
【きらめく海と日本文化に出会える4泊5日】食の宝庫・新潟&世界遺産登録で注目の佐渡島を心ゆくまで嗜む至福の旅
日本の伝統的文化体感と大自然を満喫。日本料理に酒、温泉も楽しみたい!それらがまるごとかなえられるが、新潟・佐渡島の旅だ。日本の米どころである新潟は米のおいしさはもちろん、約90の酒蔵が集う酒の一大産地としても有名だ。2024年7月に「佐渡島の金山」が世界文化遺産登録された注目のエリアだ。それらすべてを満喫しながら至福の時間を過ごせる「新潟&佐渡島」のモデルコースを紹介しよう。
明治天皇が休憩に立ち寄られたという新潟屈指の名旅館。旅館のある岩室温泉は、正徳3(1713)年に開湯した歴史ある温泉。彌彦神社にも近く、北国街道の温泉場として栄えてきた。僧侶にして歌人・良寛も訪れたことで知られる。
母屋は江戸時代に建てられた築260年の庄屋屋敷で、国の登録有形文化財にも指定されている。竹林や老松、四季折々の花が彩る庭園も見事で、夜にはライトアップされて雰囲気抜群。
地元産の食材をふんだんに使い料理長の繊細な技が光る伝統日本料理にもぜひ舌鼓を打ちたい。心ゆくまでのんびりと過ごしたいなら、庭園を眺めながらのんびりとプライベート露天風呂につかることができる特別室もおすすめ。
江戸時代に建てられた日本建築
ロビーには囲炉裏が切られ、その向こうには日本庭園が
窓の外には緑の竹林が広がる客室「常磐」
大浴場「翁の湯」。奥には開放感のある露天風呂
料理も一流。料亭として利用されることも多い