
琉球王国の歴史と文化を感じる世界遺産・首里城の観光ガイド
世界文化遺産に登録されている、沖縄のシンボル「首里城」。 沖縄観光なら観光プランに必ず入るほど、人気の観光スポットでもある。 美しい建造物を眺めるだけでも楽しいが、歴史的背景をしっかり理解しておくことで、「首里城」をより楽しめるようになる。 この記事では「首里城」を満喫するために、知っておきたい情報と見どころ、琉球王国の歴史・文化が残る周辺観光スポットをご紹介。 琉球王国の歴史や雰囲気を、思う存分楽しもう。
1501年、琉球王国最盛期と名高い尚真王(しょうしんおう)の時代に建てられた陵墓。首里城をモデルにしたという巨大な石造りで、遺骨が埋葬されている墓室が東西3つに分かれているのが特徴。玉陵(たまうどぅん)に眠る王族の名が刻まれた玉陵碑をはじめ、1501年創建当初の遺構がそのまま残っている。
豪壮で巨大な石造建造物の歴史的価値が認められ、2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に認定。さらに2018年には、建造物としては沖縄県初となる国宝に指定された。
守護神として屋根の上に鎮座する3体の獅子像や、墓室前の欄干に描かれた龍など、細やかな造形も必見。玉陵奉円館地下の資料展示室では、琉球王国の歴史資料やパネル、模型を展示し、玉陵の歴史的背景や建築物としての価値を伝えている。
沖縄定番の観光スポット、首里城から徒歩5分ほどと近いため、首里城と合わせての見学がおすすめ。
1501年創建当初の面影を留める石造りの墓室
玉陵に葬られるべき王族の名が刻まれた「玉陵碑」
玉陵入口にある「奉円館(ほうえんかん)」
玉陵の門外にある「東の御番所(あがりぬうばんじゅ)」
欄干の細やかな装飾も素晴らしい
魔よけの神として塔の上に置かれた獅子像
可看到許多當地名為厨子甕的金斗甕和墓室照片哦