合浦公園

JR青森駅からバスで20分の距離にあり、青森港に面した合浦公園は全国的に見ても珍しい市街地の海浜公園。水原衛作と柿崎巳十郎の兄弟が私財をなげうって造成し、明治27年(1894）に完成。青森市に寄付された。

17haの広大な園内にはソメイヨシノを中心に約670本の桜があり、春には市民を中心に多くの花見客が訪れる。また、夏は広い砂浜が続く海水浴場として家族連れを中心に賑わいを見せる。そのほかにも園内には青森市営野球場やテニスコート、ジョギングコースといったスポーツ施設、小動物や鳥類などを飼育する動物舎、遊具広場、茶室などバラエティ豊かな施設があり、市民憩いの場として愛されている。

園内は石碑が多いことでも有名。松尾芭蕉らの句碑や歌碑、青森市営野球場で達成された日本プロ野球初の完全試合の記念碑、胸像など31基が点在しており、見て回るのも楽しい。