鳥取県東部の伝統芸能「因幡の傘踊り」を、誰でも気軽に踊れるようにアレンジした「しゃんしゃん傘」を使った一斉踊りで知られる「鳥取しゃんしゃん祭」。毎年8月中旬頃に開催される、鳥取市の夏の風物詩だ。
祭りは毎年8月13日〜15日の3日間で、祭りの中核をなすのが14日の「一斉傘踊り」。竹で組まれた骨組みに和紙を貼った「しゃんしゃん傘」を手に、約4000人以上の踊り子が市街地の中心一帯で華やかに踊り歩く。傘には鈴が取り付けられており、踊りの要所で「しゃんしゃん」と鈴の音が響き、涼やかな雰囲気になるのも魅力だ。
2006年からはしゃんしゃん傘を使わず、しゃもじのような板に鈴を取り付けた「すずっこ」を使い、自由に踊ることができる「すずっこ踊り」もスタートした。例年、最終日のフィナーレには市民納涼花火大会も行われ、色とりどりの花火が夏の夜空を華麗に彩る。
ポイント
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鳥取市内最大の夏祭りで、夏の風物詩として知られる。
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「世界最大の傘踊り」としてギネスに挑戦。
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「しゃんしゃん傘」と呼ばれる鈴を仕込んだ傘を持ち、市街地を踊り歩く「一斉傘踊り」がみどころ。
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すずっこを使用した個性豊かな「すずっこ踊り」にも注目。
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最終日には納涼花火大会も行われ、花火が打ち上げられる。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 鳥取しゃんしゃん祭
- 電話
- 0857-20-3210(鳥取しゃんしゃん祭振興会事務局)
- 開催日
- 8月中旬
- 公式サイト
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