豊かな自然・歴史・伝統文化を楽しもう!岐阜県の定番観光スポット17選
日本のほぼ中心に位置する岐阜県。 決してアクセスが良いとはいえない場所だが、それでも毎年数多くの観光客が訪れる魅力がある。 乗鞍岳などの山々、木曽三川が悠々と流れる豊かな自然。 世界遺産「白川郷」をはじめとする、日本の歴史や伝統文化を感じられる観光スポットが、その魅力の源泉だ。 数多くの観光客が訪れる、魅力ある岐阜県の定番観光スポット・グルメ・ショッピングエリアなどをご紹介していく。
「おちょぼさん」の愛称で親しまれ、京都の「伏見稲荷大社」、愛知の「豊川稲荷」と並ぶ日本三大稲荷のひとつともいわれる「千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)」。550年ほどの歴史があり、ご祭神は大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神(みおやのかみ)。商売繁盛や家内安全にご利益があるとされ、県内外から年間約200万人もの参拝者が訪れる。
こちらでは参拝の仕方が一風変わっていて、藁に通された油揚げとロウソクをお供えするのが特徴。境内の入り口付近にある店でこのお供え用の油揚げとロウソクを購入し、まずは燈明場でロウソクを献灯。そして拝殿前にお賽銭とともに油揚げを奉納してお参りをするのがならわしだ。
また、月末から翌月1日にかけては「月越し参り」が行われ、当月のお礼と翌月のお願いをするべく夜通し多くの参拝者が詰めかけることでも有名。
約700mにわたって続く参道には飲食店を中心に約120もの店が軒を連ね、参拝とあわせて食べ歩きや買い物を楽しむ人で年中賑わっている。