吉田邸(本島)

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

吉田邸(本島)

塩飽大工が手掛けた築100年の邸宅で、随所に日本家屋の様式美を見ることができる。

更新 :

伝統的建造物群保存地区に建つ、名工と名を馳せた「塩飽大工」が手掛けた築100年の邸宅。日本の建築様式のひとつ、欄間には刀の武具である鍔がはめ込んであったり、節のない長さ12mの一本杉を用いた縁側の廊下など、邸内の至るところに日本家屋の様式美を見ることができる。

なかでも注目したいのが、ホコリが溜まりにくいよう、少しだけ斜めに設えられた「チリ落とし」と呼ばれる障子。細部にまで行き届いた機能美は必見だ。ほかにも陶磁器のお手洗いなどで、塩飽諸島の繁栄を知ることができる。

庭には空に向かって龍のように伸びる立派な松の木も。床の間から、襖を開放して眺める松の木は、まるで一服の絵画のようで、日本の美意識を体感することができる。

また、床の間には海外でも人気が高い江戸時代の絵師・伊藤若冲(1716〜1800年)の掛け軸「鶏図」(現在はレプリカ)を展示、こちらも見逃せない。

ポイント

  • 塩飽大工が手掛けた築100年の邸宅。
  • 刀の鍔をはめ込んだ欄間など、塩飽の栄華を伺い知ることができる。
  • 海外でも人気の高い絵師・伊藤若冲の掛け軸(現在はレプリカ)を展示。

写真

  • 大正時代(1912〜1926年)に建てられた築100年を超える家屋

    大正時代(1912〜1926年)に建てられた築100年を超える家屋

  • 伊藤若冲の掛け軸(現在はレプリカを展示)が飾られた床の間

    伊藤若冲の掛け軸(現在はレプリカを展示)が飾られた床の間

  • 刀の鍔がはめ込まれた欄間

    刀の鍔がはめ込まれた欄間

  • 室内から眺める庭には松の木が植栽されている

    室内から眺める庭には松の木が植栽されている

  • 陶器のトイレもみどころのひとつ

    陶器のトイレもみどころのひとつ

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語の案内パンフレット・看板等はありますか?(可能な場合、対応言語もお知らせください)

A

ありません。

Q

再入場(再入園)は可能でしょうか。

A

不可。

Q

施設内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

ありません。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
吉田邸
郵便番号
763-0221
住所
香川県丸亀市本島町笠島314
電話
090−8692−1827
定休日
要予約
時間
要予約
料金
大人500円
アクセス
本島港から徒歩25分、またはレンタサイクルで10分
クレジットカード
不可
公式サイト
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