島の人々と触れ合い、心が豊かになる島時間。 ゆめしま海道の島々と生口島をアクティブに巡る2泊3日の旅
広島と愛媛のほぼ中央、しまなみ海道の東側にある上島町は、瀬戸内海に浮かぶ25の離島が集まった町だ。船でしか訪れることができないため、ゆったりした島時間が流れ、島の人々は素朴で温かい。そんな雰囲気に惹かれて、日本はもちろん海外から移住した人もいるという。
弓削島の築100年を超える古民家で暮らすように過ごせる民宿。オーナーの川畑良文さんはサラリーマン時代に忙しく、なかなか奥様のちや子さんと過ごせなかったことから、いつか夫婦で一緒に働きたいと民宿を営むことが夢に。
民宿の候補地を夫婦でバイクで巡りながら探して、たどり着いたのが弓削島。島の人々の温かさ、毎日表情を変える海の美しさ、時間が緩やかにながれる独特の空気感に強く引かれて移住を決意。古民家を約2年間かけ、ほぼ夫婦でリノベーションして夢を実現した。
宿泊は1日6名まで。まるで瀬戸内海の島に住む、日本人の祖父母の家に遊びに来たような、素朴で温かな滞在ができる。露天風呂も夫婦で手作りし、自然に包まれた優しい空気の中で体も心も温まるだろう。
夕食は島の漁師さんが直接届けてくれるとびきり新鮮な旬魚を、刺身・煮物・焼き物・揚げ物などが次々に出てきて、テーブルに乗り切らないほどだとか。
宿所有の船があり、クルージングや船釣りなどのアクティビティにも対応。宿を通してこのまちを多くの人に好きになってほしいという、川畑さん夫婦の思いが詰まっている。