【伊香保温泉の観光ガイド】2種類の源泉と温泉街の情緒を満喫
日本最古の歌集・万葉集に登場するほど古くから親しまれ、数々の文人からも愛された「伊香保温泉」。 2種類の源泉が湧き出ており、様々な効能による癒しを堪能できるのが魅力。 都心部を始め、関東近郊からアクセスしやすい点も魅力のひとつだ。 この記事では「伊香保温泉」の魅力や見どころなどを、詳しく紹介していこう。
三国山脈を源とする四万川の上流域に位置し、緑あふれる国立公園内にある四万温泉は、1000年以上の歴史を持つ名湯。源氏の武将がどこからともなく現われた童子(神の化身)に導かれ「四万(よんまん)の病を治す霊泉を授ける」という神託を聞き、湧出する温泉を見つけたという。
湯治湯としての名声を博し、この地を治めた真田氏が戦乱で荒れた道路や橋を直し整備し続けた。上毛かるたができた戦後まもなくには、「世のちり洗う四万温泉」と読まれ、家族連れで楽しむ温泉として注目されてきた。
効用の筆頭は「胃腸病」。「日本三大胃腸病の名湯」に選ばれている。また草津温泉の近くに位置することから、昔から「草津の仕上げ湯」としても有名。強酸性の草津の湯で湯治をした後、保湿・美白効果のある硫酸塩泉である四万温泉に入浴して、湯治を終えたことから言われた。日本最古の木造湯宿建築が残り、自家源泉を持つ歴史ある老舗の宿などが多く、日本の湯治文化を知る上でも貴重な温泉郷だ。
Top Reviewer
旅するインターネット屋
奥四万湖は見るタイミングよって湖面の色が違います。
四万ブルーもいろいろ。
溫泉聖地~為泡湯的最佳地方。