みらい美術館

みなとみらい地区にある学校法人「みなとみらい学園」の施設内に併設された、ガラス芸術作品を展示する美術館。ガラス工芸作品の収集家として知られる、みなとみらい学園の創設者・鶴見輝彦氏が蒐集した作品を中心に展示を行なっている。

コンパクトな美術館ながら、エミール・ガレやルネ・ラリック、ドーム兄弟らアール・ヌーヴォー、アール・デコ期を代表する作家の作品をはじめとした超一級のコレクションは、見る者を虜に。もともとは鶴見氏の「歯科系専門職には芸術的な要素、感性が重要」「歯科技工とガラス工芸には共通点がある」という考えのもと、歯科学園の学生向けにガラス工芸作品を公開していたことがこの美術館のルーツという歴史もユニークだ。

常時開館は行なっておらず、開館日は年に2から4回程度の企画展実施期間中の金、土、日の週末のみ。詳細は必ず事前にホームページ等で確認しておきたい。