2012年3月、京都駅近くの梅小路公園内にオープンした、内陸型大規模水族館。10エリアで構成される館内では、鴨川に生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオをはじめ、ケープペンギンやゴマフアザラシ、魚類やクラゲなど約250種、総数約15,000点のいきものを飼育展示。現在展示しているペンギンの関係性を表した「京都ペンギン相関図」は、複雑なペンギンたちの関係性が人間のようだと話題だ。
人気は「京の海」エリア。巨大水槽を見ているとまるで海の中にいるような没入感に浸ることができる。
西日本最多の約30種5000匹のクラゲがいる「クラゲワンダー」には、360度ミズクラゲを見渡せる水槽「GURURI」があり、まるでクラゲと一緒に海に浮かんでいるような体験ができる。飼育スタッフのクラゲ愛が伝わる解説パネル「クラゲワンダー大図鑑」も必見。
また、「近づくと、もっと好きになる。」をコンセプトに、いきものたちの観察以外にもさまざまな楽しみ方が用意されている。飼育スタッフの解説が聞ける「ごはんの時間」や、小さな子どもでも参加できるワークショップ体験を開催。いきものをより深く知ることができるプログラムが充実している。
また、大半のエリアが屋内にあるため、天候を気にせず快適に楽しめるというのも大きなポイント。雨の日のおでかけスポットとして、ぜひ手札に加えておきたい。