工場に隣接する「鐘崎総本店 笹かま館」は販売ブースやレストランも揃うアミューズメント施設。
笹かまや揚げかまの手作り体験が人気だ(要予約)。原料のすり身を捏ねる工程からスタートする。スタッフがていねいに教えてくれるので、子どもも安心して楽しむことができる(小学生以上対象)。原材料の秘密や製造方法を学んだ上で工場を見学できるツアーも行っている。ぷっくら焼きコーナーでは、自分の好みの焼き加減で笹かまを焼いて食べることも可能。
併設する七夕ミュージアムでは、仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」に関する写真資料や七夕飾りを展示している。館内には、現在主流の鮮やかな七夕飾りだけではなく、藩政期や明治時代の七夕飾りも再現。季節を問わず、いつ仙台を訪れても七夕まつりの魅力を楽しめる。
仙台グルメの代表格のひとつである笹かまぼこ。名前の由来は、その形状が笹の葉に似ていることから。当初は「木の葉かまぼこ」や「手のひらかまぼこ」など呼称が曖昧だったが、伊達家の家紋「竹に雀」に笹があしらわれていることから名付けられたこの名前が浸透した。
ポイント
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笹かま作り体験は子供から大人まで楽しめる。
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笹かまの工場見学も可能。
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七夕ミュージアムでは鮮やかな七夕飾りを展示する。
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館内にはショップやレストランも。