古人保留下來的傳統建築,自己還沒有被商業氣息給污染。
第2代加賀藩主・前田利長が慶長16(1611)年、開町から間もない城下町の繁栄策として鋳物造りを奨励して以来、高岡鋳物発祥の地として栄えた町。高岡で最も古い町で、約500mにわたって続く石畳の道脇に千本格子と呼ばれる格子造りの家が軒を連ね、風情ある町並みを作り出している。
その明治、大正時代を彷彿とさせる光景は、映画やテレビの舞台としてもたびたび登場し、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれている。現在も鋳物の地として知られ、鋳物製作やアクセサリー作りを体験できる工房が点在。歴史的建造物を利用したギャラリーや商店もあり、散策が楽しい。
また、前田利長の命日にあたる6月20日には、利長公を偲び、報恩・感謝の意をこめて「御印祭(ごいんさい)」が開催される。なかでも前夜には大勢が参加し、鋳物の作業歌「弥栄節(やがえふ)」に合わせて町を踊り歩く。
ポイント
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高岡鋳物発祥の地。
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映画やテレビの舞台としてたびたび登場。
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エリア内の工房で鋳物造りが体験できる。
写真
口コミ
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alim2000
基本情報
- 日本語名称
- 金屋町
- 郵便番号
- 933-0945
- 住所
- 富山県高岡市金屋町
- 電話
- 0766-20-1301(高岡市観光交流課)
- 営業時間
- 散策自由
- アクセス
- JR西日本・あいの風とやま鉄道「高岡」駅から加越能バスで「金屋」下車、徒歩すぐ