
【竹工芸完全ガイド】職人のワザ光る!
日本庭園を造る上で欠かせない、竹垣。さらに、米を研いだり野菜を洗ったりするかごとして、その材料に竹が使われるなど、昔から日本人の身近には「竹工芸」はありました。今回は、竹垣から現代の日常に馴染む指輪やボトルスタンドまで、多彩な用途がある竹工芸の魅力をご紹介します!
桂川、宇治川、木津川の三川が合流する淀川を、見下ろすようにそびえる男山。京都と大阪の境ともいえるこの要衝にある石清水八幡宮は、かつて男山八幡宮と呼ばれた。
平安京が建設されたのち、清和天皇の貞観元(859)年に神託により九州の宇佐八幡宮から八幡大神を男山に移座したことにはじまり、のちには伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟とされた。宗廟は皇室の先祖を祀る参詣所であり、長年にわたり皇室、国家を鎮護する神社として崇敬を集めた。
また、清和源氏の隆盛以降、数々の武将が必勝祈願に訪れるようになった。なかでも楠木正成により奉納されたという大楠は社殿のそばに残り、いまも青々とした葉を茂らせている。本殿は八幡造りといわれる独特のもので、現存するのは徳川家三代将軍の家光により建てられたもの。また、この神社の周辺に生えていた八幡竹はエジソンが発明した電球のフィラメントとなったことで知られており、境内にはエジソンを記念した碑も立てられている。
徳川家光の時代に建て直された八幡造の社殿は国宝 石清水八幡宮提供
南総門から眺めた八幡宮本殿 石清水八幡宮提供
八幡宮創建前からあるという石清水社には枯れることのない清泉が湧きつづける 石清水八幡宮提供
エジソンとのつながりを今に伝える記念碑 石清水八幡宮提供
楠木正成が奉納したと伝わる大楠 石清水八幡宮提供
遊客不多反而顯現出這裡的寧靜。