青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる十和田湖。約20万年前に始まった十和田火山の噴火活動によって形成されたカルデラ湖で、日本の湖沼の中で面積は12番目、最大水深は327mで3番目。湖から流れ出る奥入瀬渓流とともに国の特別名勝及び天然記念物に指定されている。
十和田湖をアクティブに楽しめるのは春から秋にかけての時期。湖や周辺の自然を湖上から眺められる遊覧船をはじめ、カヌーやボートツアーなどさまざまなアクティビティが開催される。
十和田湖南部に位置する休屋周辺は遊覧船の発着所のほか、宿泊施設や食事処、土産物店などが集まるエリア。高村光太郎が制作したブロンズ像「乙女の像」もこちらにあり、十和田湖観光の拠点にする人も多い。カヌーや十和田山でのトレッキングなどアウトドアを楽しむなら東湖畔エリア、十和田湖の全景を高台から見渡したいなら滝ノ沢展望台や紫明亭展望台のある西湖畔エリアを中心に回るのがおすすめだ。
ポイント
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20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖。
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「十和田湖および奥入瀬渓流」として特別名勝・天然記念物に指定されている。
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湖ではカヌーやボートツアーなど、さまざまなアクティビティを楽しめる。
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遊覧船乗り場や「乙女の像」のある休屋エリアはグルメ・宿泊施設が充実。
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湖から流れ出る奥入瀬渓流とセットで回りたい。