京都 おはりばこ

大徳寺の近くに店舗兼工房を構える「つまみ細工」の専門店。つまみ細工は江戸時代中期頃から伝わる日本の伝統工芸で、小さな布を折ったり、つまんだりしながら、花や鳥などをモチーフに櫛やかんざしなどを彩る技法。舞妓さんのかんざしなどにも使用されている華やかな美しさが魅力的だ。

店舗の奥にあるハナレの京町家で行う「つまみ細工体験」は、手染めの羽二重地の生地を使って本格的なかんざし作りができるとあって、これまで1万人以上が参加している人気体験だ。丁寧にレクチャーしてくれるため、初心者でも安心して参加できる。

花の形や色、仕上げの形などを、5つのカテゴリの中から自由に選んで組み合わせた髪飾りは、世界に一つだけのオリジナル。体験はお渡し時間を含めて約1時間半で、その日に持って帰ることができるのも嬉しい。体験希望の場合は前営業日までに事前申込が必要なので、余裕をもっての予約がおすすめだ。