いのちのたび博物館

生命の進化の過程と人の歴史を伝えることで未来に向けて人々の生き方を考えて欲しいと、「いのちのたび」をコンセプトにつくられた博物館。

アースモールやカルチャーモールと名付けられたメインストリートを中心にさまざまな展示室が続き、巨大なショッピングモールを散策するような感覚でスケールの大きな展示を楽しめる。「アースモール」には、全長約35ｍのディプロドクスやステゴサウルスなどの骨格標本が並び、その大きさに圧倒されるはず。

必見は「エンバイラマ館」。入口から洞窟へと入ると、そこは中生代、冒険の旅の始まりだ。CGで復元された古代魚が泳ぐ湖の底や、イグアノドンの巣、中生代の昆虫ロボットが住む森などを通り、クライマックスは中生代･白亜紀の北九州を再現した360度体感型のジオラマ。マメンチサウルスやディロングなどリアルに動く恐竜ロボットや植物、昆虫、小動物が暮らす、ある一夜の様子を照明や映像や音響で演出し、中生代を体感できるような仕掛けになっている。

特別展示も随時開催されているので、要チェック。