大正3年(1914)に開店した「ビヤホールライオン 狸小路店」。日本人がはじめてビールをつくった地として知られる札幌で生まれたビールを楽しむために誕生したのが、現在のビヤホールライオンだ。
店舗のシンボルであるライオン男爵が店舗ベランダでお出迎え、店内は大正ロマンあふれる、いわゆるハイカラな造りの空間が広がる。数多くの人びとが乾杯を重ねたであろう時代の年輪が感じられる店内でいただく、伝統の一度注ぎで注がれる生ビールは絶品だ。
こちらでは、サッポロ生ビール黒ラベルやサッポロクラシック生ビールを中心に、さまざまな種類のビールと美味しい料理を楽しむことができる。なかでも北極星をモチーフにした赤い星のロゴが特徴的なサッポロラガービールは、「赤星」の愛称で親しまれており、現在もこの北極星を発売当初から受け継いでいる定番の人気商品だ。料理もビールと好相性な、道内の食材を使用したラムやじゃがいもの料理などが揃っている。
ポイント
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北海道開拓の礎となったビールを楽しむために生まれた道内最古のビヤホール。
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店舗は大正ロマンを感じるハイカラな造りになっている。
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赤い星のロゴが特徴的な赤星ことサッポロラガービールなど豊富な種類のお酒が楽しめる。