金シャチ横丁

名古屋城下に広がる、一大グルメスポット。まず、「金シャチ横丁」は2つのゾーンに分かれている。

ひとつめは父・徳川家康の遺訓を守り実直に尾張藩を収め、法の整備や開墾、治水、産業の振興に取り組んだ名君「徳川義直」をイメージした「義直ゾーン」。名古屋城の正門前に広がるこちらのゾーンには、名古屋めしの老舗名店が多く立ち並び、特に観光客に人気。味噌カツの「矢場とん」や味噌煮込みうどんの「山本屋総本家」、ひつまぶしの「名古屋備長」などはぜひ最初に味わいたい定番だ。愛知県の地酒や地ビールなどを有料試飲できるバースタイルの店もあり、こちらもおすすめ。名古屋みやげを販売するショップもこちらのゾーンにある。

そしてふたつめは、歌舞伎役者のような奇抜なファッションに身を包み、名古屋の文化的で活気ある街へと発展させた七代目尾張藩主「徳川宗春」をイメージした「宗春ゾーン」。こちらは名古屋城の東門付近に広がっている。ポップな雰囲気のレストランやカフェなどが多く、地元の人々も多く利用している。夜まで営業している店舗が多いのも特長だ。観光客にはあんかけパスタの「あんかけ太郎」が特におすすめ。