戦国大名・尼子氏の本城として知られる山城。本丸のある月山を中心に、U字型の丘陵上に多数の曲輪を配した難攻不落の要塞だ。尼子氏滅亡後は毛利氏が手中に収めたが、関ケ原の合戦後、堀尾氏が入城。その後、松江に城を移すと、1615年一国一城令により廃城となった。
現在も石垣や堀切などの遺構が残り、国指定史跡、日本100名城、日本遺産の構成文化財に指定されている。「中国の三大謀将」との誉れ高い尼子経久の像や、主家への忠義を貫き、尼子氏再興のために尽力した山中鹿介の像が立つ。
山頂までは60分程度のハイキングコースが複数整備されている。山中御殿平から山頂までの険しい軍用道は「七曲り」と呼ばれる難所だ。通常時は時を告げ、戦などの非常時に家臣に合図を送った「太鼓壇」は、現在桜の名所としても知られる。
ポイント
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自然の地形を生かした難攻不落の要塞。
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石垣などの遺構が残り、一部建物は復元されている。
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ハイキングコースが整備されていて、春は桜の名所。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 月山富田城跡
- 郵便番号
- 692-0403
- 住所
- 島根県安来市広瀬町町帳752(安来市歴史資料館)
- 電話
- 0854-32-2767(安来市立歴史資料館)
- 営業時間
- 散策自由
- アクセス
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1) JR「安来」駅から車で20分
2) 山陰道安来ICのから車で15分 - クレジットカード
- 使用不可
- 公式サイト
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