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西武鉄道で行ってみよう!秩父・長瀞の花と銘酒を堪能する春のモデルコース2選
秩父と長瀞は東京近郊で自然に触れられるスポット。 日本で有数の桜の名所としても知られ、春には満開の桜が観光客を迎えてくれる。 今回は日本の風情ある「桜」を心ゆくまで堪能できる秩父と長瀞エリアの日帰りモデルコース2選と、秩父のお酒が味わえるスポット3選を紹介しよう。 東京近郊で桜鑑賞スポットを探している方はチェックしてほしい。
ゆるやかな荒川の流れに寄りそう秩父・長瀞は、川遊びスポットとして知られるところ。国の名勝天然記念物に指定された「岩畳」など、絶景を眺めながら、時に激しく、時にゆったり。変化に富んだ流れを船頭さんの竿一本で下る船旅はスリル満点です。
コースは、Aコース(親鼻橋→岩畳/約3キロ)、Bコース(岩畳→高砂橋/約3キロ)、全コース(親鼻橋→高砂橋)の3種類。今回は、AコースとBコースを通しで楽しめる全コースを選びました。
ラインくだりの楽しさをさらに盛り上げてくれるのは、熟練の技を持つ二人の船頭さんです。
乗船場所は上流の親鼻橋。集合場所の「ラインくだり本部」から少し離れているので、送迎バスで移動します。10分ほどで乗船場に到着。船頭さんの案内で船に乗り込み、座席に置いてあるライフジャケットを装着したら出発です。
急流スポットでは歓声を上げて大はしゃぎ、急流を抜ければ皆でホッと安堵の笑顔。船に乗っているメンバーは、まさに運命共同体。自然に結束が生まれ、楽しさが何倍にも広がります。また、四季折々にさまざまな自然の表情を味わえるもこのアクティビティの魅力。春は新緑、夏は深緑、秋は彩りあでやかな紅葉を船上から見ることができます。
竿一本で自在に船を操る、船頭さんの巧みな竿さばきは必見!
親鼻橋のたもとの乗船場から出発。
静かに船が漕ぎ出され、「荒川橋梁」をくぐります。
タイミング次第で橋を渡るSLが見られることもあるそう。
雑誌やポスターなどでよく見かける急流スポット「小滝の瀬」。「ここは写真を撮らなくては」と、水しぶきを浴びながら、果敢に撮影にトライ!
長瀞といえば有名なのは「岩畳」。500mにも及ぶ一枚岩は大迫力。隆起した岩が畳のように広がる独特の風景は、圧倒的な存在感です。
「小滝の瀬」よりも広い川幅の急流スポット「大河瀬」。さっきとは違ったスリルが楽しめます。
カエルに似ていることから、その名がついた「カエル岩」。確かに!