開成山公園

郡山市役所の目の前に広がる開成山公園は郡山市のシンボルとも言える都市公園。灌漑用に整備された五十鈴湖を中心に整備され、都会のオアシスとして市民に親しまれている。

総面積約30haの園内には陸上競技場や野球場、プールといったスポーツ施設のほか、自由広場や野外音楽堂などが併設されており、さまざまな用途での利用が可能。県内有数の桜の名所としても知られ、公園の西側にある開成山大神宮と合わせて約1,300本が花を咲かせる。なかでもソメイヨシノは明治11年（1878）に開拓者たちによって植えられた日本最古の貴重なもの。お花見シーズンには夜間のライトアップも行われ、昼夜を問わず多くの見物客が訪れる。

約400種800本のバラが植栽されたバラ園も見もの。見ごろを迎える6月と10月には一般開放され、色とりどりに咲く優雅なバラを楽しむことができる。秋の紅葉も含め、四季折々の自然を満喫できる散策コースとしておすすめだ。