【伊勢神宮の観光ガイド】日本の文化と信仰を感じる神秘的な体験を
日本の神社の中でも、屈指の人気と格式を誇る「伊勢神宮」。 数多くの参拝客で賑わう「伊勢神宮」は日本人だけでなく、外国人観光客からも訪れたい場所として高く評価されている。 この記事では、そんな「伊勢神宮」の見どころや基本的な知識などを紹介する。 参拝前に知っておきたい作法とマナーも紹介するので、「伊勢神宮」観光の前に参考にしてほしい。
古来、神体山として信仰を集めてきた多度山の麓に鎮座。5世紀後半、雄略天皇の御代に社殿が創建された。本宮に伊勢神宮の御祭神である天照大御神の第3皇子、天津彦根命を祀り、別宮に孫神にあたる天目一箇命を祀る。この為、伊勢神宮との関係が深く、「お伊勢参らば お多度もかけよ、お多度かけねば 片参り」と謡われ、伊勢参宮の際には多度大社にも参拝する習慣がある。本宮・別宮の二柱とも天候を司る神とされ、古くから雨乞いや日和乞いなどが行われてきた。
摂社の美御前社は、鮮やかな朱に塗られた社殿。女性特有の病気や耳、鼻、口などの病にご加護があるとされ、穴のあいた石をお供えして願う人も多い。本宮・別宮のほか、こうした摂社や末社など12の社が集まる。
境内では、神様の使いとされる神馬「錦山号」が出迎えてくれる。生きた神馬がいる神社は、全国でも珍しい。
人馬一体となり絶壁を駆け上がる「上げ馬神事」や、疾走する馬上から矢を射る「流鏑馬神事」でも知られている。