Cafe 青山文庫

2016年にオープンしたブックカフェ「青山文庫」。いつも賑わいを見せている店内は、レトロな机や椅子、インテリアを揃えたノスタルジックな空間になっている。落ち着いた黄熱灯の光に包まれた店内で、丁寧にハンドドリップされた珈琲を味わえる。

店内には常時3,000冊以上の書籍が揃えられており、恋愛物やミステリーなどさまざまなジャンルの文庫本や絵本、文学全集、ビジネス書までを気軽に手にとって読むことができる。テーブルごとにテーマが設定されているのも特徴で、座った席によって変わる本との出会いを楽しんでほしいという店主の想いが垣間見える。また、文庫本は販売可能、貸本コーナーでは2週間のレンタルが可能になっているので、読みきれなかった本は気に入れば購入したり借りることができるのもうれしい点だ。

メニューにもこだわりが多いのも人気の秘訣。ハンドドリップで淹れる珈琲はもちろん、天気によって色が変わるクリームソーダや、珈琲とソーダをミックスした珈琲ソーダなど、変わり種も多い。また、シチューライスなどのフードも販売しており、本を片手に長く過ごせるような配慮がうれしい。