雷電神社は、雷除け、雨乞い、五穀豊穣の神を祀る神社で、古くから雷の多い北関東地方ではポピュラーな存在。特に群馬県、栃木県の利根川流域に点在しており、総本山は聖徳太子が創建したと伝わる群馬県板倉町の板倉雷電神社である。
桐生の「雷電神社」は、江戸時代初期の1677年、標高210mの雷電山(現:水道山)の頂上に建立された。御祭神は火雷(ほのいかずちのかみ)。長きにわたり桐生氏の重臣、常見隠岐守道寛家代々の守護神であったが、明治に入って常見家より現在の地に奉納され町の氏神様となった。1984年には本殿と大鳥居を、2012年には瑞鳳殿(神楽殿)を改修し現在に至っている。
JR桐生駅からほど近い場所に鎮座する同神社は、県道沿いにそびえ立つ赤い大鳥居が目印。厄除け、落雷除けの御利益で知られるとともに、昨今の御朱印ブームと相まって、他ではお目にかかれない御朱印がいただけるスポットとしても注目を集めている。御朱印は、筆文字と神社印に勇ましい雷神様のスタンプが押印されたシンプルシックなデザイン。スタンプの色は朱色、金色の2種類から好きな方を選べ、色鮮やかで優しい表情の雷神様のステッカーもいただける。御朱印は境内左手にある社務所にて受け付けているので、参拝を終えた後にお願いしてみよう。
御朱印の魅力は一期一会であること。同じ寺社でも書く人によって全く違い、また、同じ人が書いてもひとつとして同じものにはならない。雷神様の底知れぬパワーを秘めた“世界でたったひとつの御朱印”を授かれば、かけがえのない記念になるはずだ。
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基本情報
- 住所
- 群馬県桐生市錦町1-3-6
- 電話番号
- 0277-22-4520(社務所)
- 営業時間
- 御朱印受付時間9:00-16:00 ※12:00-13:00は不在の場合あり
- 料金
- 初穂料¥500
- アクセス方法
- JR両毛線「桐生駅」より徒歩10分
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