
琉球王国の歴史と文化を感じる世界遺産・首里城の観光ガイド
世界文化遺産に登録されている、沖縄のシンボル「首里城」。 沖縄観光なら観光プランに必ず入るほど、人気の観光スポットでもある。 美しい建造物を眺めるだけでも楽しいが、歴史的背景をしっかり理解しておくことで、「首里城」をより楽しめるようになる。 この記事では「首里城」を満喫するために、知っておきたい情報と見どころ、琉球王国の歴史・文化が残る周辺観光スポットをご紹介。 琉球王国の歴史や雰囲気を、思う存分楽しもう。
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16世紀に整備された、首里城へと続く石畳の道。
「首里金城町石畳道」は琉球王国時代の16世紀に整備された、首里城と各地方とを結ぶために整備された道のひとつである真珠道の一部。首里城から500mほど離れた閑静な住宅街にある首里金城町の坂道。幅平均約4mの道に約20-30㎝の琉球石灰岩が敷き詰められた石畳の道が約300mに渡って続いている。
真珠道は本来、国場川に架かる真玉橋まで続く約4kmの道だったが第二次世界大戦の沖縄戦により大半を破壊された。石畳の残る首里金城町は戦火を奇跡的に免れた地域で、道の両側には屋敷囲いの石畳も残る。琉球王国時代の雰囲気を今に伝える貴重な場所として、県の名勝にも指定されている。石畳の道は凸凹が多く、琉球石灰岩は濡れると非常に滑りやすいため、訪れる際はスニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめだ。
石畳の近くには神々を祀った拝所「内金城嶽」や、その御神木とされる樹齢200年以上のアカギの巨木も見ることができる。地元の人にとっては聖地とされる場所なので、マナーを守って静かに見学しよう。
周辺には屋敷囲いの石垣も多く風情たっぷり
首里金城の大アカギ
首里金城町石道的兩側殘留有石圍牆,也訴說著這古都首里老街面貌的道路哦