそば」。
さらに、すき焼き風に煮込んだ神戸牛の肩ロースをトッピングし、最後に半熟卵と三つ葉を添えて贅沢に仕上げ、石川県輪島市の伝統工芸である輪島塗の器で提供される。
「えきそば」とは、蕎麦でなく中華麺を使った独特な料理で、幅広い世代に親しまれる姫路のソウルフードだ。
価格は税込3,850円と高額だが、初日から長蛇の列ができる“万博グルメ”の象徴になっており、特別な一杯を楽しめると好評だ。
- 出店場所
- 静けさの森
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

本場の味を大阪・関西万博で堪能!グルメで話題の海外パビリオン9選
大阪・関西万博の見どころである「海外パビリオン」の中には、その国の食文化を楽しめるレストランやカフェもある。
本場の味を食べられるだけでなく、本場の店づくりや接客スタイルを体験できるのも魅力のひとつ。
ここでは、グルメが話題になっている海外パビリオンを紹介しよう。
1. ドイツパビリオン
ドイツパビリオンは「循環経済(サーキュラーエコノミー)」をテーマに掲げ、建築・景観・展示を一体化し、多面的な魅力を発信する。
併設のレストラン「Oishii! Germany」は屋上に設置された120席の開放的な空間で、パビリオンや万博会場のパノラマビューとともに本場のドイツ料理を味わえる。
定番の「ベルリン風カレーソーセージ」や「ペッファーポットハスト(牛肉の煮込み料理)」といった各地域の郷土料理のほか、和食と融合させた創作メニューも登場。
また、ドイツと言えばビールも外せない。
「ホフブロイラガービール」を筆頭に、ユニークな種類を楽しめる。各料理との相性も抜群だ。
- 入場方法
- 先着順
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

2. スイスパビリオン
スイスパビリオンは、生命・地球・人間拡張の3テーマを掲げ、最先端技術と人類の未来を考えるインタラクティブな展示を行う。
5つの球体が連なるユニークな建物は軽量膜構造で、スイスらしい革新性と美意識を感じられる。
なかでも、注目は名作「アルプスの少女ハイジ」をモチーフにした「ハイジ・カフェ」。
会場の最上部に位置するため、大屋根リングや大阪湾の景色を一望できる。
メニューには、「ラクレットチーズ」や「チキンカツ・コルドンブルー」など、チーズを使ったスイスの伝統料理が並ぶ。
また、希少なスイスワイン「プラン・ロベ」や、ネスレとのコラボレーションによる特別フレーバーの「キットカット」も話題を集めている。
- 入場方法
- 先着順
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

3. フランスパビリオン
フランスパビリオンは「愛の讃歌」をテーマに掲げ、愛を軸に人・自然・社会とのつながりを見つめ直す体験を提供する。
「Theatrum Naturae(自然劇場)」と呼ばれる建築をはじめ、全体的にフランスらしい雰囲気が漂い、五感にやさしく語りかけるような空間が特徴だ。
パビリオン内には、La Boulangerie(ベーカリー&パティスリー)とLe Bistrot(ビストロ)の2つの飲食店がある。
La Boulangerieは1階の入口付近にある、メゾン・カイザー監修による本格派のパン屋。焼きたてのクロワッサンや繊細なスイーツを味わえる。
比較的リーズナブルなので、気軽に立ち寄りやすく、フランスの日常を感じられるのが魅力。
Le Bistrotは、3階にある本格的なフレンチレストラン。
アラカルトとコース料理が用意され、フランスの美食文化に触れる特別なひとときを過ごせる。こだわりの空間で楽しむワインやシャンパンとのペアリングも格別。
- 入場方法
- 先着順
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

4. 北欧パビリオン
北欧パビリオンは、デンマーク・フィンランド・アイスランド・ノルウェー・スウェーデンが共同で設計・運営を行う。
異なる特徴を持つ5カ国が団結し、自国のファッションやライフスタイルの展示を通じて、北欧の文化を発信する。
特に各国の伝統料理を楽しめる、ルーフトップテラス「The Nordic Food Bar」への注目度が高い。
北欧の人気シェフが監修を務めており、北欧料理と日本料理を融合させた多彩なメニューが並ぶ。
例えば、フィンランドの「トナカイのロースト」、デンマークの「スモーブロー(サンドイッチの一種)」など、日本では珍しい料理を味わえる。
また、「シナモンロール&コーヒーセット」を頼み、スウェーデンの「フィーカ文化(ひと息つくお茶の時間)」を体験してみるのもお勧め。
- 入場方法
- 自由入場
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

5. ペルーパビリオン
ペルーパビリオンは「無限の可能性」をテーマに掲げ、5,000年に及ぶ古代文明の歴史に迫っていく。
色鮮やかな民俗衣装を着たスタッフが来場者を入口で出迎え、会場ではアルパカ製品や伝統的な工芸品の展示、舞踊のパフォーマンスを通じてペルーの文化を楽しく学べる。
世界有数の美食国家として知られる、ペルー料理を無料で試食・試飲できるのもポイント。
代表料理「セビーチェ(魚介のマリネ)」、国民酒であるピスコを使ったブドウの「ピスコサワー」をはじめ、月替わり・時間帯ごとに異なるメニューを提供する。
ペルー産のコーヒー・チョコレートもあり、ガストロノミー(風土に根差した食文化)の豊かさに驚くだろう。
- 入場方法
- 自由入場
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

