グリル小宝

昭和36年（1961）創業、60年以上に渡り地元で愛され続ける老舗洋食店。看板メニューは、薄焼き卵でケチャップライスを包み、茶色いデミグラスソースをかけた昔ながらのオムライス。“京都のオムライスといえばグリル小宝”と言われるほど人気が高く、これ目当てに多くの観光客も訪れている。

美味しさの決め手は、“ドビソース”と呼ばれる秘伝のデミグラスソース。ブイヨンに牛すじ、タマネギ、ニンジンを入れて弱火でじっくり煮込み、途中でトマトケチャップなどを加え、18日間をかけて作り上げる。コクのある濃厚なドビソースは、薄いながらふんわりした玉子、タマネギや牛肉、豚肉など具だくさんのケチャップライスとの相性がよく、一度食べたらヤミツキになること間違いなし！ ドビソースは追加料金で2倍にできるので、ハマった人はぜひ。

ほかにも、ハヤシライス、カニクリームコロッケ、エビフライなど王道洋食メニューが多彩。何度も訪れて色んな味を楽しみたい。