波上宮

その名の通り、青い海に張り出した岸壁の上に建つ古社で、地元民からは「なんみんさん」の愛称で親しまれている。発祥は不明とされているが、海のかなたにあると信じられている理想郷「ニライカナイ」の神々に、豊漁と豊穣を祈願し、祈りを捧げた拝所が始まりとされる。沖縄らしい南国ムードあふれる朱色の拝殿は必見。

ご祭神は、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男尊(はやたまおのみこと)、事解男尊(ことさかおのみこと)の熊野三神。女神である伊弉冉尊を祀ることから、恋愛成就や良縁祈願にご利益があるとされる。

人気のおみくじは、日本語はもちろん英語、中国語（簡体字）、台湾語（繁体字）と4か国対応で海外からの旅行者にも評判。

参拝が終われば、波上宮のある「波の上ビーチ」も散策しよう。ビーチ裏手には展望台もあり、のどかな港の風景を一望できる。