畳一畳分もある日本一大きな灯ろう約250基が、古利根川を約1kmにわたって埋め尽くす幻想的なイベント。「地上に降りた天の川」とも呼ばれている。毎年8月上旬に開催。
その始まりは昭和初期(1935年頃)。杉戸町・宮代町の商店会が協力し、店のPRを兼ねたイベントとして、両町の間を流れる古利根川に工夫をこらした灯ろうを浮かべる催しを「流燈會」が企画。その後一時中断したが、町おこしを目的として1990年に杉戸町の「本町昭和会」が中心となり、現在の形として復活した。
灯ろうはすべて町の人の手作り。釘を使わない組み立て細工で出来ており、それぞれ店の名前が入っているなどPRを兼ねている。祭りでは大型灯ろうの係留以外にも、ダンス・民謡・三味線などの発表が行われて賑やかだ。
ここ数年はテレビでも取り上げられるようになり、カメラ愛好家を始めとする多くの観光客が集まるイベントに。読売新聞社発刊の「訪ねてみたい!21世紀に残す日本の風景遺産100選」にも選ばれた。
ポイント
-
畳一畳分もある日本一大きな灯ろうが見られる。
-
地上に降りた天の川と称される幻想的な景色。
-
灯ろう以外にも様々な催しが用意されている。
-
「訪ねてみたい!21世紀に残す日本の風景遺産100選」のうちの一つ。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 古利根川流灯まつり
- 住所
- 埼玉県北葛飾郡杉戸町 古利根川河畔(古川橋〜清地橋の間)
- 電話
- 0480-32-3719(杉戸町商工会)
- 入場料
- 無料
- アクセス
- 東武スカイツリーライン「東武動物公園」駅東口から徒歩約2分
- 公式サイト
- 公式サイト