昼神温泉郷

長野県の南部に位置する阿智村にある温泉地。昭和48年（1973）に発見された比較的新しい温泉だが、pH9.7の強アルカリ性単純硫黄泉は、日本屈指の美人の湯といわれている。南信州最大規模の温泉地として人気を集め、エリア内には多くの温泉宿やホテルがあり、日帰り入浴も受け付けている。

温泉街の中心部にある日帰り専用の入浴施設「湯ったりーな昼神」では、温泉のほか食事処や休憩スペースあり、ゆっくりとくつろぐことができる。

大自然に囲まれた阿智村は美しい星空が見られることでも有名。環境省の全国星空継続観察で、星が最も輝いて観える場所にも選ばれた天体観測の聖地だ。開放感のある露天風呂からは、夜は日本屈指の星空を楽しむこともできる。

阿智村は「花桃の里」としても知られ、４月上旬～5月上旬にかけてはあたり一帯に桃の花が咲き誇る。伊那谷〜木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、約40kmにわたり国道沿いに花桃が植えられており、美しいドライブコースとしてにぎわう。