田川市石炭・歴史博物館

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

田川市石炭・歴史博物館

ユネスコ「世界の記憶(世界記憶遺産)」に登録された、山本作兵衛氏の炭坑記録画や記録文書を所蔵。

3.95 1

更新 :

かつて筑豊随一の規模を誇った三井田川鉱業所伊田竪坑の跡地に建てられた博物館。開館以来、石炭をテーマとする珍しい博物館として、石炭関連資料を約1万5000点所蔵。展示室には、昭和36(1961)年頃の伊田竪坑の様子を再現した模型や実際に使用されていた炭坑道具、手掘り採炭のジオラマ、石炭輸送に使われた川舟の模型などが展示されている。

一番の見どころは、日本で初めてユネスコ「世界の記憶」に登録された「山本作兵衛コレクション」。全697点のうち627点を所蔵しており、第2展示室では、作品と山本作兵衛氏にまつわる資料などを展示している。また、屋外には、実際に炭鉱で使用されていた大型機械類や、復元の炭坑住宅も。

石炭関連資料のほかにも、猫迫一号墳から出土した日本最古級の馬形埴輪や甲冑形埴輪、セスドノ古墳のなどの多種多様な武器・武具・馬具も展示。さらに、天台寺跡(上伊田廃寺)から出土した日本一華麗な文様とされる新羅系瓦など、全国的にも珍しい考古・歴史資料も収蔵・展示されている。

隣接する石炭記念公園内では、炭鉱の町田川市のシンボル的存在ともいえる二本煙突と竪坑櫓が見られる。

ポイント

  • ユネスコ「世界の記憶」に登録された作品に出合える。
  • 炭坑の歴史を学べる。
  • 当時の暮らしぶりが伺える臨場感ある展示内容。

写真

  • もともと伊田竪坑のあった場所に建てられた

    もともと伊田竪坑のあった場所に建てられた

  • 第1展示室

    第1展示室

  • 手掘り採炭の様子を再現したジオラマ

    手掘り採炭の様子を再現したジオラマ

  • 二本煙突と炭鉱住宅

    二本煙突と炭鉱住宅

  • 旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓

    旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓

口コミ

1
  • 夏婉欣

    石煤的開採方法和煤礦工人的生活情況等,我們可以一目瞭然地了解到煤礦的歷史哦很棒~

基本情報

日本語名称
田川市石炭・歴史博物館
郵便番号
825-0002
住所
福岡県田川市伊田2734-1
電話
0947-44-5745
定休日
月曜(祝日の場合は翌平日休)
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
料金
大人400円、高校生100円、小・中学生50円
アクセス
1) JR・平成筑豊鉄道「田川伊田」駅から徒歩8分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
公式サイト