御茶ノ水ソラシティ

2013年4月に開業。近隣には神田川が見え、「御茶ノ水」駅からすぐとアクセスも抜群の大型複合施設。地上23階建ての館内にはオフィスを中心に貸会議室やショップ、レストラン、展示施設が入り、ビジネスパーソンが集うエリアだ。

かつては「神田山」 と呼ばれた丘陵の中腹に建つため、坂道に囲まれているものの、歩行者空間を整備しバリアフリー化を実現するなど、利便性と回遊性のある設計にしている。

スーパーマーケットをはじめ、コンビニ・各種飲食店などが入る「ソラシティプラザ」は、約3,000平方メートルの地上広場を有し、地上部と地下の二層構造の開放的な広場で構成されている。

周辺には、江戸時代からの名所や歴史的な景観が多く残り、テラスからは、「東京復活大聖堂」や「史跡湯島聖堂」といった歴史的建造物が望める。また敷地内には当時築造された石垣や煉瓦擁壁が再生保存され、現物を間近で見ることもできるため、御茶ノ水の文化と歴史に触れることができる。