日本の歴史・文化を満喫しよう!比叡山延暦寺の完全観光ガイド
「比叡山延暦寺」は天台宗の総本山(その宗派を取りまとめる寺院)であり、1,200年を超える歴史を持つ世界文化遺産として有名なお寺。 せっかく「比叡山延暦寺」を訪れるなら、その魅力を満喫したいと思うはずだ。 この記事では「比叡山延暦寺」を初めて訪れる方に向けて、見どころや広大な敷地の中で分けられた3つのエリアごとの特徴はもちろん、おすすめの観光シーズンなど、観光を満喫するために必要な情報をできるだけ詳しく紹介していこう。
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古くから近江八景の一つ「堅田の落雁」として知られてきた、琵琶湖を代表する景勝地。
琵琶湖大橋南側の湖岸にある臨済宗大徳寺派の禅寺、海門山満月寺。その境内には、琵琶湖へ橋を渡した先にお堂が建っている。湖面に浮いているように見えることから浮御堂と呼ばれる、琵琶湖でも指折りの景勝地だ。
歴史は古く、平安時代後期に浄土真宗の七高僧の一人である比叡山の僧源信(恵心僧都)が、湖上安全と衆生済度を祈願して建立したといわれる。現在の建物は、1934(昭和9)年の室戸台風で倒壊した後、1937(昭和12)年に再建されたもので、国指定の有形登録文化財。1982(昭和57)年には修理も行われ、昔の情緒をそのまま残し今に伝える。堂内には、源信自らが刻んだと伝わる1,000体もの阿弥陀仏が安置されている。
またここは、室町時代に選定された近江八景の一つ「堅田の落雁」としても名高い地。江戸時代以降、多くの俳人や文人墨客に愛され、浮御堂にちなんだ句や作品が残されている。俳聖、松尾芭蕉は、湖上に観月の船を漕ぎ出し、「鎖明て 月さし入よ 浮御堂」の名句を詠んだ。
時代が進み周辺や対岸の街並みは変化したとはいえ、美しい風景は昔も今も変わらない。なかでも、朝日をバックにお堂が佇む景色は圧巻の一言。また、橋を渡りお堂に立てば、遮るものが何もない琵琶湖の大パノラマが見渡せる。かつて俳人や文人墨客も魅了された絶景を、心静かに鑑賞してみたい。
進入寺廟前要換鞋子,主要是拜觀音菩薩和藥師佛,寺廟伏在水面的模樣被譽為近江八景之一。