6. ベルギーパビリオン
「水」と「細胞」をテーマにしたベルギーパビリオン。建物は水の三態(個体・気体・液体)と、ベルギーの3地方(フランデレン・ワロン・ブリュッセル)を表現した3つのエリアに分かれている。
注目を集めているレストラン「Revive」は3階にあり、テラス席では開放的な雰囲気の中で食事を楽しめる。
前菜からメイン、デザートまで約40種類もの豊富なメニューが揃い、コース料理やキッズメニューにも対応。
6種類の生ビールと42種類の瓶ビールが用意されているのも、ビール好きには嬉しいポイント。
また、本場のベルギーワッフルを楽しめるメニューも複数あり、地域によるワッフルの違いを楽しめるのも魅力のひとつだ。
さらに、ベルギー王室御用達チョコレートブランドの「ヴィタメール」をはじめとする、様々な洋菓子の購入もできる。
- 入場方法
- 先着順
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

7. サウジアラビアパビリオン
日本館に次いで、会場内で2番目の広さを誇る「サウジアラビアパビリオン」。
サウジアラビアの石材を使った建物がいくつも立ち並び、文化・自然・都市開発など多彩なテーマで展示が行われている。
パビリオン内には、カフェとレストランも併設。テイクアウト専門のカフェでは、様々な香辛料が効いた「サウジコーヒー」をドライフルーツのデーツとともに味わえる。
軽食や焼き菓子も販売しており、提供も早いため、小腹を満たしたい時にお勧め。
さらに、屋上のレストランでは、伝統的なサウジアラビア料理を堪能できる。
ラム肉料理の「ラムース」や、魚料理「サイヤディーヤ」など、なかなか出会えない本場の味を味わってみよう。
- 入場方法
- 自由入場
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

8. イギリスパビリオン
イギリスパビリオンは、「ともに未来をつくろう」をテーマに、イギリスの最先端技術や文化的多様性を体験できる空間となっている。
未来への希望や新しい視点を得られる、多彩な体験型展示や体験型アートが特徴だ。
1階には庭園を望むレストランが併設されており、伝統的なフィッシュ&チップスやアフタヌーンティーをはじめ、チキンティッカマサラカレーやプラウマンズ弁当(英国のチーズとピクルスの盛り合わせ)など、バリエーション豊かなメニューが揃う。
湾岸を見渡す美しいテラスバーで、イギリス産スパークリングワインを味わうのもお勧めだ。
- 入場方法
- 先着順
- 営業時間
- 9:00 〜 21:00

9. UAEパビリオン
UAE(アラブ首長国連邦)パビリオンのテーマは「大地から天空へ」。
文化的遺産やUAEの国々の砂、ソーラーパネルを模したモニター、伝統工芸、ヤシの木で造られたロケットのオブジェなどが展示され、UAEの伝統・文化・精神性・環境について深く学べる。
併設のレストランでは、伝統的な国民料理を楽しめるのも魅力。
スパイスの効いた料理が多く、ラクダのミルクやデーツなど、UAEならではの味付けや食材を堪能できる。
メニューは「BENTO BOX」というセットが中心で、魚料理か野菜料理の2種類からら選択可能。ドリンクは6種類から選べ、セットで手軽にUAEの味を体験できる。
- 入場方法
-
・事前予約
・先着順
・自由入場 - 営業時間
- 9:00 〜 21:00

近くのコンビニで万博グルメを楽しめる?セブン-イレブン「世界ごはん万博」
「セブン-イレブン」では、大阪・関西万博を記念して「世界ごはん万博」を全国で開催中。
日本各地のセブン-イレブンで、世界各国・地域の代表的な料理をイメージした、オリジナルのアレンジメニューが登場している。
例えば、中国料理をアレンジした「具だくさんおむすび かに玉」や、ベトナムの定番料理「ローストポークと野菜のバインミー」など、気軽に各国・地域の味を楽しめラインナップだ。
販売されるメニューは、期間ごとに入れ替わるのも嬉しいポイント。
「大阪・関西万博のグルメを食べてみたいけど、現地には行けない」という方は、まずはセブン-イレブンで万博気分を味わってみてはいかがだろうか。
大阪・関西万博のグルメに関するよくある質問
Q
大阪・関西万博に食べ物や飲み物は持ち込めますか?
アルコール類と瓶・缶を除き持ち込み可能です。各飲食店はとても混雑することが予想されるので、パビリオン巡りに重きを置く方は事前の用意をお勧めします。
Q
大阪・関西万博に出店する飲食店の店舗数は?
約70店舗のレストラン(フードコート・キッチンカーを含む)が出店。海外パビリオンでは、イタリアやオーストラリアなど約30の飲食店が設けられています。
まとめ
関西・大阪万博のグルメに焦点を当てて、注目の飲食店や海外パビリオンを紹介してきた。
せっかく足を運ぶなら、各パビリオンの展示を楽しむだけでなく、この記事を参考に多彩なグルメも満喫してほしい。
また、会場構成や押さえておくべき見どころ、チケット情報など、大阪・関西万博の全体像を知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでほしい。