【岩手2泊3日モデルコース】城下町・盛岡と北三陸の絶景に癒される旅
本州一の広さを誇る岩手県。 ニューヨーク・タイムズ紙で「2023年に行くべき52ヶ所」に選出された城下町・盛岡市や世界遺産平泉、ダイナミックな海岸美が楽しめる北三陸など、歴史や文化、自然と多くの観光地があります。 今回は、盛岡市を起点に温泉や絶景を楽しむ2泊3日のモデルコースを紹介します!
公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
柳田国男の著作『遠野物語』を後世まで伝え遺すことを目的とした観光施設。
『遠野物語』とは柳田国男が遠野地方に伝わる民話や民間信仰、年中行事などについて佐々木喜善の話をまとめたもので、明治43(1910)年に刊行された。119の小編が収められており、カッパやオシラサマなどの妖怪から、怪談、神事にまつわるものまで多岐にわたる。この『遠野物語』の世界観を体験できるのがここ「とおの物語の館」だ。
ここでの見どころは3つあり、ひとつ目は遠野で語り継がれてきた逸話の世界を映像や音声で体感できる「昔話蔵」。座敷わらしや雪女などの物語を映像やイラスト、切り絵などを使ってわかりやすく紹介している。
ふたつ目は柳田国男が遠野での定宿としていた「高善旅館」と、晩年を過ごした「旧柳田国男隠居所」を移築した「柳田国男展示室」で、ここでは彼の生涯と功績を紹介している。
そして最後は「遠野座」という劇場空間で、語り部が遠野の方言で昔話を語って聞かせてくれる。1回20分ほどで語る話は日によって変わる。