【神話の地・出雲モデルコース】出雲の旅といえば、日本の神話と歴史の魅力を120%体感するに限る
毎年旧暦の10月(2023年は11月13日~12月12日)に、島根県出雲市の出雲大社に全国各地の神々が集うことをご存知でしょうか? この時期は一般的に「神無月」として知られていますが、出雲では「神在月」と呼びさまざまな神事が執り行われています。そんな神秘的な地域には、数多くの神話にちなんだスポットが残っていて、今なお伝統的な歴史や文化、日本の原風景にふれることができます。
出雲市平田町は「雲州木綿」の生産地。江戸末期から明治初期にかけて綿花の流通で栄え、松江に続く大市場街に。特に新町、片原町、宮ノ町周辺は多くの商家が軒を連ね、木綿街道と呼ばれるようになった。
現在でも、平田町特有の伝統形式である左桟瓦、なまこ壁、出雲格子の窓からなる妻入り造りの町家が30棟近く残る。中には創業100年を超える老舗の酒蔵、醬油店、生姜糖店もある。
宍道湖につながる運河・雲洲平田船川は、荷物や物資の輸送路として多数の商船が往来し、今も「小路」や「かけだし(荷揚場)」など当時の名残が多数見られる。
「木綿街道探訪帖ツアー」という14種類のオリジナルの体験コースがあり、ガイドツアーの街歩きのほか、醤油蔵での醤油クッキングや酒蔵での利き酒、紙作家によるオリジナルノートづくりなどさまざまな体験ができる。
木綿街道の最西端には「縁切り神社」として知られる宇美神社があり、病やトラブルなどの悪縁消除にご利益があるとされる。出雲大社で縁結び祈願をする前に訪れる人が多い。
古色古香的老街道,走一走散散心👍